『金の羽根の指輪』
おはようございます今日はようやく、朝から気持ちの良いお天気になりましたね~
連日天気の話ばかりをついつい書いてしまいますが、
それだけ左右されている毎日なのでございます…
さてさて、先日会員の高橋まり子さんより最新訳書を
ご献本いただきましたので早速ご紹介いたします。
高橋さん、ありがとうございます
金の羽根の指輪 (創元推理文庫)
(2010/02/28)
ジャニータ・シェリダン
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今回の舞台は、ハワイのマウイ島
新聞記者の友人からの依頼と怯えたハワイ人の青年からの電話、
そして生暖かい風により部屋一杯に広がる「熟れすぎたマンゴーの匂い」…。
からっとした南国にはあまり似つかわしくない"不穏な気配"で物語は始まります。
ハワイ出身の新進小説家ジャニスと、義理の妹リリーが活躍する
本書の原作は、なんと1952年に刊行されたのだそうです
半世紀以上も前の作品だなんてまったく感じなさせずに
読者をひきこむ語り口は、まさに翻訳者さんである高橋さんの
お力あればこそ、ですよね
<ジャニス&リリー>シリーズは次回の第4作目がいよいよ最終作となるのだそうです。
いったいどんな事件が二人を待ち受けていけているのか…とっても気になりますが、
その前にまずは好評既刊から追っかけちゃいましょう
アメリア事務局
中川