アメリア公式ブログ

翻訳者ネットワーク「アメリア」が、
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じめじめムシムシしたシーズンにはいり、
事務局では今週から背の高い扇風機をまわしはじめました。
するとオフィス全体が一気に快適に。すごいぞ、扇風機

さて~今日はロマンス2冊のご紹介です

まず1冊目は木下淳子さんが翻訳を手がけられたこちら
ヒストリカル部門のRITA賞受賞作です

運命の夜に抱かれて (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)
(2011/05/23)
ペネロぺ・ウィリアムスン
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舞台はアメリカ西部開拓時代
父親の暴力から逃れるため、花嫁募集の広告に応募する
17歳のヒロイン。広告主である紳士的な医師に会い
惹かれるのだが、花嫁を募集していたのは紳士の隣人だった。
未来の夫の元へ向かう道中で惹かれあう二人だったが、
その先には過酷な運命が……

厳しい時代背景の中で、健気に愛を育み前向きに成長していくヒロイン。
まわりの登場人物たちも魅力的なのだそう。
アマゾンのレビューや一般読者の方のブログなどでも
既に好評がたくさんあります

そしてもう1冊。

霧に包まれた恋人 (ラベンダーブックス)
(2011/05)
ヴィクトリア ホルト
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手がけられたのは松本都さん。
最近のロマンスとは毛色の違う作品なのだそうで、
熱のこもった紹介コメントもいただきました
(ありがとうございます!)

作者は「ゴシック・ロマンスの女王」とも呼ばれるヴィクトリア・ホルト。
 生涯に200冊以上の小説を著し、全世界での売上が累計一億部以上という
 人気作家です。
 1900年代後半に活躍し、1993年に亡くなりましたが、いまだに
 多くのファンから親しまれています。
 若いころから何度も読んでいるがちっとも飽きない、という熱狂的な読者が
 少なくありません。


“ゴシック・ホラー”とは違うので不気味さや怖さなどはまったくなく、
“『本格』の風格”を備えた作品なのだそう。

「ロマンスファンのみならず、今までロマンスを読んだことのない人、
 ロマンスはちょっと……と敬遠してきた人にも、是非おススメしたい一冊です。」
と松本さん。物語を堪能したい方はぜひ

木下さん、松本さん、これからもご活躍のお話を
楽しみにお待ちしております


アメリア事務局
中川