アメリア公式ブログ

翻訳者ネットワーク「アメリア」が、
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翻訳実績を綴ります♪

このたび、アメリア会員の栗田佳代さんから嬉しいご報告✨をいただきました。
栗田さんが翻訳を手掛けられた『まっすぐだけが生き方じゃない』が文響社さんより刊行されたそうです。★文響社さんサイト→HP
栗田さん、おめでとうございます。🎊🎉

『まっすぐだけが生き方じゃない』

まずは栗田さん✨のコメントを紹介させてください。
翻訳の実務経験ゼロだった私のような者が、こんなすてきな本の出版翻訳に携わらせていただくなんて、アメリアのスペシャルコンテストがなければ絶対に叶わなかったことで、ほんとうに感謝しております。監修の先生と編集者さまのご尽力により、原書に根を張りつつも、日本語版独自の樹形に育ち上がった本書。葉と葉のあいだを抜けていく風の色にも似た軽やかなカバーの下には、美しく重ねられた年輪を思わせるような落ち着いたブラウンとゴールドが隠れています。コーヒーテーブルやベッドサイドには、カバーを外した姿も似合うかもしれません。もしもお手元に置いていただけることになりましたら、ぜひ、カバー下の表紙もご覧になってみてください。

 

編集者さん🍀からもコメントをお寄せいただきました!
「樹木」ーそれは誰もが毎日当たり前のように目にします。でも忙しい日々を送っている私たち人間は、身近な存在ほどわかっていない・・・原書を発掘したときは、そんなふうに思ったのを覚えています。コンテストを通して選ばれた栗田様の翻訳文は、まるで樹木が私たちに語りかけているかのような優しい文体が特徴です。そのスタイルが本書の伝えたいメッセージにぴったりで、愛らしく、心がすーっと落ち着く、ただ「翻訳」をしただけではない心のこもった文章だと感じます。人とのふれあいや対話の機会が減ってしまい、自然に目を向ける人が増えていますが、まさにそんな現代人のために作られた一冊です。(編集者Hさん)

今回、翻訳をご担当いただいた栗田様ですが、まず訳のすばらしさが、群を抜いておられました。
いい意味で「翻訳っぽくない」良さを感じ、そこにすでにあったかのように自然に読める文章に仕上げてくださっていて、とてもすてきでした。あたたかさ、親しみの中にも、凛とした芯を感じる栗田様の訳に支えられて、すてきな一冊に組み上がったこと、改めて感謝申し上げます。(編集者Tさん)
 

「原書に根を張りつつも、日本語版独自の樹形に育ち上がった本書」とはすばらしい表現!
ぜひ素敵な装丁にもお目を留めていただき、本全体を味わっていただけたらと思います。

栗田さん、このたびはお知らせいただきありがとうございました。
翻訳の実務経験ゼロから出版翻訳者デビュー🍀。
勇気をもらえる方も多いのではないでしょうか。
本書をきっかけに、今後さらなるご活躍を心よりお祈りしております。

アメリア事務局 河原🐕🐾