アメリア公式ブログ

翻訳者ネットワーク「アメリア」が、
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翻訳実績を綴ります♪

芯から冷え込んだ昨日、市販のショウガゆず湯に、さらにすりおろしたショウガを加えて飲みました。ポカポカ温まって風邪ウィルスの追い出しに成功したようです出ていってくれて良かった~と一安心です

本日ご紹介するアメリア会員の小寺敦子さんのご訳書は、持込から刊行に至った一冊とのこと。諦めずに粘り強く取り組んだ結果、みごと翻訳出版につながった小寺さんのコメントにご注目ください



「こちらアメリアのサイトで知った日本出版クラブ内の「洋書の森」図書室で借りた本です。コーディネーターさんを通じて持ちこみを試み、お断わりされてもめげずにここならと思う出版社さんにアタックを続け、今春、出版が決まりました。

アメリカのYA作家ジャネット・タージンの初めての児童書で、本を読むのが苦手な子どもたちにも手にとってもらえるよう、フォントや章立て、イラスト等に色々と工夫をこらした作りになっています。ストーリーも12歳の少年デレクが偶然、屋根裏で見つけた古い新聞記事が、自分の過去と関係するらしいと知ったところから始まる先が気になる展開です。マンガは大好きだけど本を読まされるのは大嫌いなデレクに出た、夏休みの課題本の宿題。デレクは、いったいどうするでしょう? 本好きの子にもそうでない子にも、本を読まない小学生をもつ悩めるお父さん、お母さんにも読んでいただけたらと思います。」


小寺さんのエピソードから、情熱を持ってやり続けることの大切さを教えていただきました。すてきなご訳書をお知らせいただき、また現物もお送りいただき本当にありがとうございます

ちなみに、小寺さんが本作品の原書と出会った「洋書の森」については、アメリアWebサイトのこちらのページの最後でもご紹介しておりますので、ご興味がありましたらぜひご覧ください。

アメリア事務局 並木