アメリア公式ブログ

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またしても雨がふったりやんだりですね…
昨晩、乾ききっていなかった洗濯物を夜まで干したままにしていたところ、
土砂降りの音で気付きました。あえなく洗い直しコースに…
変わりやすいお天気に振り回されず夕方でも蝉は元気に鳴いています

さて、今日はしかけ絵本2作のご紹介です
いずれも、翻訳を手がけられたのは杉本詠美さんです。
杉本さんからはそれぞれのおススメポイントも教えていただいちゃいました

まずは杉本さんが続けて手がけられているピーターラビットシリーズ

ピーターラビット 10ぽんのまっかなラディッシュ (あなあきしかけえほん)
(2011/06/27)
ビアトリクス ポター
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 ピーターラビットのあなあきしかけ絵本です。
 ページをめくるたび、10本あったラディッシュが
 1本ずつ減っていきます。さわって遊べる丈夫な絵本なので、
 小さなお子さんにおすすめです

見て触って遊べる立体的なしかけです~

続いては、映画化もされた名作のしかけ絵本。

チョコレート工場のひみつ (しかけえほん)
(2011/08/08)
ロアルド ダール
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こちらの見所は…

 『チョコレート工場のひみつ』は、ダールの軽妙なテキストも
 ブレイクのすてきな絵もたっぷり楽しめます。しかけもいっぱいです。
 ウンパッパ・ルンパッパ人(固有名詞の訳は柳瀬尚紀さん訳の
 評論社版に準拠しています)の歌もついています

『10ぽんの~』とはがらっとかわって、たっぷりのテキストと
細やかなしかけで読み応えもばっちりですね

ひとくちにしかけ絵本といっても、様々な年齢層に併せて
雰囲気もしかけの種類もそれぞれ工夫が凝らされていますよね。
作り手の「楽しんでね~」としかける気持ちがぎゅぎゅっとつまっています。

手にとって楽しめる絵本を通じて子どもたちが
もっともっと本が大好きになってくれそうです。
プレゼントにもおススメです


アメリア事務局
中川