辻仁子さんのノンフィクション&冬木恵子さんのしかけ絵本のご紹介
会員のみなさんのお仕事実績は情報誌『Amelia』やアメリアWebサイトの
「アメリア会員の翻訳作品」とこちらのブログなどでご紹介しているのですが、
今月も続々とみなさんから訳書刊行、最新のお仕事状況の嬉しいお声をいただいています
年末までの残り数日はさらにたくさんのお仕事実績をご紹介していきますよ~
本日の1冊目は辻仁子さんが翻訳を手がけられた
『チベットの祈り、中国の揺らぎ――世界が直面する「人道」と「経済」の衝突』です。
チベットの祈り、中国の揺らぎ――世界が直面する「人道」と「経済」の衝突
(2011/10/25)
ティム ジョンソン
商品詳細を見る
本書が辻さんの初訳書となったとのこと。
辻さん、刊行おめでとうございます~
チベットと中国の問題は今に始まったことではありませんが、
「デリケートで重いテーマなので、訳す際にもちょっと緊張しました」
と仰る辻さん。でも著者の視点は決して扇情的ではなく、
公平でとっつきやすい内容なのだそう
「著者が自分の足でさまざまな人物・土地を取材していく、
臨場感が魅力の作品」で、その魅力が伝わるようにと考えながら
訳されたのだそうです
1冊にじっくり取り組む経験を通じて、“やっぱり翻訳は楽しい!”と
お感じになられたとおっしゃる辻さん。とても素敵です
そして2冊目は冬木恵子さんが翻訳を手がけられたしかけ絵本
美女と野獣 (とびだししかけえほん)
(2011/10/28)
ロバート サブダ
商品詳細を見る
大注目のしかけ絵本作家、ロバート・サブダ作の『美女と野獣』。
冬木さんからもご紹介コメントをいただいちゃいました↓
『美女と野獣』は、ボーモン夫人の原作に沿った物語が、サブダ
の手によって美しく、そして文字通り大きく展開する作品です。
ディズニーの世界しか知らない子どもたちにも、ぜひ手に取っても
らいたいと思っています。
実際に開いた様子が見られる動画もあるようなのですが、
なんともダイナミック&手が込んだしかけです
手と目で楽しみながら物語の世界にふれられるしかけ絵本は
クリスマスプレゼントにもぴったりですね
辻さん、冬木さん、刊行おめでとうございます~
ますますのご活躍をお祈りしています
アメリア事務局
中川