1 翻訳関連に特化した仕事へのアクセス
仕事へのアクセスには、2つの方法があります。希望の求人情報へご自身で応募するスタイルと、プロフィールを任意で公開し、企業からのスカウトを待つ方法です。依頼元はすべてアメリアの審査基準を満たした企業のみ。年間の求人件数は合わせて1,500件以上。600社以上のさまざまな企業と協力関係を結んでいるからこそ、多種多様な翻訳関連のお仕事のチャンスをお届けできるのです。
<ご利用企業一覧>
求人検索
応募できる求人数は年間1,500件以上。そのうち約3割は未経験でも応募可能。経験者対象の求人でも「 クラウン会員」であれば応募のチャンスが広がります。絞り込み検索が可能な翻訳分野は、「出版」「映像」「ビジネス・法務」「IT」「工業・技術」「メディカル」「金融・経済」「特許」「ゲーム」「その他」の10種類。
お仕事の報酬は企業から会員へ100%直接支払われます。
\ 求人応募の流れ /
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1 求人を検索
募集職種、翻訳分野、言語、クラウン会員指定、未経験でも応募可、翻訳支援ツール使用等、探したい仕事情報を自在に絞り込みできます。
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2 各求人の募集要項を確認
報酬目安や支払いサイトも事前に確認できます。気になる求人は「検討中リスト」へ。
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3 応募
応募書類は事前にMy 履歴書(顔写真なし)として保存でき、応募毎に編集も可能。
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4 書類選考通過者はトライアル等の二次選考へ
トライアル課題は企業から直接メールで届き、メールで提出するケースがほとんど。オンサイト勤務の求人はまれに面接が発生することも。
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5 採用結果通知
メールもしくはアメリアWebサイト「参加履歴」にて採用結果の通知があります。
スペシャルコンテストとは?
通常の求人では、書類選考通過者にのみトライアル課題が送られますが、このコンテストでは募集のタイミングでトライアル課題が公開されます。
応募訳文が採用されれば仕事に直結。年間10件前後の開催があります。
スカウト待ち
得意分野、経歴などを記した「Myプロフィール」を公開することで、プロフィールに興味をもった企業からスカウトが届きます。氏名や連絡先、住所詳細は非公開にできます。「クラウン会員」はその証である王冠マークが表示され、スカウトの可能性がさらにアップ!
\ スカウト待ちの流れ /
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1 プロフィールの登録・公開
プロフィールには、任意で定例トライアル応募歴等、アメリアでの活動状況を反映することもできます。
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2 企業から
スカウトメッセージが届くスカウトがあるとメールで通知が届きます。アメリアWebサイトで内容をご確認ください。
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3 スカウトメッセージに返信
企業への返信もアメリアWebサイトから。または直メールでもOK。
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4 求人によっては
トライアル等の選考へトライアルを課す企業もあれば、そのままお仕事の依頼が行われるケースも。
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5 採用結果通知
メールまたはアメリアWebサイトにて、採用結果の通知があります。
翻訳に必要なスキルと報酬について
語学力や専門知識を活かせる仕事として人気の翻訳。実力さえあれば居住地や年齢、育児などの生活スタイルに関わらず在宅で続けられる点も魅力です。翻訳の仕事は、実務、出版、映像の3つのジャンルに大別されます。
実務翻訳
実務翻訳とは、一般企業や官公庁などで発生するさまざまな文書を翻訳する仕事です。あらゆる業界から翻訳ニーズが発生するため文書の分野や種類は多岐にわたりますが、実務翻訳の主要な分野としては「ビジネス・法務」「IT」「工業・技術」「メディカル」「金融・経済」「特許」「ゲーム」など。中には特定の専門知識が必要とされる文書も多く存在します。
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求められる資質・スキル
特別な資格や免許は必要ありませんが、語学力以外にも日本語力や専門性・調査力などのスキルが求められます。あくまでも目安ですが、仕事をする段階で求められる語学力はTOEIC850点以上とされることが多いようです。
また、文書にあわせて適切な言葉で訳出する日本語の表現力も商品レベルまで高める必要があります。ある程度専門分野の土台が必要なケースもありますが、翻訳の7~8割は調べ物と言われるように、調査能力や情報収集能力でカバーできる面もあります。大切なのは、何かについて調査が必要な状況になったときに、どう調べれば必要な情報にたどり着くかの的確な判断ができることです。 文系出身者がメディカル翻訳者として活躍するケースなどご自身の「好き」や「興味」を活かせるのも実務翻訳の魅力です。
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報酬について
実務翻訳の多くが、原文の文字数もしくは訳文として仕上げた文字数で報酬が計算され、分量に応じた出来高払いとなります。
例えば、英日翻訳の場合では、英語の原文1ワードにつき○円という換算方法と、訳出した日本語400字(原稿用紙1枚)あたりで○円という換算方法があります。
原文ベースの場合は1ワードにつき7円~15円程度が、訳文ベースの場合は1枚につき1,000円~3,500円程度が相場となります。最終的な報酬は(翻訳レート)×(翻訳したボリューム)で決まります。
仮に、1万ワードの英日翻訳の仕事で翻訳レートが1ワード10円だった場合、10,000×10=100,000となり、翻訳者には10万円の報酬が入ることになります。
日英翻訳では、原文ベースの場合は1字あたり4円~10円程度、訳文ベースの場合は200ワードあたりで1,500~4,000円程度が相場となり、比較的英日より高額になるケースが多いようです。英語以外の言語については、特に翻訳者が少ない言語については英語よりも相場が上がると考えられています。
出版翻訳
出版翻訳とは海外の出版物を日本で出版する際に発生する翻訳で、いわゆる小説全般を指す「フィクション」と、小説以外の実用書全般を指す「ノンフィクション」に大別されます。「ノンフィクション」には「ビジネス書」「自己啓発書」「自伝や評伝」「発言集」「エッセイ」「ビジュアルブック」なども含まれます。
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求められる資質・スキル
他分野と同様に語学力はもちろん、日本語の表現力が特に大きく問われる分野です。文芸作品を訳すのであれば、作家並みの文章力が求められることも。また、出版翻訳を目指すからには、前提として本が好きなこと、多くの本を読んでいることが望ましいです。
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報酬について
書籍翻訳の場合、印税方式もしくは買い取り形式で報酬が支払われます。印税方式の場合、印税率の相場は4~8パーセント。例えば、印税率6パーセントで、定価1,200円の本が6,000部印刷されたとすると、1,200×6,000×0.06=432,000となり、印税収入は43万2千円。増刷されれば、さらに増刷部数分の印税が入ります。買い取り形式の場合は、1冊あたりいくらという報酬になります。
映像翻訳
映像翻訳とは映像コンテンツに関わる翻訳で、映画、ドラマ、TV番組、DVD本編や特典映像はもちろん、メディアの拡大にともないウェブ動画などの翻訳の需要も増加しています。「字幕翻訳」「吹替翻訳」「ボイスオーバー」などの種類に大別され、昨今はいずれにも対応できる翻訳者が増えています。
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求められる資質・スキル
他分野と同様に語学力はもちろん、話し言葉のセンスや表現力が必要とされる分野です。さらに映像翻訳独特のルールや手順を吸収し、使いこなす必要があります。また、比較的納期が短く、集中力やスケジュール管理能力が必要とされます。
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報酬について
映像の時間単位で報酬が支払われますので、セリフの多さは関係しません。相場は10分単位で5,000円~25,000円程度とかなりの幅がありますが、例えば、60分の映像を翻訳し、仮にその単価が10分あたり1万円だったとすると、報酬は6×10,000=60,000円となります。