『アントワネット』
2022-01-14
続きまして、國森由美子さんが翻訳を手がけられたオランダの文芸作品をご紹介いたします❗
(集英社HPより)
もし別の治療を試していれば、
もしもっと早く出会っていれば、
もし別の人と結婚すれば、
ぼくたちは幸福だったのだろうか?
几帳面な「ぼく」と自由なアントワネットは、愛に満ちた理想の二人だった――子供に恵まれないことをのぞいては。
病院で診察を受けるも原因は不明。時はいたずらに過ぎ、夫婦の間の亀裂は少しずつ広がっていく。
不妊治療に臨む夫婦を夫の視点から描く、オランダの実力派による文芸作品。
美しい過去への憧憬が、静かに、確かに、胸を打つ。
装丁からもどこか哀しい美しさがにじみ出ているようです。
このカップルが今後どのような関係を築いていくのか気になりました。
國森さん、お知らせありがとうございます❗
これからもご活躍を応援しております✨
アメリア事務局 並木