アメリア公式ブログ

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家の前の桜並木は今週末ぐらいに満開を迎えそうです。お散歩が楽しみです。


本日はアメリア会員の金井真弓さんが翻訳を手掛けられた作品をご紹介いたします。


金井さんからコメントをいただきました。
ヴィクトリア朝の時代のロンドンを舞台に、探偵ジェスパーソンと助手のミス・レーンが活躍するオカルト・ミステリです。上下巻を横に並べるとタイトルが現れるという表紙になっています。
著者のリサ・タトルはSF界の重鎮であり、『フェミニズム事典』を著したフェミニストでもあります。
本作品はホームズものを意識したと思われるエンタメ的なミステリです。でも、それだけにとどまらず、女性の地位が低かった時代に男性と肩を並べて事件に取り組むミス・レーンの設定に、フェミニズムの思想が現れているように思いながら訳しました

表紙も印象的ですし、ぜひ読んでみたいです。
版元は新紀元社さん。
同社のHPでも詳しい紹介がありますので、ぜひご覧になってみてくださいね。
夢遊病者と消えた霊能者の奇妙な事件 上 
夢遊病者と消えた霊能者の奇妙な事件 下

ちなみにリサ・タトルさんの作品『贖罪物の奇妙な事件』も金井さんが翻訳をお手掛けになりました。
詳しくは★こちら★でご紹介しておりますので、合わせてチェックしてください。

金井さん、このたびはお知らせいただきありがとうございました。
今後のご活躍も楽しみにしております。

アメリア事務局 河原