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アメリア公式ブログ

翻訳者ネットワーク「アメリア」が、
最新情報やアメリア会員の方の
翻訳実績を綴ります♪

今日は、アメリア会員の福井久美子さんのご訳書を2冊ご紹介

しかも福井さん自らによる、分かりやすい解説付でお届けします。

一冊目は、夏本番直前の救世主巷で話題のダイエット本

水着を着る予定のある方、流行りのモード系ノースリーブトップスを着こなしたい方、

共にがんばりましょう!!

パリジェンヌ流 デュカン・ダイエット パリジェンヌ流 デュカン・ダイエット

(2014/06/27)

ピエール・デュカン

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これはフランスで大ヒットしたダイエット本です。

キャサリン妃やジェニファー・ロペス、ペネロペ・クルスなどが実践したことでも話題になりました。

これは、いわゆるたんぱく質ダイエットです。たんぱく質だけを好きなだけ食べて、

一気に体重を落とそうという減量方法です。

ですが、このダイエット法は四段階に分かれていて、第一段階で一気に体重を落とした後、

第二段階から野菜を食生活に取り入れることで減量のペースを落とし、第三段階からは

普通の食生活に戻る準備に入り、そして第四段階からはリバウンドしないための方策を

いくつか実践します。著者は、栄養士の資格を持つ元医師で、体の負担や健康面への

影響などにもかなり配慮されたダイエット・プログラムです。

二冊目は、自己理解が深まるとっておきの自己啓発書です。

ハーバードの自分を知る技術 悩めるエリートたちの人生戦略ロードマップ ハーバードの自分を知る技術 悩めるエリートたちの人生戦略ロードマップ

(2014/07/10)

ロバート・スティーヴン・カプラン

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著者はハーバード・ビジネス・スクールの教授です。進路に悩む学生や仕事に悩む

社会人学生たちの相談に乗った自身の経験を踏まえて、進路選びに失敗しないためには、

まずは自分を知ることが大事だと説きます。

というのも、給料が高いからとか、人から尊敬されるからという理由で、

特に望んでもいない仕事に就いて後悔する人が大勢いるからです。

自分は本当は何をやりたいのか、どんな人生を送りたいのかを見極め、

その望み通りの人生を進めば、充実した幸せな人生が送れるだろう、と著者は考えています。

そして、自分を知るための演習や、やりたい仕事で成功するためのノウハウが

いくつも紹介されています。将来や進路に迷っている人に是非手に取っていただきたい本です。

ハーバード・ビジネススクールの“キャリア相談室長”による

人生戦略の立て方、私も読んでみたいです(エリートたちとは地頭のデキが

違い過ぎると思いますが…)!

福井さん、お知らせいただきありがとうございました。

次のご訳書のお話も楽しみにお待ちしています

アメリア事務局 並木

今日は七夕ですが、冷たい雨 

沖縄に接近中の台風8号の動向が気になりますね~

全国初となる特別警報を発令する可能性があるそうですが、大きな被害が出ないことを祈ります

さて、本日はアメリア会員の田中健彦さんが翻訳された訳書をご紹介します

良い資本主義 悪い資本主義: 成長と繁栄の経済学 良い資本主義 悪い資本主義: 成長と繁栄の経済学

(2014/05/30)

ウイリアム J.ボーモル、ロバート E. ライタン 他

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田中さんは大手コンピュータ関連会社で開発者としてご活躍されたのち、米国のベンチャー企業での勤務経験もあり、本書の翻訳ではこれまでのご経験値をいかんなく発揮されています

本書にも登場する「イノベーション」という言葉。近年いろいろなところで(耳に)しますよね。

そこで、改めて辞書を引いてみました。

「イノベーション」とは “技術革新” だけではなく、“既存のモデルから飛躍し、新規モデルへと移行することを意味する、広義な概念”とのことです。

本書で「悪い資本主義」の典型と断じられている、大企業が中心の日本経済。

飛躍するために必要なこととは何なのでしょうか

著者の米国経済学会元会長ウイリアム J.ボーモルボーモル氏(92歳!)の舌鋒が冴えわたる本書。ぜひ直接ご覧になって答えを確かめてくださいね。

田中さんの今後のご活躍を心よりお祈りしております。

またお仕事のお話をお聞かせいただけますと幸いです

アメリア事務局 田部井

田中さんにご登場いただいたアメリアWebサイトの人気連載「Flavor of the Month」もぜひご覧ください

もうすぐ七夕がやってきますね

この梅雨空では難しいかもしれませんが、キラキラの夜空

広がってくれると良いですね。

今日ご紹介するのは、アメリア会員の牛原眞弓さんが翻訳された、

半世紀以上前から長く親しまれてきた児童書の名作です。

ウィニフレッド・グリーンの挿絵が、作品にドリーミーで何とも美しい色彩を

添えています。

レスター先生の生徒たち レスター先生の生徒たち

(2014/06)

チャールズ ラム、メアリー ラム 他

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牛原さんによる「訳者あとがき」も素晴らしい文章ですので、

ぜひお見逃しなく!

この作品を懐かしく読み返しているうちに、ああ、なんと愛らしく心あたたまる物語だろう、こういう作品をこそ私は訳したかったのだと、目が開かれる思いがしました。そこには、多感な少女たちの細やかな心の動きが、みごとに描かれていたのです。とくに、「とりかえ子」では、両親への愛や友情だけでなく、高慢や嫉妬や罪悪感など、きれいごとだけではない、ありのままの感情があふれるように描かれています。それでいて挫けることなく、乗り越えて成長しようとする健気な少女の姿に、思わず目頭が熱くなるのでした。

(「訳者あとがき」より)

牛原さんは、本書で本格的なフィクションデビューを果たされたそうです。

それも待望の児童文学作品とのこと、感慨もひとしおのことと思います。

すてきなご訳書を事務局までお送りいただき、誠にありがとうございました。

今後のご活躍も心からお祈りしております。

アメリア事務局 並木

毎日蒸し暑いですね~

今朝の天気予報で「最低湿度70%」とあったのですが

最低湿度が70%って……空気が重く感じます

さて、本日はアメリア会員の川岸 史さんの翻訳作品をご紹介いたします。

ダブル―完全犯罪― [DVD] ダブル―完全犯罪― [DVD]

(2014/06/27)

キューバ・グッディング・Jr、エマニュエル・ヴォージエ 他

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川岸さんは吹替翻訳を担当されたそうです。

昨日の6月25日レンタル開始、6月27日DVD発売とのこと。

Amazonよりあらすじを引用します。

【あらすじ】

FBI国際捜査担当のジョン・ネルソンは、サックマン社CEOロナルド・オステルベルグの

事件の証人になるはずのデニス・アーチャーを目の前で殺害される。

残されたデニスの指から、アメリカで2年前に死んだとされるマイケル・スコットと

同一人物であると判明。彼の妻だったレベッカに会いにいく。

NYスパイグラス誌で働く彼女は、ネルソンから全てを聞き、オーストラリアで事件の

調査を開始する。次第に、ネルソンと捜査を共にするようになるが…。

「世界を股にかけた大捜査」、サスペンス好きには気になる作品ですね

ご活躍の川岸さん、お知らせいただきありがとうございました。

今後のご連絡も楽しみにお待ちしております

アメリア事務局・入江

『駄作』

2014-06-25

昨日は都内でものすごい量のヒョウが降り、ビックリしてしまいました皆さまお怪我はなかったでしょうか

テレビのニュース番組で見た光景はSFのようでしたね

日本の梅雨といえば、シトシトと降り続く雨のなか、紫陽花が色づく情緒ある光景を思い浮かべますが、天気予報が雨だと恐ろしくて外出もはばかられますね…。

…ということで、読書はいかがでしょうか

 アメリア会員の林 香織さんの翻訳作品をご紹介します

駄作 (ハヤカワ・ミステリ文庫) 駄作 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

(2014/06/06)

ジェシー・ケラーマン

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衝撃的な作品タイトルですが、こちらはエドガー賞の候補作。もちろん「傑作」であること間違いなしです  

気になるストーリーをちらりとご紹介しますね。

予測不可能の展開で読者を打ちのめす強烈スリラー

盗んだ原稿でベストセラー作家に成り上がった男は途方もない陰謀に巻き込まれる!

ベストセラー作家だった親友ビルが死んだ。追悼式に招かれた売れない作家プフェファコーンは、ビルの仕事場で未発表の原稿を見つける。誘惑にかられた彼はその原稿を持ち出し、自作と偽って刊行した。思惑通りの大当たりで、一躍ベストセラー作家に成り上がったプフェファコーンだったが、その身の上に思いもよらぬ大事件が!
(出版社HPより)

 訳者の林さんによると、 「奇想天外」「驚愕の展開」という帯の文句どおり、驚きの結末が待っているそうです。

著者の遊び心に付き合いながら、怒涛のように訳されたとのことですが、そのコメントからも

作品の持つパワーが伝わってきます

皆さまもぜひ“衝撃の結末”をご自身で確かめてくださいね。

林さん、ご連絡いただきありがとうございました。

これからもご活躍を応援しております!

アメリア事務局 田部井

梅雨の合間の貴重な晴れ間、いかがお過ごしですか?

私は近所の公園の水場に遊びに行ったり、涼を感じられるエリアを楽しんでいます。

(蚊の大量発生が始まる前に…)

本日ご紹介するアメリア会員の市ノ瀬美麗さんの最新ご訳書は、

ちょっとミステリーの要素もあるロマンスです

別れ別れになった恋人との禁断の再会…。

標的─忘れられないまなざし─ (マグノリアロマンス) 標的─忘れられないまなざし─ (マグノリアロマンス)

(2014/06/09)

ケイティ・レウス

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このひとはだれ──?

彼女の大切なサムを思わせる瞳を持つジャックという名の男に出会った瞬間、

ソフィは彼にたまらなく惹かれるのを感じた。

サムはアフガニスタンで命を落としたのだから、

ジャックはサムじゃない。なのに、彼を見ていると、遠い昔のサムとの

思い出がよみがえってくる。

ソフィがジャックに惹かれる一方、ジャックは彼女を渇望した。

もうずっと渇望しつづけてきた。しかし、サムという過去を捨て、

〈ブラック・デス9〉の諜報員として生きると決めた彼は、

自分の正体をソフィに明かすことができず……。

市ノ瀬さん、この度はご訳書をお知らせいただきありがとうございました。

次のご訳書のお話も楽しみにお待ちしています。

アメリア事務局 並木

ワールドカップを見ていますが、試合そっちのけで、イケメンチェックに余念がない河原でございます

明日はぜひギリシャに勝ってほしいです。 がんばれニッポン

さて、本日はアメリア会員の富原まさ江さんが共訳を手がけられました訳書をご紹介いたします

MICHAEL JACKSON, INC. マイケル・ジャクソン帝国の栄光と転落、そして復活へ MICHAEL JACKSON, INC. マイケル・ジャクソン帝国の栄光と転落、そして復活へ

(2014/06/19)

ザック・オマリー・グリーンバーグ

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マイケルに関する本はあまたあれど、本書はマイケルの実業家としての面に光を当てたものだそうです。

突然の死から5年。今なお富を生み続ける“King of Pop”は、数十億ドル規模の巨大ビジネスそのものだった。音楽ビジネスに精通した創業者にして、あらゆる決断と創造性の源だったのは、「最も重要な商品」である彼自身。多くの証言から、実業家マイケル・ジャクソンに迫る。(阪急コミュニケーションズHP

亡くなってもなお絶大な人気を誇るマイケル・ジャクソン。新たな切り口で紹介した本書をぜひお手にとってご覧ください。

富原さん、ご連絡いただきありがとうございました。

今後のご活躍も楽しみにしております

アメリア事務局 河原

台風が近づいているようですね。東京も雲行きが怪しくなってきました…

さて本日はアメリア会員の小林由香利さんが翻訳をてがけられた訳書をご紹介いたします

どんな場面でもそつなく振る舞える コミュニケーション・テクニック90 どんな場面でもそつなく振る舞える コミュニケーション・テクニック90

(2014/04/25)

レイル・ ラウンデス

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気になる目次が並ぶ中、最初に目を引いたのが「「さようなら」も「こんにちは」と同じくらい大きな声で」というコツ。

私は毎晩犬の散歩に行くのですが、よく会うお散歩仲間に、別れ際にはいつも「おやすみなさい」と大きな声をかけてくださる方がいます。その方とお別れした後は何とはなしに気分が良くなり、また明日も会いたいななんて気持ちになります。

これはまさしく「「さようなら」も「こんにちは」と同じくらい大きな声で」の効果では!と実感

他にも小さなコツとして紹介されているのが「相手を笑顔にする「件名」にする」、「名前を聞いても思い出せないときは同じ名前の知り合いが二人いると言う」、「言葉のおならには言葉の助け船を」とか。いますぐ読みたくなりませんか?

小林さん、訳書をお送りいただきありがとうございました。

早速読み始めました。これを読みおわっったころには私もそつなく…

アメリア事務局 河原

湿度が高く蒸し暑い日が続きますが、こんな日はさっぱりとしたそうめんが食べたくなります

さて本日はアメリア会員の山下愛純さんが翻訳を手がけられました訳書をご紹介いたします

すてきな愛の夢 すてきな愛の夢

(2014/06/16)

アンドレア・ヴィターリ

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なんとも幻想的で、ロマンティックな雰囲気が漂う表紙

アマゾンの内容紹介を読んでも、登場人物がキャラクターの濃い方ばかりのようで、映像化しても面白そうな作品だなと感じました。

訳者の山下さんはこれまで翻訳のご実績はなかったそうですが、アメリアで掲載していたリーディングスタッフ募集の求人で採用されたことをきっかけに、訳書刊行へ至ったそうです

しかも、オリジナルはイタリア語数々の高いハードルをクリアされて訳書刊行までたどり着かれたのは、ひとえに山下さんの実力とお人柄があってこそ!

山下さん、本当におめでとうございます

皆さんぜひお手にとってご覧くださいね

アメリア事務局 河原

小さな女の子が「ありのままの~姿見せるのよ~」と歌っているのをよく見かける今日この頃。

あまりにも話題になっているので少々出遅れましたが『アナと雪の女王』を観てきました

声に出して歌いませんがやはり、しばらく「ありのままの~」が頭の中でかかりっぱなしになっていたのでした…。

本日ご紹介させていただく作品のヒロインはコンプレックスを抱え、

「自分は美しくない」とあきらめかけている“いきおくれ”の男爵令嬢ジョーン。

はたして彼女は「ありのままの」(←しつこいですか )自分を受け入れて愛を勝ち取ることが出来るのでしょうか…

アメリア会員の寺尾まち子さんの最新訳書です

本物のキスは罪深く甘く (ラズベリーブックス) 本物のキスは罪深く甘く (ラズベリーブックス)

(2014/06/10)

キャロライン・リンデン

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翻訳された寺尾さんから作品愛の詰まったコメントをお寄せいただきましたので、ご紹介させていただきます

ロマンス小説のヒロインの多くは誰もが認める美貌の持ち主ですが、今回の作品のヒロインはちょっぴり太めで、背が高いことを気にしています。

でも、率直な物言いが気持ちよく、こんな子だったら友だちになりたいな…と思いながら訳しました。

「美しい深窓の令嬢」にも憧れますが、完ぺきではないけれど、等身大のヒロインの恋、自分の友だちを見ている気分で応援したくなりますよね

寺尾さん、作品のご刊行おめでとうございます!

ぜひ、またお仕事のお話を聞かせていただけると嬉しいです。

アメリア事務局 田部井

ワールドカップでの連日の熱戦に負けじと(?)6月にしては暑すぎる日が続いていますね

日本代表は惜しくも初戦を勝利で飾れませんでしたが

2戦目のギリシャとの試合(TV観戦)に向け、スタミナをつけて乗り切りましょう

本日は、魅力的なヒロインが大活躍する作品をご紹介します

アメリア会員の田辺千幸さんが翻訳されたミステリ作品

貧乏お嬢さま、空を舞う (コージーブックス) 貧乏お嬢さま、空を舞う (コージーブックス)

(2014/06/10)

リース ボウエン

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田辺さんはシリーズ第一巻(『貧乏お嬢さま、メイドになる』)の邦訳が出版される以前からこちらのシリーズが大好きだったとのこと

ご縁あって第三巻目となる本作から翻訳を担当されることになった田辺さん。

田辺さんのアツい想いで“引き寄せの法則”が働いたのかもしれませんね。

翻訳された田辺さんからコメントをお寄せいただいたのでご紹介します。

王位継承順位は34番目だけれど貧乏なお嬢さまのジョージーがいろいろな事件に巻き込まれては、それを解決していくのですが、ジョージーがとにかくキュートです。たくさんドジも踏みますが。

ほのかなロマンスもあり、20世紀初期のロンドンの暮らしやスコットランドでの生活も書きこまれ、もちろんコージーブックスらしくお料理も出てきます。

ファンも多くとても楽しいこちらのシリーズ、ぜひご覧になってみてください

田辺さん、素敵な作品をお知らせいただきありがとうございました。

益々のご活躍をお祈りしています。

アメリア事務局 田部井

ワールドカップが開幕しましたいきなり強国ブラジルの登場絶妙なパス回しと華麗なテクニックに寝ぼけ眼も一気に覚めましたこれから1ヶ月楽しみです

さて本日はアメリア会員の島田楓子さんが翻訳を手がけられた訳書をご紹介いたします

パルトロウ家のレシピノート パルトロウ家のレシピノート

(2014/05/29)

グウィネス・パルトロウ

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パルトロウ家とは女優グウィネス・パルトロウさんのこと。日本でも大人気の女優さんですよね

アメリカの『ピープル』誌で「世界で最も美しい女性ランキング」で第一位に輝いたこともある彼女。

そんな彼女のレシピ本が邦訳されたとなれば、待ってました!という方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか。

訳者の島田さんによると、大好きだった亡きお父さま(プロデューサーのブルース・パルトロウ)との思い出や、愛する子どもたち、友人など、大切な人とともにする食事についてのエッセイが読みどころだそうです。

おいしくて健康的なお料理を紹介するだけでなく写真やエッセイもあり、なんだか見ているこちらまで幸せな気持ちになれそうな本です。

島田さん、お知らせいただきありがとうございました。

今後のご活躍も楽しみにしております。

アメリア事務局 河原

アメリア会員の真田由美子さんから、今年の1月に刊行されたご訳書

『キッチンの歴史――料理道具が変えた人類の食文化』をお知らせいただきました。

本書の魅力を伝える、分かりやすい解説もご執筆くださいました

本書は、軽妙な語り口の読んで愉しく、目を開かさせる食の歴史の文化論です。d

英国のフードジャーナリストの著者ビー・ウィルソンは歴史家でもあり、名文家でもあります。

軽妙洒脱なエッセイ風の筆力が冴える、膨大な文献資料に裏打ちされた歴史書

『キッチンの歴史』は、著者の面目躍如の著書といえましょう。

訳出していたときは、原作のここちよいリズム感のある文体ウィットに富む軽妙な語り口

日本語にするのが楽しくてたまらなかったことを覚えています。

太古からの歴史を俯瞰して見えてくる現代の食事情。本書を読めば、その宝物に気づくはずです。

こうした歴史書の魅力とは、今を生きる意味を私たちに教えてくれるところにあると思うのです。

キッチンの歴史: 料理道具が変えた人類の食文化 キッチンの歴史: 料理道具が変えた人類の食文化

(2014/01/15)

ビー・ウィルソン

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歴史書でありながら文体でも魅了するなんて、とても筆力のあるご著者なんですね。

それを真田さんがどう腕をふるって翻訳されたのか、ぜひお手に取ってご賞味ください。

私事で恐縮ですが、私は最近、ストウブの良さにやっと目覚めました。

カレーもシチューもミネストローネも、やっぱり美味しい気がします。

あとはお米を炊きたいです!

お鍋一つとっても、きっと先人たちの汗と涙の結晶なんでしょうね。

焦げ付きにくい鉄のフライパンも欲しいです

アメリア事務局 並木

大嫌いな人が大好きになる瞬間って、どんな化学反応が起きているのでしょうね?

アメリア会員の村山美雪さんがお送りくださった最新ご訳書は、

初対面での印象が最悪だったふたりが、反目しながらも自分自身を見つめなおし、

かけがえのないものを手にするまでのラブストーリーです

村山さんは、ジュリア・クインの作品を約20冊近くも翻訳されている大ベテランの方。

作品に盛り込まれた英国の文化や歴史の豆知識についても「訳者あとがき」で

丁寧に解説してくださっています。

その博識さや丁寧な仕込みにも感嘆しますが、この重層的な人物相関関係はファンの方には

たまらない魅力だと思います。このご著者の作品は、一つ一つの作品の背景に壮大な世界観が

広がっているんだなぁと思いました。

大嫌いなあなたと恋のワルツを (ラズベリーブックス) 大嫌いなあなたと恋のワルツを (ラズベリーブックス)

(2014/06/10)

ジュリア・クイン

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村山さん、ご訳書をお送りいただき誠にありがとうございました

今後のご活躍もお祈りしています。

アメリア事務局 並木

アメリア会員の田村美佐子さんから、新しい訳書をお送りいただきました。

田村さん、ありがとうございます

スィールの娘 (マビノギオン物語2) (創元推理文庫) スィールの娘 (マビノギオン物語2) (創元推理文庫)

(2014/06/12)

エヴァンジェリン・ウォルトン

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この作品、同じく田村さんが訳された『アンヌウヴンの貴公子』と同じ

ウェールズ中世神話・騎士物語シリーズのひとつで、悲劇の物語とのこと。

ハンカチを片手に(?)読ませていただきます。

このシリーズ、全4部作で続きも田村さんが翻訳されるそうです。

田村さん、シリーズ完結まで頑張ってくださいね

応援しています

アメリア事務局 室田

アメリア会員の長谷川早苗さんより訳書をお知らせいただきました

筋筋膜トリガーポイント ポケットアトラス 筋筋膜トリガーポイント ポケットアトラス

(2014/05/20)

エリック・ヘブゲン

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ガイアブックスのサイトによると、

ドイツでも数人しかいない「オステオパシー上級修練医」の称号を持つ著者が、

長年にわたるトリガーポイント治療の経験と結果に基づいて纏めた実践ガイド

とのこと。

調べ物など大変ご苦労なさったのではないでしょうか…と

お尋ねしたところ、やはり大変だったご様子

翻訳者さんの大変なご苦労の末に刊行された本書を思うと感慨深いです。

この道でご活躍されている方、プロを目指して頑張っている方にとって

待ち遠しい一冊なのではないでしょうか。

以下、長谷川さんからいただいたコメントをご紹介いたします。

アメリアがきっかけでおつきあいが始まった会社から訳書が出ました。

改めてありがとうございます。

トリガーポイントとは、身体の不調、こり、ゆがみの原因を探す比較的新しい考えです。

自分の筋肉を触ったり動かしたりして、ひとつひとつ確認しながら訳しました。

こちらこそ、ありがとうございました

長谷川さんの今後ますますのご活躍を楽しみにしております。

アメリア事務局・入江

先週末はすっかり夏日となりましたね

どうにかこうにか、から揚げも完成させて遠足に出かけたのですが、

お弁当作りで1日の体力を使い果たしたので、あまり記憶がありません

おにぎりは具が入っておらず、さらに海苔を巻き忘れ、

おにぎり自体もかなり塩が薄かったようで…ただのお米の塊でした

ところで、先週の金曜日にアメリア会員の花塚恵さんが

事務局までご訳書を届けてくださいました。わざわざお越しいただけるなんて

感動です

爽やかにさらっと届けてくださったのですが、そのお仕事量が半端なく

すごいんです。4月、5月、6月、7月と4ヶ月連続で異なる版元さんから

ご訳書が刊行されるという快挙

『スターバックスはなぜ値下げもテレビCMもしないのに強いブランドでいられるのか?』は

2007年に同じくディスカヴァー・トゥエンティワンから刊行された

『マジマネSPECIAL スターバックスに学べ』の新版にあたります。

装丁、デザイン、編集もさらにパワーアップしているので、

ぜひお手に取ってみてくださいね

スターバックスはなぜ値下げもテレビCMもしないのに強いブランドでいられるのか? スターバックスはなぜ値下げもテレビCMもしないのに強いブランドでいられるのか?

(2014/04/17)

ジョン・ムーア

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本日のご紹介2冊目は、米海軍でも戦力外として知られていた

潜水艦「サンタフェ」を、たった1年でダントツのトップチームに浮上させたすごいリーダーのお話。

いったいどうやったらそんなことができるのでしょうか!?

マルケ艦長は軍人なのに命令が大嫌い。「よろしい(Very Well)」というだけで見事に

艦を動かしたのです。その具体的な秘訣は、ぜひ本書で確認してみてください。

さらに注目すべき点は、マルケ艦長が去った後も、今に至るまで、「サンタフェ」は優れたリーダーを

多く輩出していること。優れたリーダーは、次世代のリーダーを育てるんですね。

多くのビジネスパーソンの共感を呼ぶと思われる本書、

私もゆっくり読ませていただきます。

米海軍で屈指の潜水艦艦長による「最強組織」の作り方 米海軍で屈指の潜水艦艦長による「最強組織」の作り方

(2014/05/30)

L・デビッド・マルケ

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花塚さん、次のご訳書のお話も楽しみにお待ちしております。

この度はお届けいただき誠にありがとうございました

アメリア事務局 並木

アメリア会員、河野純治さんの訳書が、出版元の柏書房さんから送られてきました。

ホーキングってあの宇宙の研究で有名なホーキング博士はい、そのとおりです

それがインクって、モンスターインクみたいなうーん、そう言ってもいいかもしれません。

ホーキングInc. ホーキングInc.

(2014/05)

エレーヌ ミアレ

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ALSという難病を発症しながら、最先端の研究を続け、また数々の名言を残している

ホーキング博士。

本書は、筋萎縮という病気で声も出せない状態ながら、コミュニケーションを可能にする

様々な機械類や大勢の学生、そして医療スタッフ達に支えられて研究を続けるホーキング博士と

その周囲の人たちを、ひとつの「Inc.」、つまり株式会社になぞらえて紹介しています。

ITの進化で自分と他人の考えや頭の中がどんどんつながっていく現代。人はどこまで「自分」

なのか、オリジナルアイデアってなんだろう、と考えさせられる一冊です。

主にノンフィクションの翻訳でご活躍の河野さん。40代で仕事を辞め、翻訳の世界に飛び込んだ

河野さんのデビューまでの道のりは、アメリアWebサイトの「Flavor of the Month(第75回)」

たっぷりご紹介しています。

ぜひご一読くださいね

アメリア事業部 室田

初夏の爽やかな陽気が続いていますね

明日はお弁当をつくる予定なのですが、から揚げの作り方を復習しようと

コソコソ調べました

揚げ物=買うが定着していたので、いざ作ろうとすると焦ります

さて、今日ご紹介するのは、「ヴィンテージ・ジュヴナイル」というジャンルの作品です。

ジュヴナイルとは、ティーンエイジャーを対象読者とする小説を指すので、

それにヴィンテージが付くということは、かなり昔から読み継がれてきた作品ですね!

アメリア会員の小笠原由美子さんが今回翻訳されたのは、

全世界で2億部も発行されている〈ナンシー・ドルー・ミステリー〉という大人気シリーズの、

本邦初公開作品です。

原書の刊行は1943年だそうです。その当時の、古き良きアメリカの雰囲気を伝える挿絵も

とってもすてきなので、ぜひお手に取ってお楽しみくださいね!

歌うナイチンゲールの秘密―ナンシー・ドルーの事件簿 (論創海外ミステリ―ヴィンテージ・ジュヴナイル) 歌うナイチンゲールの秘密―ナンシー・ドルーの事件簿 (論創海外ミステリ―ヴィンテージ・ジュヴナイル)

(2014/05)

キャロリン キーン

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小笠原さん、この度は豊かな世界観の作品を教えてくださって

誠にありがとうございました

アメリア事務局 並木

突然ですが…皆さんの子供のころの夢は何ですか?

本日ご紹介する作品の著者は子供のころから霊長類が大好きで「大きくなったらマウンテンゴリラになる と決め、青年になると研究のためアフリカ奥地でヒヒの群れとともに生活を共にします。

著者の名は神経内分泌学者・行動生物学者のロバート・M・サポルスキー。 

ヒヒの群れの23年間にわたる観察記『サルなりに思い出す事など』は英米でロングセラーとなり、この度、アメリア会員の大沢章子さんにより待望の邦訳版が刊行されました

サルなりに思い出す事など ―― 神経科学者がヒヒと暮らした奇天烈な日々 サルなりに思い出す事など ―― 神経科学者がヒヒと暮らした奇天烈な日々

(2014/05/23)

ロバート・M・サポルスキー

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ヒヒたちに旧約聖書由来の名前をつけるという強烈な諷刺にはじまって、一貫してヒヒと人間を同一の目線で捉え、両者の生活誌を諧謔味いっぱいにスケッチしながら、東アフリカの社会事情や内戦、さまざまな民族文化との遭遇を語る。それぞれの生と格闘するヒヒおよび人間を大いなる霊長類愛と痛快無比なユーモアで包みこみ、最後に忘れがたい印象を残す、絶品のメモワール。

(出版社HPより)

理不尽だらけの東アフリカの国で、悪戦苦闘する若き著者の様子が目に浮かんでくるようです!

これまで幅広いジャンルの作品を手掛けられた大沢さん。

訳書もお送りいただきありがとうございました

今後のさらなるご活躍をお祈りしております。

大沢さんがご登場くださったアメリアWebサイトの人気コーナー「Flavor of the Month(第59回)」もぜひご覧ください

アメリア事務局 田部井