アメリア公式ブログ

翻訳者ネットワーク「アメリア」が、
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もうすぐ父の日ですね。両親の誕生日が6月&7月なので、
ズボラな娘は父の日も母の日も誕生日も、ぜ~んぶまとめてプレゼントを一つ
まとめすぎでしょうか

さて、本日はアメリア会員の江口泰子さんの訳書をご紹介いたします。





江口さんから本書の世界にぐっと惹きこまれる素敵なコメントをいただきました


本書は、世界中で1000人の起業家を支援してきた、
非営利ベンチャーキャピタル「エンデバー」の創業者リンダ・ロッテンバーグによる
1冊です。起業家がどうやって最初の1歩を踏み出すのか。
どうやってカオスを味方につけ、成功をつかむのか。
リンダはその秘訣を教えてくれます。

そのリンダも苦労を重ねて起業します。がむしゃらに働いて事業が軌道に
乗りかけた時に、ご主人が骨肉腫になって大手術を受けます。
そして自分は弱い人間だ、傷つきやすいリーダーだと認めることで、
人間的にも成長し、部下にも慕われるようになります。

本書にはレイラという女性が登場します。ブラジルのマクドナルドで
ハンバーガーを売っていた引っ込み思案の女性が、起業して
成功をつかむ物語ですが、本書では、いまの時代には、
誰のなかにも「小さなレイラ」がいるといいます。
あなたが誰であるかは関係なく、誰でも起業家のように考え、
行動する必要があると訴えます。

本書を読めば、夢はあるけれど勇気がなくて悩んでいる人も、
最初の1歩を踏み出せるかもしれません。
最後の章は、21世紀を生きていく双子の娘(小学生にして、
すでに起業家の卵!)に向けた手紙になっていて、
ちょっぴり泣ける場面もあります。



「世界中で1000人もの起業家を支援」されてきた著者。
沢山のドラマがあったのだと想像してしまいますが、そんな著者の
メッセージだからこそ、パワフルに、まっすぐに心に染み入りそうですね
熱い想いをしっかり受け止めたいと感じました。


江口さん、お知らせありがとうございました
今後のご活躍もとても楽しみにしております


事務局 入江