アメリア公式ブログ

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気持ちの良い青空が続きますね😊 寒いですがお散歩に行きたくなります⭐

 

本日はアメリア会員の伊藤伸子さんの訳書をご紹介いたします。

 

『極地探検で立証される 人体の限界』

 

伊藤さんからいただいたコメントをご紹介いたします。

 

極地への探検を舞台に極限生理学の歴史を読み解く一冊です。切り口は、実験室とフィールド、ジェントルマン科学、植民地・帝国主義、研究者のネットワーク、被験者の倫理、隠された女性研究者など多岐にわたっています。「科学」や「技術」というと、スマートな経過や結果がとかくひとくくりで語られがちですが、本書では、極限生理学という生命医学の一分野がきわめて泥くさく、人間くさく進展していった様子が豊富な資料をもとに「生々しく」描かれています。「科学」や「技術」の生の姿を垣間見れるという点でもとても興味深いです。

 

「極限生理学」という言葉を初めて知りました。
「人体の限界」…日常ではあまり想像したくないですが、危険に立ち向かってきた研究者の皆さんがいたから(いるから)こその恩恵を想像すると感謝の気持ちでいっぱいになってしまいます。

 

伊藤さん、お知らせいただきありがとうございました😊
今後のご活躍もとても楽しみにしております✨

 

事務局 入江