アメリア公式ブログ

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今朝、今年初めて蝉の声を聞きました。いよいよ夏本番という感じがします。😄

さて本日はアメリア会員の児島修さんが翻訳を手掛けられたこちらの作品をご紹介いたします。

 

 

児島さんからコメントをお寄せいただきました。
新進気鋭の若き黒人の歴史学者が、米国の人種主義(レイシズム)の歴史を振り返りながら、レイシズムがいかに制度としてこの国に深く入り込んでいるかを解き明かし、この制度的レイシズムを変革するためには個人の差別心を変えるだけではなく、社会や制度を形作っているポリシーから変えていなければならないと主張します。また同時に、彼自身の半生を振り返りながら、自らの内に潜むレイシズムにも目を向けます。BLM(ブラック・ライブズ・マター)運動が盛り上がる中、2020年に全米で130万部のベストセラーとなった話題作です。人種差別は単体の問題ではなく、経済格差、ジェンダーなど、幅広い差別と重なっているとも説いており、これからの時代を生きる日本の読者にとっても大切なテーマだと思います。ご興味のある方はぜひお手にとってみてください。

表紙に書かれた言葉が印象的です。
ぼくたちはレイシストになる方法を知っている。
レイシストでないふりをする方法も知っている。
だからいま、アンチレイシストになる方法を学びはじめよう。

本書は朝日新聞(2021年7月10日)の書評欄でも掲載されたそうです。
★こちら★

児島さん、このたびはお知らせいただきありがとうございました。
今後のご活躍も楽しみにしております。

アメリア事務局 河原🐕🐾