アメリア公式ブログ

翻訳者ネットワーク「アメリア」が、
最新情報やアメリア会員の方の
翻訳実績を綴ります♪

昨晩の東京は暴れん坊の雨風でした
でも、どことなく風に暖かさが感じられてきましたね。
このまま春に近づいていけばいいなぁ…

さて、本日は幅広く出版翻訳を手がけている会員の谷垣暁美さんの訳書、
とびきりのファンタジー2作をご紹介いたします

ストレンジ・トイズ (ストレンジ・フィクション)
(2011/01/16)
パトリシア・ギアリー
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河出書房新社さんの新しい叢書、
ストレンジ・フィクションの第二弾となる本作。

「謎解きやオチを期待すると肩透かしを食いますが、
 好きな人には不思議な魅力がある小説だと思います」

と谷垣さんも仰るほど。
舞台は60年代のアメリカ。家族を救えるのは9歳の少女だけ…

現実と非現実、日常と非日常…その境界線はぐにゃぐにゃゆがみ始め、
読むことでしか体験できない幻想の世界へ誘われます。
文字通りストレンジ そしてなんともいえない世界観です

そして、こちらはゲド戦記の作者として日本でも
有名なアーシュラ・K・ル=グウィンの『ギフト』が文庫本になりました

ギフト 西のはての年代記Ⅰ (河出文庫)
(2011/02/04)
アーシュラ・K・ル=グウィン
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西のはての年代記1部作の1作目です。
文庫本だとどこでもトリップできて嬉しいですよね~
老若男女、たくさんの方々に世界を自由に
駆け巡る喜びを感じていただけますように…。
(私ってば逃避好き過ぎでしょうか)

谷垣さんからは2冊ともご献本いただきました。
いつも温かいお心遣い、本当にありがとうございます。

あなたも「頭を空っぽに」して、
すぐ隣にある不思議な扉を開いてみませんか


アメリア事務局
中川