『「ほどほど」にできない子どもたち: 達成中毒』 | 【Amelia】在宅でできる英語などの翻訳の求人・仕事探しはアメリア

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年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか。早いもので「七草の日」ですね。

さて本日はアメリア会員の信藤玲子さんが翻訳されたこちらの作品をご紹介いたします。

「ほどほど」にできない子どもたち: 達成中毒

インパクトのあるタイトルですね。
信藤さんからコメントをお寄せいただきました。
 
「子どもががんばるほど、心が壊れていく。彼らの叫びに大人は耳を傾けるべきではないか」
という三宅香帆さんの推薦文のとおり、「成績優秀校」に通う子どもの苦しみに焦点を当てた本です。
アメリカの裕福な家に生まれ、ハーバートやイェールやプリンストンといった超一流大学を目指す子どもの多くは、他人より優秀でなければならないというプレッシャーにさらされて心身を苛み、はてはアルコールやドラッグの依存症に陥る子どももめずらしくありません。
そんな現状を知った著者ジェニファー・ウォレスは、ジャーナリストかつ三人の子どもの母親としての使命感に駆られて取材をはじめ、ハーバード大と協力して質問票を作成し、6000人を超える親の声に耳を傾けました。
どんどん競争が激しくなる現代社会で、おとなも子どもも心身を壊すことなく生き抜くためにはどうしたらいいのでしょうか? 他人と結びついて助けあって生きていくことは可能なのでしょうか? 
この本は単なる現状分析にとどまらず、こういった問題を解決するための具体的な策も提案しています。子どもがいる人はもちろん、子どものいない人も当事者として読むことのできる本ですので、ぜひお手に取ってみてください。
 
子どもだけでなく、大人も『完璧でなければならない』と自分を追い詰めてしまう人は少なくありません。
心穏やかに現代を生き抜くための実践的なヒントがこの本には詰まっています。
全米でベストセラーとなり、Amazon年間ベストブックに選ばれた本書。
ぜひお手に取ってご覧ください。
 
信藤さん、お知らせいただきありがとうございました。
今後のご活躍も楽しみにしております✨
 
事務局 K😊