アメリア公式ブログ

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本日はもう一作品ご紹介いたします。アメリア会員の柳田麻里さんが共訳されました。

『翻訳のスキャンダル 差異の倫理にむけて』

~内容紹介(Amazonより)~
「よい翻訳」とはなにか?翻訳研究(トランスレーション・スタディーズ)の第一人者による代表的著作にして古典、待望の邦訳!差異を見つめ、よく読み、よく訳すための必読書。

柳田さんから下記コメントもいただきました。

「英語から外国語の翻訳点数に比べ、外国語から英語の翻訳点数はほんのわずか。異文化交流を促進するはずの翻訳が、文化、政治、経済といった側面で不平等なのが現実です。そんな現状を乗り越えるには、差異を肯定した翻訳が必要なのではないか――そう説くローレンス・ヴェヌティの代表的著作です。難解な学術書ですが、翻訳に携わるみなさまに、ぜひお手に取っていただきたいです」

言語を超えて様々な文化の架け橋となる翻訳ですが、同時に政治や経済における不平等さも浮き彫りにしてしまうとのこと。翻訳とは?を改めて考えるきっかけを与えてくれそうです。

柳田さん、お知らせいただきありがとうございます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

アメリア事務局 相澤