アメリア公式ブログ

翻訳者ネットワーク「アメリア」が、
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翻訳実績を綴ります♪

毎日本当に暑いですね~少し外に出るだけで汗だくだく……です
もう少し気温下がらないですかね~

さて、本日はアメリア会員の吉井智津さんの訳書をご紹介いたします。
本書は吉井さん念願のミステリ分野での訳書、夢が実現した1冊です。
ご連絡いただいた時、私も本当に嬉しかったです。



本書のご紹介については訳者の吉井さんから素敵なコメントを
およせいただきましたので、ご紹介いたします

デビュー作でCWAゴールド・ダガー賞を受賞した英国の実力派ミステリ作家
ベリンダ・バウアーの5作目です。

ある連続殺人事件をきっかけに、英国の小さな村に住む十歳の少女ルビーは
ある「現実」にぶつかってしまうのですが、
その先に何があるのか、そのとき彼女はどうするのかが大きな読みどころです。

いじめ、貧困、性差別、etc.と重苦しい雰囲気のなかでストーリーは展開しますが、
味のある脇役たちや心優しい少年が出てきたりして、ほっとする場面も。

少女ひとりの成長物語であるだけに終わらない、
読む人の心にズドンと大きな何かを残していく印象的な作品です。



「衝撃のサイコスリラー」である本書、夏にぴったりでしょうか。
吉井さん、このたびは嬉しいご連絡を本当にありがとうございました
またお目にかかれる日を楽しみにしております。

事務局 入江