泉智子さん翻訳 『ティアラは似合わない―取り替えられた運命〈1〉』
昨晩はすごい雷と雨の地域もあったとニュースで見ましたが
冷たい雨から一転、清々しい青空が広がりました~
ゴールデンウィーク間近、少しずつ初夏に近づいていますね
さて、今日はちょっとユニークなハーレクイン・ロマンスをご紹介します。
泉智子さんの最新訳書『ティアラは似合わない』です
ティアラは似合わない―取り替えられた運命〈1〉 (ハーレクイン・イマージュ)
(2012/03/30)
ジェシカ ハート
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泉さんには情報誌『Amelia』4月号でもロマンス翻訳の
描写のヒントをご執筆いただいているのですが、メールでも
手がけた作品にまつわる面白いお話をいつもお寄せいただき
それがまたとっても楽しくてワクワクしてしまいます。役得です…
本作の見所も教えていただいたのでちょっとご紹介しちゃいますね
今回は、仕事にも恋愛にも恵まれないヒロインが、
学校時代からの親友であるプリンセスの身代わりになって、
王室の生活を経験するお話なのですが、
ヒロインとプリンセスのメール のやりとりが楽しい、
ユーモアたっぷりの作品です。
いよいよハーレクインにもメールが登場する時代に
なったのだなあと、時代の進化を感じながら訳しました。
時代や背景が物語にイロドリをそえ、たくさん読んでいる方も
それがまた楽しい、と仰いますよね。
今回は太めで不美人で古着好き、というロマンス小説では珍しいタイプの
ヒロインが主人公お料理好きなヒロインならでは、おいしそうな食べ物も
たくさん登場し、訳す折にも楽しみなポイントの一つなのだそうです
市場で試食する姿も描かれるなど、表情や振る舞いが
目に浮かびそうなヒロイン像に親近感や愛着を感じてしまいそう。
新しいヒロインのロマンスを味わいながら、明るい気持ちになれる1冊です
刊行待機中の書籍もまた気になる作品ばかり…
泉さん、またのご連絡も楽しみにお待ちしています
アメリア事務局
中川