『帰りたい』
2022-06-28
本日はもう一作品ご紹介いたします!アメリア会員の安納令奈さん共訳の作品です。
~あらすじ(白水社さんのサイトより)~
ロンドンで暮らすムスリムの3人姉弟の末っ子が、聖戦の戦士だった父に憧れ、イスラム国に参加。姉たちは弟を救い出そうとするが…
安納さんからコメントもいただきました↓
「ロンドンで暮らすムスリムに立ちはだかる異文化(西欧文化とイスラム世界)の壁や、今、まさに起きているさまざまな『分断』をテーマにした作品です。作者は古代ギリシア悲劇『アンティゴネー』に着想を得、時を現代に移し、マサチューセッツ、ロンドン、ラッカ、イスタンブール、カラチと舞台を変え、五人の主要登場人物が運命の波に呑まれていく様子を描いています」
「ガーディアン」「ニューヨーク・タイムズ」などでブック・オブ・ザ・イヤーを獲得した作品だそうで、この著者は本書が初邦訳になります。ご興味のある方はぜひお手に取ってみてくださいね。
安納さん、お知らせいただきありがとうございます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
アメリア事務局 相澤