アメリア公式ブログ

翻訳者ネットワーク「アメリア」が、
最新情報やアメリア会員の方の
翻訳実績を綴ります♪

今年最後の訳書紹介となりそうです。
感謝の気持ちを籠めて…

まずはロマンス作をご紹介

灼熱のアルハンブラ (ハーレクイン・ロマンス)
(2011/12/13)
ペニー ジョーダン
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翻訳を手がけられたのは、富永佐知子さん。
本作はペニー・ジョーダンの現代ものロマンス
ホットなシーンもありながら、切ない描写とドラマチックな展開で
多くのファンがいるロマンス小説界の大御所中の大御所です

「傲慢なスペイン貴族としっかり者のキャリアウーマンが
喧嘩しながらも運命の恋に落ちる王道のラブロマンス」
なのだそうで、さぞかし甘いロマンスが待っているのかと思いきや、
本作ではヒーローが頑固で堅物、&とっても怒りっぽいのだそうで……
「あんまり怒ってばかりいるとハゲますよといささか心配しながら」
翻訳を進められていたのだとか

ちなみに日本語版タイトル、富永さん案は激しすぎるのか
(ここでは書けませんけれども、ぴしゃりと言い切るセンスがさすがです)
なかなかそのまま決定とはならないようなのですが、
本作は富永さん案が見事採用されたのだそう

本音満載の富永さんからお寄せいただくご紹介コメントを
密かに楽しみにしている私です…
富永さん、これからもお待ちしています

そしてもう1冊、年の瀬に気になるテーマのこちらです

世界予言全書
(2011/09/22)
トニー・アラン
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翻訳を手がけられたのは真田由美子さん。

古代のシャーマニズム、聖書、中国の易経、
マヤ暦の予言、タロット占い、ノストラダムス……
古今東西各地で生まれ伝わる“預言”をテーマ別に47章に分類し、
エピソードと一緒にわかりやすく解説された書籍です

神の言葉--神託を告げる「預言」から、未来を予知することを意味する「予言」
--予知夢や予兆、占いも含まれます--へと発展した経緯も読み解いていきます

折しも今年は、身の回りのこと、社会、日本という国、
普段忙しい気持ちにかまけて見過ごしてきたことに直面した一年となりました。

自分から起こせるアクションもある一方で、
どうしようもできないものもあることを思い知りました。
これから先、どうなるのか……という思いは、多くの方々が
感じている素直な気持ちではないでしょうか。
過去の声を聴き、未来に思いを馳せるこの時期にぴったりのテーマの1冊です。


さて、アメリアは本日で仕事納めとなります。
絆の漢字が選ばれたこの一年、仕事でも、身近なところでも
たくさんの方々に本当にお世話になりました。
ありがとうございます。

アメリア事務局は年末年始12/28~1/4までお休みをいただき、
1/5より営業開始です
来年もみなさまにとって実り多き一年となりますように…

みなさん、良いお年をお迎えください


アメリア事務局
中川