アメリア公式ブログ | 翻訳者ネットワーク アメリア|40年以上の実績と翻訳の求人・スキルアップ支援

アメリア公式ブログ

翻訳者ネットワーク「アメリア」が、
最新情報やアメリア会員の方の
翻訳実績を綴ります♪

「いつか映画や海外ドラマの字幕を手がけてみたい」
翻訳を学び始めた頃、そんな憧れを抱いたことはありませんか?

動画配信サービスやSNSの普及により、自宅で映画やドラマを楽しむ機会が増え、映像翻訳は以前にも増して身近な存在になりました。そんな映像翻訳には、大きく分けて字幕翻訳・吹替翻訳・ボイスオーバーの3つがあり、それぞれ異なる役割や特徴があります。
今回は、その中でも字幕翻訳についてご紹介します。

 

【字幕翻訳のルール】
字幕翻訳には、限られた時間とスペースの中で情報を伝えるためのルールがあります。
※実際の業務では発注元企業の方針や案件ごとのルールに沿って字幕を制作します。

・1秒4文字
視聴者が映像を見ながら無理なく読み切れる文字数の目安です。表示時間に合わせて文字数を調整し、読みやすくします。
例)台詞の長さが2.8秒 2.8×4=11.2→11文字以内

・13文字×2行
日本語字幕は、1行13文字程度、最大2行で表示されることが一般的です。
制作会社やプロデューサーの判断によって、1行12~16文字に設定される場合もあります。縦字幕の場合は10文字×2行の場合が多いです。

・読点は半角スペース、句点は全角スペース
字幕では句読点を使用せず、代わりに半角・全角スペースを用います。
例) 待って この手紙を見てくれ 

 

【字幕制作ソフトとは?】
字幕制作ソフトは、スポッティングや字幕入力など、字幕翻訳に必要な一連の作業をPC上で行えるソフトです。映像を確認しながら字幕を作成できるため、翻訳を効率的に進められます。完成した字幕を映像に重ねた状態でプレビューできるため、実際の仕上がりを確認しながら調整することもできます。

字幕翻訳は、ただ英語などのセリフを日本語に置き換える仕事ではありません。文字数の制限がある中で、登場人物の感情や作品の雰囲気を損なわず、自然で分かりやすい日本語にまとめる工夫が求められます。そのため、翻訳力だけでなく、言葉を取捨選択する力や表現力も重要になります。

何気なく読んでいる字幕にも、多くの工夫が詰まっています。次に映画やドラマを見るときは、その言葉選びにもぜひ注目してみてください。

 

【お役立ち情報集】
・映像翻訳

【翻訳トライアスロン】第2種目<映像>

事務局 S

「50代から翻訳を目指すのは遅いでしょうか」「70歳を過ぎても翻訳者としてお仕事されている方はいますか?」といった年齢に関する質問をお寄せいただくことは少なくありません。

しかし、これまで事務局が翻訳会社にリサーチしてきた限り「年齢自体は大きなハンデにはならない」という回答が多くありました。

 

翻訳は、これまでの職務経験や専門知識を生かしてセカンドキャリアとして目指す方も多い仕事です。そのため、採用では年齢よりも、語学力や翻訳スキル、専門知識、実務経験などが重視されます。書類審査やトライアルで判断されることはありますが、それは年齢ではなく、翻訳経験や学習歴が十分かどうかが基準となります。

 

未経験から翻訳者を目指す場合は、翻訳学習を継続しながら、アメリアの「クラウン会員」を目指したり、未経験者向けの求人に応募したりして実務経験を積むことが近道です。

また、翻訳文の誤記や数字のミスなどを確認するポイントチェッカーのように、未経験でも挑戦しやすい求人を掲載している翻訳会社もあります。こうした仕事を通じて実務に触れ、校正者や翻訳者へとステップアップしていくことも可能です。

さらに、翻訳支援ツールや機械翻訳など、新しい技術を積極的に学び続ける姿勢も、これからの翻訳者には欠かせない要素となります。

 

事務局が会員の皆さんに代わって企業の本音をヒアリングする「翻訳会社の本音を聞こう」キャンペーンでは、「翻訳者の年齢はどの程度考慮される?」との質問に企業の採用担当者からご回答いただきました。

【ご質問】
応募書類の選考やトライアル審査、また実際の発注にあたって、翻訳者の年齢はどの程度考慮されますか。たとえば、還暦に近い年齢の翻訳者でもトライアルを受けることは可能でしょうか。

【企業からの回答】
「アメリアWebサイト>コミュニティ>仕事の悩み(会員専用ページ)」の「コミュニティ内を検索」に年齢と入力のうえ、検索してください。

 

人生100年時代と言われる今、長年の経験を生かして翻訳者という新たなキャリアを歩み始める方もたくさんいらっしゃいます。アメリアは、そんな皆さんを応援しています!

事務局 N

AIの進化により、翻訳業界を取り巻く環境は大きく変わりつつあります。
AIを活用する機会が増える一方で、質の高い翻訳を行うためには、人間の翻訳者ならではの判断力や
表現力がこれまで以上に重要になってきます。

 

翻訳者が磨きたい3つの力

・文脈や背景を読み取る力
文章の表面的な意味だけではなく、その背景にある文化や状況、書き手の意図を汲み取る力です。
言葉の裏にある細かなニュアンスを理解することで、正しい文意が伝わる翻訳になります。

・最適な表現を選ぶ力
複数の訳し方が考えられる場合でも、目的や読者に合わせて最適な表現を判断する力です。
単に言葉を置き換えるのではなく、「どの表現が最も伝わるか」を考えることは、翻訳者ならではの
役割といえます。

・情報を正しく判断する力
専門用語や固有名詞などを正確に訳すためには、必要な情報を集め、確認する力も欠かせません。
AIが提示した訳をそのまま使うのではなく、適切かどうかを判断する力が重要になります。

AIの進化によって翻訳のあり方が変化する中、これからの翻訳者には、AIを活用する力と、人だからこそ発揮できる力の両方が求められています。そのためには、翻訳業界の動向や情報にアンテナを張り、自身のスキルを磨き続けることが大切です。

 

アメリアでは、翻訳に関する最新情報や学習に役立つコンテンツを通じて、翻訳者を目指す方や現役の翻訳者の方々のスキルアップをサポートしています。日々変化する翻訳業界の情報をキャッチしながら、学びや仕事に繋がる機会をぜひご活用ください。

翻訳の将来は?「AI翻訳」と「人間翻訳」―求められる共存

翻訳の実力判定&スキルアップ制度

 

事務局 S

翻訳の仕事の中でも、特に人気の高いジャンルの一つが出版翻訳です。
絵本や児童書、小説、エッセイ、実用書など、海外のさまざまな作品を日本の読者へ届ける仕事は、いつか携わってみたいと憧れる方も多いのではないでしょうか。
一方で、実際に仕事へ繋げるにはどうすればよいのか、具体的な道筋が見えにくいと感じる方も少なくありません。

 

そこでアメリアでは、出版翻訳を目指す方を応援するため、さまざまな取り組みを行っています✨

【出版持込ステーション】

アメリア会員より寄せられた出版企画と、その出版企画を求めている出版社との出会いの場です。
「日本の読者に届けたい!」と感じる作品があれば、企画書にまとめて応募することができます。
※次回掲載(2026年12月~2027年3月分)の企画を、ただいま受付中!
締切は2026年10月31日です。

【企画の採用実績】

 

また、トライアル課題が予め公開されている「スペシャルコンテスト」という求人募集もあります。
トライアル課題が、募集のタイミングで公開されます。※開催は不定期です。

【スペシャルコンテストの実績】

 

出版翻訳は「狭き門」と言われることもありますが、挑戦を続ける中で実績を積み重ね、出版へと繋げている方もいらっしゃいます。上記2つのサービスに加え、求人応募や「会員スカウト」などもございますので、ご自身に合った方法で出版翻訳への第一歩を踏み出すきっかけにしていただければ幸いです。

 

現在、アメリアでは「翻訳トライアスロン<第1種目(出版-フィクション)>」を開催中です。
毎年多くの方にご参加いただいているので、この機会にぜひチャレンジしてみてください。

【翻訳トライアスロン】

 

事務局 S

 

アメリアでは、「ゲーム翻訳コンテスト」(2026年7月9日〜8月19日)を開催中です!本コンテストは、参加者同士で訳文を評価し合い、互いに学びを深めることを目的としたもので、実際のお仕事につながるものではありません。

 

一方で、「仕事としてゲーム翻訳に携わりたい」とお考えの方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、600社以上のアメリアご利用企業から寄せられる翻訳関連の求人情報を日々取り扱うアメリアより、ゲーム翻訳案件を獲得するためのヒントをお届けします!

 

💡ゲーム翻訳とは?
・ゲーム翻訳は、単に言葉を置き換えるだけではありません。ゲームの世界観やキャラクター性、プレイヤー体験を考慮した「ローカライズ」が求められます。翻訳者は作品を深く理解し、日本のプレイヤーが違和感なく楽しめる表現へと仕上げる役割を担います。

・翻訳対象は、ゲーム内のセリフだけではありません。世界観やアイテムの説明、UI(ユーザーインターフェース)のメッセージ、Webページ、SNS投稿など多岐にわたり、映像翻訳・出版翻訳・IT翻訳など、幅広い分野の知識や表現力が求められます。

・案件規模は、小規模な「インディーゲーム」から大規模な「AAA(トリプルエー)ゲーム」までさまざまです。近年では、インディーゲーム市場の拡大や中国発ゲームの世界展開、日本語から英語・スペイン語・フランス語・ドイツ語・韓国語などへの多言語展開が進み、翻訳需要が高まっています。また、AIを活用して翻訳工程の効率化を図る企業も増えています。

 

💡ゲーム翻訳者になるには
主な入口の一つは、翻訳会社のトライアルに合格することです。求められる条件としては、ゲームに関する知識やプレイ経験、ゲームへの興味・熱意、基本的な翻訳力などが挙げられます。未経験であっても、ゲームへの理解や翻訳力が評価され、採用につながるケースがあります。過去の有志翻訳経験が評価されることもあります。

※応募条件は企業によって異なります。

 

💡トライアルで評価されるポイント
・正確に訳せているか
・自然で読みやすい日本語になっているか(和訳の場合)
・ゲームに適した用語や表現を使えているか
・場面やキャラクターに合った表現になっているか
・指示やルールを守れているか
・文書の種類に応じて表現を使い分けられているか

※トライアルの評価基準は企業によって異なります。

 

💡ゲーム翻訳に必要なスキル
・想像力・読解力…限られた資料から場面や世界観を読み取り、適切な表現を考える力。
・表現力…分かりやすさと作品らしさを両立し、ジャンルに合った訳文を作る力。
・調査力・知識…歴史、スポーツ、文化、ネット上のスラングなど、幅広い題材に対応する力。
・コミュニケーション能力…チームで翻訳を行う際に、他の翻訳者やチェッカーと連携する力。
・納期管理能力…厳しいスケジュールの中でも品質を維持し、確実に納品する力。

 

💡活躍するためのポイント
・日頃からゲームをプレイする(海外ゲーム、日本のゲームを問わず、さまざまな作品に触れる)
・プレイヤー目線を常に意識して翻訳する
・映画・アニメ・マンガ・小説などのエンタメ作品に親しむ
・スラングやネット文化にアンテナを張る
・翻訳支援ツール(CATツール)に慣れる

 

ゲームの世界観づくりに深く関わる、クリエイティブな仕事であるゲーム翻訳。「ゲームが好き」「ゲーム翻訳を仕事にしたい」という思いをお持ちの方に、新たな一歩を踏み出すきっかけとなれば幸いです😊

 

事務局 N

翻訳学習を続けていると、実務への第一歩として企業が行うトライアルへの挑戦を考える方もいるでしょう。しかし、もっと勉強してから応募するべきか、それともまずは挑戦してみるべきか、その判断に迷うこともあると思います。

 

アメリアのコラム「トライアルに初挑戦したタイミング、私の場合」では、トライアルに合格して翻訳者として活躍する方々に、トライアルに挑戦したタイミングについて語っていただいています。
翻訳学校に通いながら
受けた方もいれば、講座修了後や独立間もない頃に受けた方もおり、そのタイミングはさまざまです。

 

トライアルに挑戦する期限を決めていたり、十分な準備を整えてから応募した方もいらっしゃいますが、皆さん不安を抱えながらも挑戦し、その経験を通じて自分の課題や今後の学習の方向性を見つけていかれたように思います。

 

もし今トライアルを受けようか迷われているのであれば、先輩翻訳者の方々の体験談を参考にしながら、ご自身にとってのタイミングを考えてみてはいかがでしょうか。挑戦のタイミングに正解はありませんが、自分なりの一歩を踏み出すヒントが見つかるかもしれません。

 

また、実際にトライアル形式の課題に取り組むことで、自分の強みや課題を把握するきっかけにもなります。アメリアではスキルアップコンテンツとして「定例トライアル」を実施しています。
「仕事として通用するレベル」を想定した課題に取り組むことで、ご
自身の実力を確認したり、今後の課題を見つけたりする機会としてご活用いただけます。

⭐定例トライアル⭐

 

さらに、6月26日からは、アメリアの夏の風物詩「翻訳トライアスロン」も開催しています。
ご興味のある方はぜひチャレンジしてみてくださいね。

⭐翻訳トライアスロン⭐

 

事務局 S

TOEICや英検の学習をしていると、linguistic(言語の、言語学の)という単語を目にする機会がありますが、関連語の linguist は、翻訳・ローカライズ業界で「リンギスト」と呼ばれる言語の専門家を指します。

主に次のような役割を担います💎✨

・英文解釈や訳文の誤りの修正
・訳文の校正、校閲、表現のブラッシュアップ
・翻訳者へのフィードバックやトレーニング
・クライアント向けの品質管理業務
・QAツールの設定、ルール作成、メンテナンス
※業務範囲は企業によって異なります。

 

リンギストは、プロジェクト全体を統括するプロジェクトマネージャーや、進行管理の専門家である翻訳コーディネーターと連携し、ときには互いの役割を補完しながら、クライアントが求める品質を実現します。

機械翻訳や生成AIの進化を受け、「人間が翻訳する時代は終わるのではないか」と不安を感じる方もいるかもしれません。しかし実際には、求められる内容が変化しているだけで、人間の翻訳者に対する需要がなくなったわけではありません

AIは圧倒的なスピードで翻訳を生成できます。一方で、正確性の担保、文化的背景の理解、意図の読み取り、リスクの見極めといった領域では、人間ならではの高度な判断力が欠かせません。

文脈のずれや誤情報によるトラブルを防ぎ、企業やブランドの信頼を守る。そのための品質管理や言語判断の重要性は、AI時代の到来によってむしろ高まっています❗

 

そして、その役割は「リンギスト」という名称だけでは語り尽くせないものになりつつあります。QAスペシャリスト、ランゲージスペシャリスト、文化コンテンツ適応スペシャリストなど、求められる専門性はますます多様化しています。実際にアメリアにも、こうした新たな領域の求人掲載依頼が数多く寄せられています。

日本語という豊かな言語文化を守り、日本のビジネスや文化を世界へ届ける。その担い手となる人材が、今まさに強く求められています。

アメリアでは、皆さんの新たな挑戦を心から応援しています✨✨

事務局 N

Netflix、Disney+、Amazon Prime Video、HuluなどのSVOD(定額制動画配信)系サービスを利用されている方も多いのではないでしょうか?

ここ十数年の動画配信サービスの台頭によって、海外作品の日本語版制作、そして国内作品の外国語版制作のニーズは増えています。

 

【配信系案件の特徴】
・ドラマ、とくにシーズン制のシリーズ作品が多く、字幕・吹替・ボイスオーバーなど幅広い形式が存在する。近年は吹替案件や英語以外の言語作品も増加傾向にある。

・短納期、仮素材での作業開始、頻繁な素材差し替え、複数翻訳者での共同作業も特徴。スピード感や柔軟な対応力、用語・口調の統一管理が重視される。

・原文読解力・日本語力・リサーチ力に加え、短期間で一定の品質を保つスキル、翻訳支援ツールの操作スキル、コミュニケーション力、体力が求められる。視聴者に伝わりやすい自然な訳と、作品の世界観を損なわない表現力も大切。

 

翻訳実務経験のみならず、翻訳学校での学習経験や得意ジャンル、レスポンスの速さなどを重視する募集元企業もあるため、未経験の方にもチャンスはあります❗

アメリアの定例トライアル」(4月・12月)翻訳トライアスロン」(8月)で翻訳力を図り、スキルアップに繋げることも可能ですので、ぜひご応募をお待ちしております✨

事務局 N

翻訳者として仕事をする上で、避けて通れない壁の一つが書類選考です。
翻訳会社の担当者が見ているのは、「安心して仕事を任せられるか?」という部分です。
折角の実力を無駄にしないために、応募前に下記の3つのポイントをチェックしてみてくださいね✨

■応募書類に具体性はあるか?
実務経験や専門分野が「ある」とだけを記載して、どの程度の経験や知識があるのかが書かれていないと、翻訳会社からの信頼は得られません。「〇〇のコンテンツを担当した」など具体的に記述することで、「この案件を任せられそうだな」と担当者側も判断することができます。もし応募書類に書けるような実績がないと思うなら、資格の取得やこれまでの仕事の経験について、アピールできるものを探してみましょう。

■翻訳支援ツールやPCの知識
翻訳支援ツールの使用経験は重要なアピールポイントです。使用経験があることで依頼されやすくなります。
また映像翻訳では、映像素材のファイルが再生できるツールを所持していることが応募条件になっていることも多いので、募集要項は事前にしっかりチェックしておきましょう。

経歴書情報のアップデート
経歴書情報が古いと使いまわしている印象を与えてしまいます。希望の応募先を見つけた時に慌てないように、適宜アップデートしておくことをおすすめします。
誤字・脱字もマイナスの印象を与えてしまうので、送信前に必ずチェックをするようにしましょう。

このポイントを守るだけでも担当者への印象は変わります。自分の応募書類に自信がない…という方は、アメリアのコラムも参考になさってくださいね。

【翻訳お役立ち情報集】
・「4つの壁」を越えていこう

・採用担当者に聞く どう書けばいい?仕事につながる翻訳実績・経歴の書き方

・私たち、プロフィールのここを見ています

 

事務局 S

私たちが普段何気なく使っている英語の中には、ネイティブにとって不自然に聞こえる表現が少なくありません。日英の翻訳を行う際には、和製英語の訳し方や日本人が間違いやすい文法のポイントをしっかり押さえておくことも大切です。

 

例えば…
■和製英語
・ベンチャー企業
日本でも増えてきましたが、「ベンチャー企業」とは新しい技術やアイデアを活かして新しい事業に挑戦し、成長を目指す企業のことです。「ベンチャービジネス」から派生してできた言葉とされていますが、海外では一般的にstartup companyと言われています。

■文法
・日本語と英語の発想の違いを認識する
× I think he won’t come.
〇 I don’t think he’ll come.
日本語は主節で肯定表現を使いますが、英語では主節で否定表現を使います。
日本語の感覚のまま英語にすると、違和感のある英語になってしまうんですね。

・動詞1語でコンパクトに表現する
I came here by car. → I drove here.
問題集で習った手段のbyを使うよりも、具体的な動詞を使った方が英語らしい表現になりますね。

 

アメリアでは、つい間違えてしまいそうな英訳を丁寧に解説したコンテンツもあります。

英訳が学べるコラムの一例です。
英訳脳の柔軟体操「ミニ英訳ドリル」

翻訳お役立ち情報集
「英訳力up 誌上セミナー第5弾 日本人が陥りやすい Japanese Englishの落とし穴」

 

ポイントを押さえることで、英訳力は着実に伸びていきます。
ぜひコラムを活用して、ステップアップしてくださいね😊

事務局 S

翻訳の仕事に欠かせない辞書。
ひとくちに辞書といっても、紙の辞書、コンパクトに持ち運べる電子辞書、PC上で使うデジタル辞書など、選択肢は様々です。特にデジタル辞書の場合は、オンラインかハードディスクにインストールして使うオフラインかでも選択肢が分かれます。どの辞書を使うべきか…と悩まれる方もいるのではないでしょうか。

実際にプロの翻訳者にお話を伺うと、それぞれの特徴を活かしながら紙・電子・デジタルの辞書を組み合わせ、効率的に使い分けています。アメリアでは、こうした辞書選びの工夫もご紹介しています。

例えば…
■電子辞書+PCデジタル辞書(オンライン)
・電子辞書は手軽に検索できる一方、搭載辞書や画面サイズの制約がある。
・PCデジタル辞書(オンライン)は収録語数や用例が豊富で最新情報も得やすい反面、無料版は情報の信頼性の見極めが必要な場合がある。

■PCデジタル辞書(オンライン+オフライン)+紙の辞書
・PCデジタル辞書(オンライン)は新しい語が随時追加されるため、手元の辞書には載っていない新語を見つけられる。
・PCデジタル辞書(オフライン)は、串刺し検索ソフトを使うことで複数の辞書を一度に参照でき、効率的に調べられる。

★紙の辞書の一例★
『ランダムハウス英和大辞典 』 『三省堂新明解国語辞典』
『医療現場の英語辞典』  『犯罪・捜査の英語辞典』

辞書の使い方に関するコラムも掲載していますので、あわせてご活用ください。
・こんな時どうする?調べ物のプロセス
第7回 辞書はちゃんと「読んで」使おう

翻訳者にとっては辞書選びも大事な仕事のひとつ。自分に合った辞書を見つけ、翻訳の質を高めていきましょう。

事務局 S

 

アメリアにご入会される方には、子育て中の方も多くいらっしゃいます。
子育てと両立したい、元々得意だった英語を活かせる仕事に就きたい、そうした方々にとって在宅でできる翻訳は、ライフスタイルに合わせながら専門性を活かせる仕事として現在も人気があります。

では、実際に子育てと両立しながらお仕事をされている方は、どのようにして翻訳のスキルを身につけ、仕事に繋げていかれたのでしょうか。忙しい時間をやりくりしながら、翻訳者としてデビューするためには、学習や求人への応募も計画的に取り組むことが重要になってきます。

 

実際に会員の方々が取り組んでいる例としては、次のようなものがあります。

・アメリアのコンテンツでスキルアップ
【TOEIC® Listening & Reading Test】現在の英語力をチェック。
【ミニ翻訳コンテスト】翻訳を楽しみながら参加できる賞品付きのコンテスト。
【定例トライアル】毎月開催される翻訳の模擬試験。ジャンル別の攻略法もご紹介。

・豊富な求人情報の活用
アメリアはご利用企業数600社以上、求人情報は年間1,000件以上です。
在宅や未経験の求人も掲載しています。
【求人情報】

・併設の翻訳学校で学ぶ
フェロー・アカデミーでは、実務・映像・出版という翻訳の3大専門分野をラインナップ。
受講形態は通学、オンライン、通信があります。
【フェロー・アカデミー】

子育てと仕事の両立は決して簡単なことではありませんが、限られた時間の中で実績を積み上げてこられた方も多くいらっしゃいます。ご自身のライフスタイルに合った働き方をアメリアで見つけてみてくださいね。

事務局 S

翻訳の学習というと、書籍やアプリを活用し、独学から始める方も多いのではないでしょうか。
英語アプリや勉強法がすぐに見つかる今、手軽に学習を始められるのは独学の大きなメリットです。
一方で、学習を続けるうちに「この訳し方でいいのかな?」「もっと適切な表現があるのでは?」と
迷いが生じることもあると思います。

こうした迷いが生じる理由の一つに、独学だと翻訳の良し悪しを判断する基準がわかりづらい点があります。翻訳は訳文の正確さだけでなく、目的に合っているか、わかりやすい日本語になっているか、情報の取捨選択はできているかなど、複数の視点を持つ必要があります。

まとめると、独学では次のようなデメリットが考えられます。

・実務で求められるレベルが分かりにくい
・プロの訳文と比較する機会が少ない
・学習が自己流になり、効率が下がることがある

それらの課題を克服するためには、自分の訳文を客観的に評価でき、プロの翻訳に触れられる環境が必要になってきます。アメリアでは、翻訳に必要なポイントが学べるスキルアップコンテンツや、学習方法をお伝えするコラムなどをご利用いただけます。

コンテンツの一例
定例トライアル
「仕事として通用するレベル」を審査基準に毎月開催される翻訳の模擬試験
翻訳お料理番
毎月短い課題文を訳して応募する翻訳演習
翻訳お役立ち情報集「弱点を克服! 強みを伸ばせ! 訳文向上プロジェクト」
アメリア会員の学習法をご紹介!

これまで独学等で培った力を活かし、翻訳スキルを一段引き上げるきっかけとして、
活用してみてはいかがでしょうか。

※このたび学習の成果や実績に応じてスコアが付与されるスコア制度もスタート!
学んだことが形として見えるので、次のステップへの目安にもなりますよ。

事務局 S

自由度が高いのが、フリーランスという働き方です💡
現在会社にお勤めされている方も、お勤めされていない方も、「いつかはフリーランス翻訳者としてお仕事を」とお考えの方は少なくないと思います。

 

働く場所や時間を選びやすい人間関係の煩わしさがないなどのメリットがある一方で、仕事を途切れずに受注するための営業力や、お金周りの手続きといった大変さもあるかもしれません。

 

手続きの一例ですが、会社勤めからフリーランスに転向する際には、労災(労働者災害補償保険)、雇用保険、会社の健康保険、厚生年金の4つが適用されなくなります。会社の健康保険の代わりに国民健康保険、厚生年金の代わりに国民年金へ加入することで、生活保障を維持することができます。

 

また、インボイス制度(2023年10月1日施行)や確定申告など税制度への理解も不可欠です。フリーランスの方が安心して働ける環境の整備を図ることを目的としたフリーランス法(2024年11月1日施行)や、中小受託取引適正化法(通称:取適法/2026年1月1日施行)もチェックしておきましょう❗

 

アメリアでは、情報誌『Amelia』の特集記事やWebコラムなどを通して業界情報をお届けするほか、情報誌企画「アメリア会員アンケート みんなどうしてる?」「コミュニティ」などから、会員さんのお声にも触れていただけます。

フリーランスとしてお仕事を受注される際の参考としていただけますと幸いです😊

事務局 N

翻訳の仕事に興味はあるけれど、
「異業種だけど大丈夫?」「最初の仕事はどうやって得るの?」
そんな疑問を持つ方は少なくありません。

実は翻訳者のバックグラウンドは実に様々。銀行員、エンジニア、メーカー勤務、画家、スタイリストなど異業種から翻訳の世界に飛び込み、活躍しているも多くいます。

 

異業種だからこそ活きる強み

異業種から翻訳に携わる場合、語学力だけでなく前職で培った専門知識やスキルが強みになることがあります。各業界で使われる専門用語や実務の流れを理解していることは、翻訳の品質やスピードにも大きく影響します。翻訳の仕事はただ原文を訳すだけではなく、文脈や目的を理解して、最適な表現を選ぶ仕事です。そのため、これまでのキャリアは決して無駄になりません。

 

とはいえ、最初の仕事を獲得するまでに不安を感じるのは当然です。実際に活躍している翻訳者の方々も「積極的にトライアルを受けた」「安心して仕事を任せてもらえるように努力した」など駆け出しの頃を振り返っています。

アメリアでは「アメリア会員インタビュー」初めての仕事についてのコラムを通して、翻訳の仕事を始める際に参考になる情報をお届けしています。具体的な取り組み方や心構えを知ることで、翻訳を身近に感じていただけたらと思います。

 

事務局 S

翻訳者を目指す方から「どのくらいの語学力が必要ですか?」「資格は必要ですか」などのご質問をいただくことがあります。

語学に関連する資格といえば、TOEICや英検、最近では韓国語や中国語など英語以外の語学検定も人気です。一般的に求人の多い英日翻訳に目を向けると、原文読解に必要な英語力の目安は、TOEIC850点以上、または英検準1級以上とされています。しかし、これらのスコアは一定の英語力を示す指標に過ぎません。

 

英日翻訳の仕事で求められるのは、英語力に加えて日本語力です。
原文の意味を正確に理解し、用途に応じて自然でわかりやすい日本語にすることが、翻訳の品質を大きく左右します。日本語力を高めるためには、次のような取り組みも有効です。

・普段使っている日本語に誤りがないかを見直す
・語彙や表現を工夫して、同じ言い回しに頼り過ぎない
・読み手にとって一読で理解しやすい文章になっているか構成を考える

こうした力は一朝一夕で身につくものではありません。アメリアでは、翻訳に役立つ日本語表現を学べるコンテンツをとおして、日本語力のスキルアップをサポートしています。

連載中コラムの一例は★こちら★

 

事務局 S

翻訳者へのステップとして捉えられることも多い、ポストエディット翻訳チェックのお仕事。

 

いずれも「翻訳が正しいかどうかを確認する」という点では共通していますが、チェック対象となる訳文が機械翻訳か、人手翻訳かという点に違いがあります。


それぞれの特徴を理解し、求人応募に臨みましょう!

 

■ポストエディットとは?
・機械翻訳が出力した訳文を確認し、必要に応じて修正を施す仕事。

・機械翻訳エンジンの選択・適用および品質基準(何をチェックし、何を不問とするか等)の設定は、発注元企業が行う。スピード重視で、機械翻訳の訳文を極力生かすことが求められる傾向がある。

・機械翻訳の精度や品質基準によって業務負担は異なる。一般的に、一から翻訳するより単価は低いため、案件ごとに仕事内容と単価を見極めることが大切。

☑ワンポイント💡
「翻訳」として受注した案件を、翻訳者自身の判断で機械翻訳にかけて修正を施した場合、それはポストエディットには該当しません。翻訳工程での機械翻訳の使用を禁じている企業もあるため、事前確認は必須です。

 

■翻訳チェックとは?
・人手による訳文を確認し、必要に応じて修正を施す仕事。

・品質基準(何をチェックし、何を不問とするか等)の設定は発注元企業が行う。具体例としては、訳抜け・誤字・誤訳の修正、数値の確認、用語の確認および統一、案件ごとのスタイルガイドやテンプレートへの適合確認などが挙げられる。

・求人によって、チェッカー、レビュアー、校正者など呼称が異なる場合がある。基本的なポイントチェックのみを行うのか、全体を精査するのか、品質管理まで担うのかなど、案件内容をよく見極めることが大切。

☑ワンポイント💡
「翻訳よりもチェックのほうが高いスキルが求められる印象があり、未経験から挑戦できるか不安」とのご相談をお寄せいただくことがあります。基本的なチェックを担うポイントチェック案件であれば、学習中から業務を始めている人もいるため、応募条件を満たしていれば挑戦の余地は十分にあります。

 

アメリアWebサイトに掲載中の求人情報は、下記ページよりご覧いただけます❗

求人情報をすべて見る

 

なお、ポストエディットでも翻訳チェックでも、「原文の理解度」「日本語(英語)表現」「専門知識・調査力」などの基本的な翻訳スキルが求められる点に変わりはありません。そのため、本質的な翻訳スキルの向上も図っていきましょう💪

翻訳の実力判定&スキルアップ制度

 

事務局 N

翻訳者として仕事を獲得するために最初に受ける「トライアル」。
「採用の合否を決めるもの」という印象が強く、
未経験からの挑戦をためらってしまうかたも多いのではないでしょうか。

しかし、プロとして活躍している翻訳者の中には、このトライアルを成長のきっかけとしてうまく活用しているかたもいます。トライアルには原文解釈、リサーチ、初稿、校正といった実際の業務に極めて近い工程が凝縮されています。
そのため、翻訳のスキルはもちろんのこと

・作業時間
・リサーチの精度
・用語の統一

など、普段の学習だけでは気づけない自分の作業傾向を客観的に知ることができます。

・作業時間を把握することで案件受注の際にスケジュールが立てやすくなる
・リサーチのために必要な媒体を事前に準備しておくことで、実際に仕事を受けた時、作業をスムーズに進めることができる

このようにトライアルのメリットを最大限にいかしながら合格に近づくためには、ある程度経験を積むことも必要です。しかし、いきなり複数の企業のトライアルを受けるのは、ハードルが高いと感じるかたも多いでしょう。

そのようなかたにおすすめしたいのがアメリアの「定例トライアル」です。
過去の課題・訳例・講評を使用しての自習で量を積み上げることができ、
10種類の分野の中から自分に合ったジャンルを発見できる可能性もあります。

「定例トライアル」でスキルアップを図りながら、企業のトライアル合格を目指しましょう😊

事務局 S

翻訳の仕事では、翻訳者が訳文の最後に訳注(訳者注)をつけることがあります。

 

■訳注をつける例
・原文に表記や解釈の誤りがあると思われる箇所
・定訳のない固有名詞など

 

訳注は多ければ多いほど良いものではありません。実務翻訳や映像翻訳であればチェッカーや校閲者、出版翻訳であれば編集者など、読み手の立場に立って考える必要があります。

 

■良い訳注
・情報が取捨選択され、必要なものに絞られている
・根拠が分かりやすく示されている

記載例:
【訳注 1】原文では●年と記述されていますが、以下の×××のホームページによると○年になっています。ご確認ください。
http://www.×××

【訳注 2】固有名詞の日本語訳は一般的と思われるものを使用し、確認できないものについては、日本語訳を作成、原文の名称を()内に併記しています。

 

■悪い訳注
・必然性のない訳注が大量についている ⇒ 情報の取捨選択ができていない
・「×××はわかりませんでした」とだけ記載されている ⇒ 調べが不十分

 

なお、アメリアが開催する「定例トライアル」や「翻訳トライアスロン」でも、必要があれば訳注をつけていただけます。「実際の仕事で通用するレベルかどうか」を審査基準とした翻訳の模擬試験にあたりますので、本番さながらの環境で練習していただけます😊

読み手にとって価値ある訳注を書ける翻訳者になって、リピート依頼につなげましょう!

事務局 N

Google翻訳、DeepL、ChatGPTなど、機械翻訳(生成AIを使用した翻訳を含む)の日進月歩には目を見張るものがあります😳

「翻訳に興味がある」「翻訳業界の情報収集がしたい」「翻訳のスキルアップをしたい」などの理由でアメリアにご入会いただいた方も、「テクノロジーとの共存」は気になるテーマの一つだと思います。

 

機械翻訳(Machine Translation: MT)は翻訳速度の点で人間を圧倒しますが、その出力結果は必ずしも正確とは限りません。専門分野や文脈に応じた適切な翻訳かどうかを判断するためには、相応のスキルが求められます。

このような背景のもと、機械翻訳の出力結果を確認・修正する「ポストエディット(Post-editing: PE)」という業務が存在します。

 

アメリア事務局まで寄せられたご質問をもとに、3つのポイントをご紹介します❗

 

🔷アメリアご利用企業のご依頼により掲載している求人情報には、「翻訳」「翻訳チェック」「ポストエディット」など、さまざまな職種があります。全ての求人で機械翻訳が使用される訳では決してありません。必要なスキルや仕事内容を理解いただくことが大切です。

 

🔷「機械翻訳の使用が明記されている求人」以外での使用は、発注元企業の指示に沿ってご対応いただきますようお願いいたします。「使用禁止」などの規定を設けている企業もございます。トライアル(翻訳者採用試験)も同様です。

 

🔷「ポストエディット」案件において、機械翻訳の選定や入力を行うのは、一般的に発注元企業です。また、品質基準を一般化することはできませんので、「どこまでの修正が求められているのか」は、企業に直接ご確認ください。

 

アメリアも所属する業界団体である、一般社団法人アジア太平洋機械翻訳協会(AAMT)が公開されているガイドラインも、ぜひご一読ください😊

発注者、受託者、作業者が共有すべき実践的な指針を提供し、品質、コスト、納期の最適なバランスを実現するための手引きとのことです。

「機械翻訳ポストエディットガイドライン」↗

 

以上、ポストエディットへのご理解を深めていただけましたら幸いです⭐

事務局 N