『わが家をめざして』
2021-04-21
4月も後半。昨日の東京は夏のような陽気で、半袖で過ごしました。今日も夏日となりそうです。
さて本日はアメリア会員の宇丹貴代実さんが翻訳を手掛けられましたこちらの作品をご紹介いたします。
家(ホーム)とは、故郷とはなんなのか、鳩たちが教えてくれるかもしれない――
ロンドンの若き大学教員が、家庭のありかたや育児の難しさに苦しんだとき、心のよりどころとしたのは、千キロメートルのかなたから巣に帰ってくるレース鳩だった。子育てにも似た鳩の訓練をしながら、ブレグジットの時代に、「家」や「故郷」をめぐる文学を読んだ記録。(白水社HPより)
鳩の飼育から、家とは何なのか、故郷とは何なのかを考察するお話ということで、その切り口が面白いうえに、『オデュッセイア』といった文学作品や哲学者の作品なども登場するということで、とても興味深いです。
他にはない魅力を持つ本書。ぜひお手に取ってご覧ください。😊
宇丹さん、いつもながらお気遣いいただきありがとうございます。
今後のご活躍も楽しみにしております。✨
アメリア事務局 河原🐻