『脱毛の歴史 ムダ毛をめぐる社会・性・文化』
ひんやりとしたお天気が続きますね
梅雨らしいといえば梅雨らしいですが…ちょっと寒いです…
さて本日はアメリア会員の飯原裕美さんの訳書をご紹介いたします。
脱毛の習慣がインディアンの男性からスタートしたってご存知でしたでしょうか
私ははじめて知ったのですが、本書は非常に
アカデミックで知的好奇心を刺激される1冊です。
飯原さんのコメントをご紹介いたします。
アメリカにおいて、植民地時代には〝インディアン〟の
男性にのみ特異だった脱毛という習慣が、いかにして
女性(または性自認が女性だという人)にのみ押し付けられる
社会統制のひとつになっていったかを、社会や経済システムの
変遷をひもときながら論じた書です。
著者はジェンダー論がご専門の女性なのですが、あまり声高に
フェミニズムを叫ぶのではなく、しかし、個人の選択はほんとうに
自発的で自由なものなのか、知らず知らずのうちに社会の規範に
縛られて〝選択させられている〟のではないかと私たちに
問いかけてきます。いろいろなことを考えさせられる良書でした。
担当編集者さんからもコメントをいただきました。

誰しもが関心がありながら、これまで正面から捉えられていなかった体毛除去。
女性の脱毛習慣や、男性の髭剃りの習慣化などがどのような過程を経て今に至っ
てきたのか?知られざる歴史を丁寧に紐解いている読み応えある1冊です。
※2019.7.24追記
脱毛という習慣から考察される本書、奥深いです…
飯原さん、訳書をお知らせいただきありがとうございます
今後のご活躍もとても楽しみにしております
アメリア事務局 入江
