アメリア公式ブログ

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東京は空気がカラカラ。喉も肌も気になります。

さて、本日はアメリア会員の加藤今日子さんが翻訳された作品をご紹介いたします。



加藤さんから素敵なコメントをいただきました。
この翻訳のお話をいただいたとき、私はアマゾンについて「ネット通販最大手」という印象しかなく、CEOのジェフ・ベゾスのこともほとんど知りませんでした。世界最大手のクラウドサービスであるAWSからの収益が拡大していることも、実店舗や製薬業界、さらには宇宙開発にまで事業の幅を広げていることも、ジェフ・ベゾスが極めて秘密主義の人物として知られていることも、翻訳や調査の過程で学んだのです。本当のベゾスはどういう人物なのか、どういう意図で現在のアマゾンを作り上げようと考えたのか、その手段は何だったのか。本書はその謎を解決するためにベゾスに取材するのではなく、株主向けに公開されている「レター」という素材を分析します。間接的なように思える手法で謎に迫っていき、アマゾンだけでなくどの企業にも生かせる原則を見つけ出すという流れがとても興味深かったです。
翻訳期間が3ヶ月弱と短かったことや、話題が幅広い分野にまたがっていたことから苦労もありましたが、編集者の方に励ましていただきながら、充実した楽しい時間を過ごせました。とても興味深い内容ですので、ぜひ一人でも多くの方に読んでいただきたいです。


私も読ませていただいたのですが、一番驚いたのは、アマゾンが何よりも「顧客第一」に仕事していること。
私の勝手なイメージで申し訳ないのですが、アマゾンという会社は、いかに自社のサービスをアピールするか、いかに競合他社に勝つか、ということに力を注いでいるように思っていたのですが、まず何よりも顧客を幸せにすること。
それに心血を注いでいる会社なんですよね。それが良くわかりました。そして、やはりサービスの基本はそこにあるんだということを、あらためて考えさせられました。

ちなみに翻訳者の加藤さんは、ご自身のSNSでも本書の発信をされておられます。
本書が刊行された際には、東京の書店さん巡りをされたそうですよ。
その時の写真もアップされておりますので、ぜひアクセスしてみてくださいね。

【くまぼぼカフェ】
東京での書店めぐり
情報のリンク先まとめ

加藤さん、このたびはお知らせいただきありがとうございました。
そして、わざわざアメリアにも足をお運びくださいまして、ありがとうございました。
本書を語るときの、キラキラとした笑顔がとっても印象的でした。
またお会いできますことを楽しみにしております。

アメリア事務局 河原