良い訳注・悪い訳注
翻訳の仕事では、翻訳者が訳文の最後に訳注(訳者注)をつけることがあります。
■訳注をつける例
・原文に表記や解釈の誤りがあると思われる箇所
・定訳のない固有名詞など
訳注は多ければ多いほど良いものではありません。実務翻訳や映像翻訳であればチェッカーや校閲者、出版翻訳であれば編集者など、読み手の立場に立って考える必要があります。
■良い訳注
・情報が取捨選択され、必要なものに絞られている
・根拠が分かりやすく示されている
記載例:
【訳注 1】原文では●年と記述されていますが、以下の×××のホームページによると○年になっています。ご確認ください。
http://www.×××
【訳注 2】固有名詞の日本語訳は一般的と思われるものを使用し、確認できないものについては、日本語訳を作成、原文の名称を()内に併記しています。
■悪い訳注
・必然性のない訳注が大量についている ⇒ 情報の取捨選択ができていない
・「×××はわかりませんでした」とだけ記載されている ⇒ 調べが不十分
なお、アメリアが開催する「定例トライアル」や「翻訳トライアスロン」でも、必要があれば訳注をつけていただけます。「実際の仕事で通用するレベルかどうか」を審査基準とした翻訳の模擬試験にあたりますので、本番さながらの環境で練習していただけます😊
読み手にとって価値ある訳注を書ける翻訳者になって、リピート依頼につなげましょう!
事務局 N



して
お話です。





の視点で交互に描かれる
をめぐる物語はこれまでいくつも描かれてきましたが、
ぜひ書店でお手に取ってみられることを

の人気絵本で、翻訳者は河野万里子さんです。




でも活躍し、亡くなった際には国民葬が営まれたという、フランスの
と言ってもいいような
を舞台に描かれる







)描写に始まり、「この作者、絶対

にはたまらない作品ですが、愛と勇気と絆のこの物語、





しかも最高級の
に触った感触が





