『野に咲く乙女に口づけを』&『ホビット 思いがけない冒険』
ぐっと冷え込んでいます
北海道は早くも大雪で停電が続いているエリアもある模様…
ここまで復旧に時間がかかるとは。避難生活を余儀なくされた
皆さまが一日も早く日常の生活を取り戻せますよう願っています。
さて。今週28日はJTFの翻訳祭に参加してきました
大盛況のまま幕を閉じた今年の翻訳祭、各セッションも
活気に溢れ貴重なお話が盛りだくさんだったようです。
多面的に翻訳業界を捉え、健全な発展を目指そうという意欲をびしびしと感じる会場でした
前置きが長くなってしまいましたが、本日も訳書を2冊ご紹介します~
まず1冊目は村山美雪さん&ジュリア・クインタッグ、
初期三部作シリーズの完結編『野に咲く乙女に口づけを』。
野に咲く乙女に口づけを (ラズベリーブックス)
(2012/11/09)
ジュリア・クイン
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記憶に新しい第二作で主人公・ベルと
「一年以内に運命の恋に落ちて結婚する」と賭けをした
当の本人、気ままな独身貴族のダンフォードが主人公。
男性張りに屋敷や農場を切り盛りし田舎暮らしをする
ヘンリエッタの後見人として社交界で花婿探しをするため
彼女を淑女へ導くのですが…
まるで『マイ・フェア・レディ』や『プリティ・ウーマン』。
大人で包容力のある魅力的な男性がはつらつとした女性に
惹かれる姿、自信を無くして不安を募らせていく可憐な気持ち。キュンキュンです
そしてもう1冊は堀江博子さんが翻訳を手がけられた『ホビット 思いがけない冒険』。
ホビット〜思いがけない物語〜
(2012/11/10)
J.R.R. トールキン
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『ロード・オブ・ザ・リング』の物語から遡ること60年。
きらびやかなドワーフ王の館があったエレボール山は巨大な竜にのっとられ、
ドワーフ王とその民たちは辺境の地に追いやられてしまいます
ドワーフ王が戻る日を待ちのぞみながらも、竜と戦う勇者が現れずにいました。
そんなある日、ホビットのビルボを冒険につれだそうと誘う魔法使い
ガンダルフが現れ、いつの間にかビルボは冒険に旅立つことになりますが…
実写映画の印象的なシーンで構成された大型絵本の本作
まだ映画を見るのは難しい小さな子どもでも要所要所が
おさえられすんなりと世界に入っていけそうです。
ちなみに映画版は12月14日より全国ロードショーだそうです
村山さん、堀江さん、ご献本のお心遣いありがとうございます。
ファンの方々にはたまらない世界観の作品のご紹介でした。
ますます多くの方が手に取られますように
アメリア事務局
中川