アメリア公式ブログ

翻訳者ネットワーク「アメリア」が、
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秋といえばぶどうぶどうと言えば勝沼のぶどう祭りに行きたくなります。
ワイングラス片手に飲んで歩いて飲んで歩いて、一休み…を繰り返す、とても楽しい一日。
今年は行けるかな~

さて本日はアメリア会員の加藤万里子さんの訳書をご紹介いたします。




著者の前作は秘密基地の全貌を明らかにした『エリア51』。
本書もアメリカ現代史の闇をえぐるノンフィクションです。

Amazonより紹介文を引用します。

ペーパークリップ作戦とは、第二次世界大戦後、ドイツ人科学者たちを
極秘の軍事契約のもとにアメリカへ連れて来た政府の諜報計画である。
ドイツ降伏後、ヒトラーのもとで働いていた科学技術者一六〇〇人以上が
アメリカのために働くことになった。本書は、来る戦争のために兵器を
設計することを生涯の仕事とした男たちの物語だ。その多くが数々の
殺人に関わったにもかかわらず、アメリカで恵まれた人生を享受した。
正義の鉄槌が完全に振り下ろされたケースはひとつもない。


600ページ以上もある大作。
調査報道ジャーナリストであるジェイコブセン氏の徹底取材の膨大な記録、
翻訳も大変だったのではないか…と思います。
ぜひ手にとってお読みください。

加藤さん、ご連絡いただきありがとうございました
今後のご活躍も楽しみにしております

事務局 入江