アメリア公式ブログ

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本日、2作目のご紹介です。
アメリア会員の浦田貴美枝さんが字幕翻訳を手がけられた作品をご紹介いたします。

『影として生きる 苦難のアフガン難民』
アジアンドキュメンタリーズ 9月配信
詳細はコチラから

 

浦田さんからコメントをいただきました✨

『アジアンドキュメンタリーズ』9月の特集は、今急速に政治情勢が悪化しつつある「アフガニスタン」と「難民問題」です。

比較的セリフが少なく、映像で魅せるタイプの作品でした。ドキュメンタリーは監督さんによって、セリフやナレーションが多いものと少ないものとに分かれますが、この作品はナレーションもテロップも全くない、ちょっと珍しいタイプでした。80分ものなのに、スポッティングと字幕翻訳が3日で終わってしまいました(最短記録かも)。

前回の作品は、イランの圧政に苦しむ女性人権活動家のお話でした。イランもずいぶん酷いことをするもんだ、と思いましたが、今回の作品を観てアフガニスタンよりはだいぶマシだと思えました。

紛争の多いアフガンからイランに逃れてきた難民一家の物語です。裕福ではないものの、平和に暮らしていた家族から離れ、移民にはない自由を求めて両親の祖国アフガンに移住を決めた青年、タギ。2018年当時とは違い、今はタリバンが侵攻しています。これから人々が平和で自由に暮らしていけるのか、タギはどうなるのか、とても心配になりました。

ニュースや報道では知ることができないアフガンを知ることができる作品ですね。
私もアフガンに移住を決めた青年の行く末が気になります。

 

浦田さん、お知らせいただきありがとうございました🙂
今後のご活躍もとても楽しみにしております。

事務局 入江