アメリア公式ブログ

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最近、いろいろなマスクが出ていますね。ポリウレタン素材でできたマスクに注目しているのですが、どうなんでしょう。試してみたいです。

さて、本日はアメリア会員の寺町朋子さんが翻訳された作品をご紹介いたします。



版元は白揚社さん。
ポピュラーサイエンスなどのノンフィクションを中心に、出版意義の高い作品を生み出し続けている出版社です。
同社のHPにこのように説明があります。

製薬企業が53件の研究を追試したところ、結果を再現できたのはそのうちわずか6件。
再現失敗率、約90%――
命を救うはずの研究が、低すぎる再現性のために、無用な臨床試験、誤った情報、虚しい希望を生みだし続ける。ずさんな研究はなぜ横行するのか? その影響はどこまで及ぶのか? 改革は可能か?
トップ研究者から、政府組織の要人、業界の権威や慣習に立ちむかう「反逆児」、臨床試験に望みを託す患者まで、 広範な調査・取材を基に、ひそかに生命科学をむしばんできた「再現性問題」の全貌をあぶりだす。(HPより

本書はしばらく前に日本で話題になった研究不正よりむしろ深刻な再現性問題に焦点を当てたものだそうですが、
詳しくは、白揚社さんの「立ち読み」PDFでご覧いただけますので、まずはそちらをご覧いただければと思います。
再現性問題とは何かということに触れている第1章の冒頭をお読みいただけます。

寺町さん、今後益々のご活躍をお祈りしております。
アメリア事務局 河原