『世界目録をつくろうとした男 奇才ポール・オトレと情報化時代の誕生』 2024-06-13 本日2作品目のご紹介です。 アメリア会員の鈴木和博さんが翻訳を手掛けられました😀 鈴木さんからコメントをいただきました✨ 100年ほど前、世界中の知識を整理し、だれでも使えるようにするという現在のインターネットにも通じる仕組みを構想したポール・オトレの本格的な伝記です。図書館目録に使われる国際十進分類法をはじめ、索引カードによる巨大目録としての世界書誌、国際政府の拠点となる世界都市、「ムンダネウム」と呼ぶ機械的集合頭脳などを構想しながらも、二度の世界大戦に翻弄されたオトレの足跡を、ノーベル平和賞を受賞したアンリ・ラ・フォンテーヌ、建築家のル・コルビュジエ、SF作家のH・G・ウェルズなどとの交流にも触れながら、詳しく紹介しています。 インターネットがない時代に、知識で世界を結ぼうと考えた方がいらしたんですね🙌 各界を代表する著名人との交流も気になります😊 鈴木さん、お知らせいただきありがとうございました。 今後のご活躍もとても楽しみにしております❗ 事務局 榊原