アメリア公式ブログ

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今日はもう1冊ご紹介いたします。
アメリア会員の服部理佳さんが翻訳を手がけられたこちらの訳書です。



服部さんからのコメントです。

ギャングが徘徊し、ドラッグが蔓延するゲットー(黒人街)で生まれ育った高校生の女の子スターは、ある夜、幼馴染のカリルが警官に撃たれるところを目撃してしまう。しかし警察は、無抵抗のカリルを撃った白人警官の行為を正当化するため、カリルを極悪人に仕立て上げようとする。カリルの声になることを誓ったスターは、カリルの汚名をそそぐ為、証人として法廷に立つことを決意する。2017年ボストングローブ・ホーンブック賞、2018年ウィリアム・C・モリス賞等、数々の賞を受賞した話題作です。ブラック・ライブス・マターを扱った社会派YAですが、エンターテイメントとしても楽しめる作品で、現在アマンドラ・ステンバーグ主演の映画製作が進行中です。登場人物ひとりひとりのキャラクターがとても魅力で、特に元ギャングのパパはイチオシ!です。こんなパパが欲しかったと思うこと間違いなし。訳しながら何度も泣いてしまったほど(笑えるところも多いので、泣いたり笑ったりと忙しかった・・・・・・)いい作品でしたので、ぜひお手にとってみてください。

服部さんのコメントから、本書の面白さが伝わってきて、ワクワクしてしまいます。
泣いたり笑ったり、でも考えさせられたり―。
映画化も進行中ということで、ますます注目を浴びそうですね。

服部さん、お知らせいただきありがとうございました。
今後ますますのご活躍を楽しみにしております。

アメリア事務局 河原