『ナチスの北欧幻想: 知られざるもう一つの第三帝国都市』
2023-02-13
本日はもう一作品ご紹介いたします。
アメリア会員の川岸史さんが翻訳をお手掛けになられたこちらの作品です。
川岸さんからコメントをお寄せいただきました。
第二次大戦中のドイツが北欧の”兄弟”と見なし、占領した国の中でもとりわけ多くの資源を投じていた国、ノルウェー。ヒトラーはかの地に大規模な新都市を築こうとしていました。その計画について、当時の新聞記事などさまざまな手がかりをもとに紐解いた本書。ナチスのプロパガンダの巧妙さや、当時のドイツ国防軍がどのような意図でノルウェーを占領していたのかが、改めて浮き彫りになります。原書も分厚くて、翻訳作業には半年ほどかかりました(その間、映像のお仕事も同時進行で進めていました)。調べ物も多く、なかなか難しい内容でしたが、私自身にも多くの発見と気づきをもたらしてくれた本です。とても読み応えのある本なので、ぜひ一人でも多くの方に読んでいただきたいです。
貴重な情報に満ち、読み応えのある好著。
版元は草思社さんです。
同社のサイトもぜひアクセスしてみてください。→CLICK!
川岸さん、お知らせいただきありがとうございました。
今後のご活躍も楽しみにしております。
アメリア事務局 河原🐕🐾