アメリア会員インタビュー


早朝の時間を有効に使うことで、学習と仕事、家事、子育てのバランスを実現。

岡田:翻訳会社にお勤めになってから、通信講座などで本格的に学習をはじめたということですが、その頃、お子さんは何歳くらいでしたか?

三浦:翻訳会社に勤めはじめたのは、上の子が1歳になったばかりの頃でした。しばらくして次の子が産まれましたね。

岡田:いちばんたいへんな時じゃないですか!

三浦:そうですね。産休をとっていましたが、生後2ヶ月か3ヶ月くらいのときにフェローのマスターコースを受講していました。幸い、泣いて手がかかる赤ちゃんではなかったので……。

岡田:それにしてもすごいパワーですね。幼児と乳児を抱えて通信講座を受講されるとは……。努力と勤勉、そのものです。

三浦:確かにたいへんと言えばたいへんだったかもしれませんね。復帰の焦りもあったけど、なにかこう、穴を開けてはいけないような気持ちがあって……。勉強しない期間に対してある種の焦りを感じていたんでしょうね。夜、子どもが寝てから勉強していました。

岡田:本当に勉強熱心でいらっしゃいますね。職場に復帰されてからの生活パターンは?

三浦:当時は9時半〜4時半の仕事で、残業もなく規則的でしたね。夕方子どもを保育園に迎えに行き、食事したら夜9時くらいに子どもと一緒に寝てしまう。早朝3時頃に起きて、通信講座などの勉強や文献を読み、朝5時半から家事をして夕食の仕度もしてから出社、というパターンでした。

岡田:……脱帽ものの勤勉さ! 早朝3時に起きて勉強をされていたとは!

三浦:その頃は頑張っていましたね。自分の勉強に費やせる時間があったのはありがたかった。今年2月にフリーになってからは、その時間がなかなか作れないので、今は仕事の効率化を考えています。

岡田:なるほど。フリーになったきっかけは?

三浦:郊外に引っ越ししたというのが大きな転機でした。子どもたちも都内の保育園から郊外の幼稚園に移り、生活も一変しました。

岡田:確かに大きな変化ですね。今のライフスタイルはどうですか?

三浦:以前は規則正しくメリハリのある生活だったけど、フリーになってからは、時間のコントロールが難しいですね。子どもが帰宅する午後3時までは仕事ができますが、それから子どもが寝るまではほぼ仕事はできず……。結局夜に仕事をして、少し寝て、また起きて仕事して、また寝て……と睡眠が細切れになることがよくあります。でも子どもとの時間が増えたのが、なによりの醍醐味ですね。

岡田:お子さんの習い事なども始められますね。

三浦:そうですね。これからいろいろはじめたいと思っています。その分、夜に仕事をしなければならないので、今の方が体力的にはきついというのはあるけれど。1日があと3時間くらいあればかなりラクでしょうね(笑)。

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