『夢を売る百貨店 本日も完売御礼でございます』(「スペシャルコンテスト」より誕生!)
「次はどんな本を読もうかな?」とお考えの方、こんな作品はいかがでしょうか。
アメリア会員の鈴木沙織さんが翻訳された『夢を売る百貨店 本日も完売御礼でございます』。
タイトルからなんだかワクワクしませんか?😀
まずは内容のご紹介から。
ここは、眠っているときにしか訪れることができない<ドルグート夢百貨店>。
どこかに存在するこの不思議な街の住人・ペニーは、そんな憧れの百貨店に就職したばかり。
店主ドルグート、個性豊かなマネージャーたち、作品を生み出す夢師、不思議な生き物ノクチルカや妖精たちに囲まれながら、さまざまな夢を買いにくる客たちと出会う。
気になるあの⼈の夢、家族の帰りを待ちわびる⽼⽝がみる夢、繰り返す悪夢、夢追い人がみる夢、いまは亡き⼈との再会——
「<夢>はこんなにもリアルなのに、自分の無意識が作り出した幻に過ぎないなんてホントなんだろうか」。
著者のそんなふとした疑問から生まれた、やさしい連作短編集。(文響社HPより)
翻訳者の鈴木さんのコメントです。
このたび、スペシャルコンテストでお仕事をいただいた本が刊行されました!韓国のクラウドファンディングプロジェクトで出版が決まった小説で、昨年、翻訳していた時点でも本国ではすでに50万部のベストセラーでしたが、今では100万部を超えるほどの大人気の作品です。
眠っているときにしか訪れることのできない街を舞台に繰り広げられる物語は、私たち自身も眠っているあいだに実はこの街を訪れているのではないかと思えるほど、身近に感じられ、ファンタジーでありながらも、まるで現実に起こっているかのような感覚を味わえます。
本書を翻訳して以来、夢を見たときには本書に出てくる「ドルグート夢百貨店」に行って夢を買ったに違いないと思うようになりました(笑)
ぜひ、日本の皆さんにも楽しんでいただけるとうれしいです。
夢を売るデパート。もし現実にあったとしたら、どんな夢を買いたいですか? 私は…ここでは言えませんが、あれもこれもと思い浮かびます。
本書はスペシャルコンテストを通じて誕生いたしました。
出版翻訳のお仕事をお探しの方、出版翻訳者をお探しの編集者の方、ぜひご利用いただければと思います。
過去の実績はこちら→CLICK!
鈴木さん、このたびは素敵なご本を翻訳していただきありがとうございました。
今後のご活躍も楽しみにしております。
アメリア事務局 河原🐕🐾