『辮髪のシャーロック・ホームズ 神探福邇の事件簿』 | 【Amelia】在宅でできる英語などの翻訳の求人・仕事探しはアメリア

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GWはいかがお過ごしでしょうか❓
毎年、慌てて半袖を出していたように記憶しているのですが…
今日は少し肌寒いですね。

本日はアメリア会員の舩山 むつみさんの訳書をご紹介いたします✨

 

『辮髪のシャーロック・ホームズ 神探福邇の事件簿』

 

舩山さんからコメントをいただきました😀

ホームズとワトソンを彼らと同じ時代に生きた中国人、福邇(フー・アル)と華笙(ホア・ション)とし、舞台を香港にしたパスティーシュ作品です。

コナン・ドイルの正典を見事に換骨奪胎した優れたミステリーであると同時に、大英帝国に租借されて40年、中洋折衷の新しい社会である香港島の様子が生き生きと描かれ、日本や列強諸国、新疆、ベトナムなども含んだ、ダイナミックな歴史小説でもあります。

福邇は北京育ちの満洲人で、ヴァイオリンではなく胡弓を演奏します。華笙は大清国の武官を辞して、香港で漢方医として働き始めました。

福邇は太極拳と八卦掌の達人、華笙は武芸百般に通じた武官という設定なので、アクションシーンも満載です。

私は子どもの頃からホームズが好きだったうえに、カンフー映画や武侠小説、日本と中国の武術の稽古、二胡の演奏が趣味なので、この本を読んでいて、まるで自分のために特別に用意された宝箱を開けたような気持ちでした。

作者に手紙を書き、自分でレジュメを書いて出版社を探したので、できあがった本を見て感慨無量です。

⭐作者による紹介ビデオ
『辮髪のシャーロック・ホームズ』著者・莫理斯(トレヴァー・モリス)さんが自ら語る、作品の魅力と創作秘話。 - YouTube


コメントを読んで私もじ~ん😍としてしまいました。
舩山さんの好きな要素がギュッと詰まった1冊だったのですね❗

 

舩山さん、ご連絡いただきありがとうございました。
今後もまた素敵な本に巡りあえること、そして、日本の読者にご紹介いただけることを
楽しみにお待ちしております⭐

 

事務局 入江