『遺伝学者、レイシストに反論する 差別と偏見を止めるために知っておきたい人種のこと』 | 【Amelia】在宅でできる英語などの翻訳の求人・仕事探しはアメリア

アメリア公式ブログ

翻訳者ネットワーク「アメリア」が、
最新情報やアメリア会員の方の
翻訳実績を綴ります♪

本日はもう一作品ご紹介いたします。アメリア会員の小林由香利さんが翻訳されました。

『遺伝学者、レイシストに反論する 差別と偏見を止めるために知っておきたい人種のこと』

~内容紹介(Amazonより)~
アジア人は生まれつき数学が得意、黒人は身体能力が高い、ユダヤ人は金儲けがうまい……
人間の進化と多様性をめぐる議論が活発化している現代において、いまだに世の中には「誉め言葉の皮をかぶった」偏見であふれています。そして、そうした一見科学的に見える偏見は人種に関するステレオタイプを強化し、人種に優劣を見出す、人種差別の温床にもなっています。(中略)しかし、それは科学的に正しい考え方ではありません。レイシストは間違ったデータを利用し、疑似科学を用い、差別は科学的に肯定されるとでたらめを言っているのです。

本書では、固定観念や思い込みによって間違いがちな4つの分野(肌の色、純血性、スポーツ、知能)について、科学的な立場から差別や偏見を否定します。

著者ははっきり「人種にも人種差別にも科学的根拠はない」とし、遺伝学が解明できることとできないことを明らかにすることで、間違ったデータに基づくレイシズムにNOを突き付けています。“一見科学的”に思える偏見を正しい知識で上書きすることが大切ですね。

小林さん、お知らせいただきありがとうございます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

アメリア事務局 相澤