アメリア公式ブログ

翻訳者ネットワーク「アメリア」が、
最新情報やアメリア会員の方の
翻訳実績を綴ります♪

最近読んだミステリーが『ついには誰もがすべてを忘れる』。人間の記憶が1日か2日しか持たない設定なのですが、いや~面白かった。ミステリとしてはオーソドックスかもしれませんが、この設定が、ストーリーを2倍も3倍も面白くしていると思います。翻訳はアメリア会員の山北めぐみさん。山北さんの翻訳も当然ながら素晴らしいので、まだお読みでない方はぜひ!

そんな山北さんですが、今回はこちらの翻訳を担当されたそうです。
ハーパーコリンズ・ ジャパンさんから8月16日に刊行されたされた『マンソン・ファミリー 悪魔に捧げたわたしの22カ月』。



カルト集団マンソン・ファミリーの最年少メンバーによるメモワールです。今年はシャロン・テート殺害事件からちょうど50年。同事件をモチーフにしたタランティーノ監督の映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の公開を今月末に控え、マンソン・ファミリーに再び注目が集まっています。14歳の少女がいかにしてこのカルト集団の一員になったのかが丁寧に綴られるとともに、60年代のヒッピー文化もたっぷり盛り込まれ、映画の予習にもおすすめの一冊です。(山北さんコメント)

シャロン・テート事件、こんな凄惨な事件があったとは、恥ずかしながらまったく知りませんでした。
メンバーでなければ知りえない内幕、初めて明かされる衝撃の事実など、本書でなければ知ることができない事柄が綴られているそうです。
ぜひこの機会にお手に取ってみてください。

山北さん、お知らせいただきありがとうございました。
今後のご活躍も楽しみにしております。

アメリア事務局 河原