アメリア公式ブログ

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とうとう今週末はクリスマスですね!今年も自宅で過ごすことになりそうなので、なにかクリスマスらしい料理を作りたいな~と考えています😁

さて、本日はアメリア会員の根本美由紀さんが翻訳された児童書をご紹介いたします。

『チャーリーとフロッグ 手話の町の図書館となぞのメッセージ』

根本さんからコメントもいただきました!

アメリカの架空の町を舞台に聴者のチャーリーと「ろう者」のフロッグが事件の謎を追う、小学校高学年向けのユーモア探偵小説です。

本書は2019年、アメリカ探偵作家協会が授与するエドガー・アラン・ポー賞、児童図書部門の候補になりました。作者のカレン・ケインさんは米ギャローデット大学(世界初のろう者・難聴者のための大学)で働く手話通訳者でもあります。

ミステリーを楽しみながらアメリカ手話やろう文化にも触れられる作品で、大人が読んでもおもしろいと思います。各章のはじめに手話単語のイラスト、見返しにはアルファベットと五十音の指文字のイラストが掲載されています。手話と謎、あきらめない気持ちとあったかい心がいっぱいつまった物語です。「手話の町」をかけまわるチャーリーとフロッグの冒険と、指文字や筆談、手話、ときには通訳を介して交わされるたくさんの会話をぜひお楽しみください。

指文字がわかるチャーリーと耳が聞こえず手話を使うフロッグ。ふたりは探偵コンビを組んで事件解決に挑みます!

根本さん、お知らせいただきありがとうございます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

アメリア事務局 相澤