『もっと話を聞いてほしいんだ-ADHDの子どもたちが、大人に伝えたいこと-』
少しずつ秋の気配を感じますが、残暑が厳しく「一体いつまで続くの?」という気持ちになります。早く涼しい秋、来ないでしょうか…。💦
さて本日はアメリア会員の中尾由恵さんが翻訳をお手掛けになられたこちらの作品をご紹介いたします。
本書はアメリアの「スペシャルコンテスト」を通じて中尾さんに翻訳をお手掛けいただくことになりました✨
過去の開催例はこちら→CLICK!
本書は、臨床心理士である著者がADHDを抱える子どもの保護者に向けて、子育てのアドバイスを綴った一冊です。特筆すべきは、ADHDを抱える子どもたちのリアルな声が随所に盛り込まれていること。学校生活や友人関係における苦悩や葛藤、自分なりのADHDとの向き合い方、うまく対処できたときの喜びや誇らしさなどが、率直かつ雄弁に語られています。
アメリカと日本では、学校での支援体制や薬物療法の選択肢などに違いがあるため、本書のアドバイスは日本でそのまま適用できるものばかりではないかもしれません。ただ、当事者である子どもたちの思考や感情には、きっと通じる部分がたくさんあるはず。幼少期から自己表現が重視されるアメリカで育った子どもたちの雄弁な言葉は、日本の子どもたちが親や先生に伝えられずに内に秘めている声を、もしかすると代弁してくれているかもしれません。少なくとも、その声に対して想像力を働かせ、耳を傾けようとするきっかけを読者に与えてくれると思います。
本書が、発達に課題を抱える子どもを育てる親御さんにとって、少しでも参考になれば幸いです。
本書を翻訳するきっかけを与えてくださったアメリア事務局の皆様に心から感謝しています。いつもありがとうございます!
中尾さん、素敵なコメント✨をありがとうございます。
お気遣いのお言葉までいただき恐縮です。🙇♀️
版元の東洋館出版社でも詳しい紹介がありますのでアクセスしてみてください。
東洋館出版社HP
中尾さん、今後のさらなるご活躍を心よりお祈りしております。🍀
アメリア事務局 河原