アメリア公式ブログ

翻訳者ネットワーク「アメリア」が、
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翻訳実績を綴ります♪

アメリアも本日が最後の営業日となりました。
そんな今年最後にご紹介するのは、アメリア会員の服部理佳さんが翻訳を手がけられたこちらの作品です!



タイトルも虹色
表紙のイラストを見ているだけで、なんだか幸せな気持ちになります。

服部さんからコメントをいただきました。
ペンス副大統領の妻と娘が出した絵本(ペットのウサギが副大統領のお仕事を紹介する内容)のパロディとして出版され、発売後わずか2日で18万部、累計約80万部を売り上げ、NYTベストセラー・ランキング絵本部門で、今年3月の発売から6か月間、1位をキープ(7月のみ2位)、読者書評サイトgoodreadsで2018年ベスト作品絵本部門の次点を獲得した、大人気絵本の邦訳です。
同性婚やLGBT政策に反対姿勢を示す、ペンス副大統領を批判した内容で、ピリッとした毒気もありますが、声高に訴えるというよりは、かわいらしい動物たちが、フツウってなんだろうという疑問を提示する形で、個性の尊重、人それぞれの幸福といった大切なことを考えさせられる内容になっています。
帯文は、杉田水脈議員が「生産性」発言で炎上した際に、同性婚をカミングアウトしたロバート・キャンベル氏が書いてくださいました。本書の売上の一部は、セクシャル・マイノリティを支援する団体へ寄付されます


こんな素敵な絵本なら、子どもたちも楽しみながら、考えることができそうですね。
ぜひお手に取って現物をご覧ください。

服部さん、お知らせいただきありがとうございました。
またお目にかかれますことを楽しみにしております。

アメリア事務局 河原