アメリア公式ブログ

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翻訳実績を綴ります♪

今週12日(水)に渋谷にてミステリ忘年会が催されました。

ミステリ忘年会とは、その名の通り翻訳ミステリやロマンスなど

主にフィクション分野でご活躍中の翻訳者&編集者の方々、

エージェントさんが集う年末恒例イベントです

アメリアのコラムでおなじみの田口俊樹氏や横山啓明氏をはじめ、

大御所&ベテラン翻訳者の方々やたくさんの会員さんと直接お話ができる貴重な機会。

事務局スタッフも毎年参加させていただいており、今年は室田&中川が参戦してきました

2010年度の情報誌コラム『翻訳より愛をこめて』をご執筆いただいた

柿沼瑛子氏の乾杯の音頭で会は和やかな雰囲気でスタート

「ひさしぶり~」という声が飛び交い、同窓会のように終始楽しげな会場には

仕事を終えて駆けつける編集者さんも多く、時間が経過するごとに賑わいも増していきます。

日頃おひとりで仕事を進めることが多い翻訳者さん、編集者さんやお仲間の翻訳者さんとも

なかなか会う時間も作れないですものね…

年末は「このミス(このミステリーがすごい)」や「2012ミステリーベスト10」などなど

一押しミステリを取り上げたランキングがたくさんありますが、今年の新たな試みの一つとして

ミステリ忘年会でもミステリ関連書籍の展示コーナーが新設されました。

参加出版社の一押しミステリや今年話題を集めた1冊などの展示なのですが

各社3冊まで、と制限がついているだけに超本命のそろい踏み

よく見てみますと会員さんやコラムにご登場いただいた方々など

アメリアでよくお見かけするお名前がずらり。いやはや、壮観です

未読作品で特に気になったのは「田口俊樹の対談Cafe」でもインタビューに

ご登場いただいた黒原敏行氏の訳書『エコー・メイカー』と光野多惠子さん、

真喜志順子さん、堤理華さんが手がけられた『少年は残酷な弓を射る』。

こんな大物を読み逃していたなんて……こっそりメモりました

毎年東京で開催されるため、この日のために上京される翻訳者さんも多く、

会場では中部、関西圏にお住いの会員さんともたくさんお話しができました

私たち事務局スタッフにとってもとても嬉しい集まりです

ベテランさんだけではなく、プロの翻訳者としてデビューほやほやの方、

リーディングや下訳を中心に活動されている方が入り混じり、近況報告や情報交換の場、

また飲みの席ならではのゆるやかな紹介でつながりを広げる貴重な出会いの場として

今後もますます多くの方が参加されより素晴らしい交流の機会となりますよう願っています。

幹事のみなさま、今年も運営お疲れさまでした

お忙しい中年に一度の大きなイベント運営でとても大変だと思いますが

翻訳出版業界の更なる発展を祈り、来年も開催を楽しみにしています。

アメリア事務局

中川

本日は簗田順子さんが手がけられた『サムスン流 勝利の法則27』をご紹介します

サムスン流 勝利の法則27
(2012/12/01)
キム・ビョンワン
商品詳細を見る

名実ともに韓国を代表する企業、サムスン。

日本でもサムスン製品はもう随分浸透していますよね~

本書は同社が激しい競争を勝ち抜いているばかりか、

なぜここまで大きく成長し、時代に影響を与え続ける存在に

なっているのかその信念、改革の内容、経営理論を分析し

27の法則にまとめて解説しています。

簗田さんにご献本いただき、私も拝読させていただいたのですが

サムスン二代目、現会長のイ・ゴンヒの徹底的な人材マネジメントと自己啓発への

姿勢が伺い知れるエピソードが随所に盛り込まれていてとても興味深いです

特にサムスン流として有名なのは「七・四制」でしょうか。

7時か7時半から仕事をはじめその日の日課を4時か5時には終わらせ

スポーツや語学の勉強、友達と合うなど寄り道をしてから6時半に帰宅する、というルール。

命懸けで自己啓発に励め、と発破をかけるのはイ・ゴンヒ自身が

たゆまぬ厳しい勉強により驚くべき跳躍を経験したからでした

勉強すればするほど成長し、跳躍できる。身をもって体験した結果を時間提供という形で実現する。

少年時代は映画監督を目指していたというイ・ゴンヒは

サムスンの後継者にならねばならないという現実、それには

実力が足りないという事実に直面し人間が変わったように読書と勉強に励みます

企業経営とは体質が合わなかった彼が企業家として成功した陰には

驚くべき量と質の勉強で培われた知恵と洞察力、思考力があったのですね。

徹底的な自己変革に努めるリーダー。

そして一流企業でい続けるために社員一人ひとりが

リーダーに学び自己変革を続けている…サムスンの強さの秘密、ここにあり

圧倒的なリーダーの存在感に影響と刺激を受ける1冊です。

多くの方が手に取られますように…

アメリア事務局

中川

今年も流行っているようでうっかり私も風邪引きです…。

2012年も残すところあと20日!気を引き締めて健康に過ごしたいものです

さて、本日はうっとり華やかな1冊のご紹介。

武田裕子さんの最新訳書、『LIBERTYファブリックのクラフトづくり』です

LIBERTYファブリックのクラフトづくり (GAIA BOOKS)
(2012/11/06)
ルシンダ・ガンダートン
商品詳細を見る

武田さんからはご献本もいただきました。いつもお心遣いありがとうございます

リバティプリントがあしらわれた装丁もとてもかわいいです。

リバティ=ラブリーな小花柄なのかと思っていたら、

思いっきり勘違いしていました…

リバティプリントとは、英国リバティ社製のデザインの総称のことなのですね。

なんといってもファブリックが有名ですが、元々はインド、日本、

中国からの輸入ファブリックを扱うお店からスタートしたのだそうです

本書はリバティの歴史やプリントの紹介に留まらず、

日常使いのクッションカバーやエプロン、ブックカバーから

シックなルームウェア、トートバッグ、ランプシェードなどなど

素敵なファブリックを使ったクラフト作りも紹介されています。

わかりやすいイラスト入りなのも嬉しいです

優しい小花柄だけではなく、大振りな花柄や大胆なストライプ、ペイズリー、

幾何学模様、星と星座、孔雀、ベリーなどの果実…

少女も淑女も夢中になってしまいそうな艶やかなエレガンスが本からも立ち上ってくるようです。

私はクラシカルなMillie(ミリー)が好き…あぁでも

ウィリアム・モリスオリジナルのLodden(ロデン)や

大胆なBailando en mis Suens(バイランド・エン・ミス・スエノス)も捨てがたい。

ファブリックごとにそれぞれの魅力があって眺めているだけで

魅惑の世界にうっとり引き込まれてしまいます…

華やかな武田さんにぴったりの1冊なのでした

これはぜひ本そのものを手にとってご堪能ください。

武田さん、またお話をお聞かせいただけますことを楽しみにしています

アメリア事務局

中川

気持ちのいい青空。ピリッとした空気で背筋が伸びます。

写真を見て、言葉を読んで大いに刺激を受ける

大物書籍『プリツカー賞 受賞建築家は何を語ったか』のご紹介です

プリツカー賞 受賞建築家は何を語ったか
(2012/12/11)
小林 克弘
商品詳細を見る

特設サイトはこちら

翻訳を手がけられたのは杉山まどかさん。

建築分野のビジュアルブックやノンフィクション書籍を沢山手がけておられます。

本書は建築界のノーベル賞とも言われる権威のある

「プリツカー賞」を2010年までに受賞した32組のすべての

建築家が紹介されています。

これはもしや世界初の建築家カタログ、なのでしょうか

世界を牽引する素晴らしい建築家の方々の仕事、

そして彼ら自身の言葉により現代の代表的建築家の思考の流れを

辿ることができるのだそう。

建築家の方々の言葉や仕事から見えてくるのは

建物そのものだけではなくその土地、生活、時間、人々…

様々な要素を含んだ“環境”へのまなざし。

知性とクリエイティビティが発揮された仕事はまぶしく、とても美しいです。

実際の建物に足を運び感じることはかなわなくても

本書を通じてエッセンスに触れることはできるかもしれませんね。

杉山さん、お知らせいただきありがとうございました

今後ますますのご活躍をお祈りしています

アメリア事務局

中川

少しずつ年の瀬が迫ってきました

年末になると一年のことを振り返るとともに、

いつもより少し広い視野で大きな流れについて考える時間を

持ったりすること、ありますよね

本日はそんな季節にぴったり

河野純治さんが手がけられた歴史ノンフィクション、

『一四一七年、その一冊がすべてを変えた』をご紹介します。

一四一七年、その一冊がすべてを変えた
(2012/11)
スティーヴン グリーンブラット
商品詳細を見る

舞台はルネサンス前夜、15世紀のイタリア。

トスカナ地方の小さな村に生まれた「ブックハンター」ポッジョは

ローマ教皇の書記官となりヴァチカンの中枢まで上り詰めますが、

教会大分裂によって仕えていた教皇は退位。自身も失職の憂き目に遭います。

しかし、古い時代の人文主義に興味を持っていたポッジョは、

この機会に各地の修道院に眠っているギリシア・ローマ時代の

失われた古典を探す旅に出ます

奇跡的に生き残った書物の写本を広げては読み解き、

筆写していくのですが、その中で紀元前の詩人・ルクレティウスの

「物の本質について」に出会います。突然その姿を現した

古の書の再発見が、世界をルネサンスの大きな流れへ導いていき……

時代が大きく変わる引き金となった一冊の本とひとりの男の遍歴、

そしてその後の影響が小説のようにつづられています。

2011年全米図書賞、2012年ピュリツァー賞を受賞した1冊

河野さんからご献本をいただきまずは冒頭だけ

読ませていただいたのですが、知的興奮とともに詩的、

哲学的な物語を追いかけたく、たちまちぐっと引き込まれました。

続きが読みたいです。

多くの方が手に取られますように

河野さん、これからもご活躍をお祈りしています。

アメリア事務局

中川

今日は「いつかは読んでみたかった日本の名著シリーズ」

全6巻の1つ『代表的日本人』のご紹介です

代表的日本人 (いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ4)
(2012/11/20)
内村 鑑三
商品詳細を見る

新渡戸稲造『武士道』、岡倉天心『茶の本』とならび

明治期の日本人による英語名著といわれる内村鑑三氏の著作です。

日本史や国語で習いましたかね~

翻訳を手がけられたのは齋藤慎子さん

既に複数の翻訳・抄訳版が出ている『代表的日本人』ですが

「いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ」版の特徴は、

“中高生にも読めるように”とにかくとことんまで追求した読みやすさなのだそう。

日蓮、中江藤樹、二宮尊徳、上杉鷹山、西郷隆盛の5傑を

代表的日本人として内村が論じます。明治時代の宗教家、思想家、

文学者内村の見た日本と日本人への考察が読みやすい現代語訳となり

さらに多くの方の手に届けられることになりました

私も『代表的日本人』は未読です…お恥ずかしい

この機会にこれまでの訳と齋藤さんの新訳で読み比べてみたいです。

長年読み継がれる名著たるゆえんといいましょうか、

複数の訳があり読み比べができるなんてとてもありがたいですね。

100年以上前の日本で英語で書かれた書籍が、

海外在住のご経験も豊富な齋藤さんの言葉で現代版になる。

なんだかとても感慨深いです

皆さん、ぜひお手にとって読んでみてくださいね。

齋藤さん、刊行おめでとうございます。

これからもご活躍をお祈りしています

アメリア事務局

中川

いよいよ本格的な寒さですね…鍋とコタツが恋しいです

さて、今日も訳書を2冊ご紹介します

まず1冊目はディズニー史上最も奇妙な“3D”ワンダーランド

唯一の公式ビジュアルブック

フランケンウィニー ビジュアルブック
(2012/12/15)
マーク・ソールズベリー、ティム・バートン 他
商品詳細を見る

翻訳を手がけられたのは映像、出版双方で

活躍されている川岸史さん。

いよいよ来週末公開予定のティム・バートン監督最新作『フランケンウィニー』

同名実写映画が、最新テクノロジーとぬくもりあふれるアニメーションの融合で

“モノクロ3D”長編映画としてよみがえります

ティム・バートン監督にとっては原点ともいえる『フランケンウィニー』の世界観、

スケッチ画、製作の舞台裏…監督のインタビューも充実し、

作品をさらに堪能するための大充実ビジュアルブック。

発売は映画公開同日の12月15日予定。映画と一緒にぜひお楽しみください

そしてもう1冊は元素×芸術が素敵な出会いを果たしたこちら

元素をめぐる美と驚き: 周期表に秘められた物語
(2012/11/22)
ヒュー オールダシー=ウィリアムズ
商品詳細を見る

こちらは松井信彦さん、田淵健太さん、安部恵子さんほかの方による共訳作です。

松井さんから内容も教えていただいたのですが、本書は

一般の方向けの科学書の中でもとりわけ文系色が強い書籍なのだそうです

周期表に並ぶ元素が文化にどのような足跡を残しているか、

全編を通じて有名な本の一説、芸術作品の引用や紹介を交えて

元素に秘められた物語が語られているのだそう

科学のプロフェッショナルによる元素と美をめぐるノンフィクション。

カガクに遠い文系の方も臆せず手にとっていただきたいなぁと思います

アメリア事務局

中川

ぐっと冷え込んでいます

北海道は早くも大雪で停電が続いているエリアもある模様…

ここまで復旧に時間がかかるとは。避難生活を余儀なくされた

皆さまが一日も早く日常の生活を取り戻せますよう願っています。

 

さて。今週28日はJTFの翻訳祭に参加してきました

大盛況のまま幕を閉じた今年の翻訳祭、各セッションも

活気に溢れ貴重なお話が盛りだくさんだったようです。

多面的に翻訳業界を捉え、健全な発展を目指そうという意欲をびしびしと感じる会場でした

 

前置きが長くなってしまいましたが、本日も訳書を2冊ご紹介します~

 

まず1冊目は村山美雪さん&ジュリア・クインタッグ、

初期三部作シリーズの完結編『野に咲く乙女に口づけを』。

 

野に咲く乙女に口づけを (ラズベリーブックス)
(2012/11/09)
ジュリア・クイン
商品詳細を見る

 

記憶に新しい第二作で主人公・ベルと

「一年以内に運命の恋に落ちて結婚する」と賭けをした

当の本人、気ままな独身貴族のダンフォードが主人公。

 

男性張りに屋敷や農場を切り盛りし田舎暮らしをする

ヘンリエッタの後見人として社交界で花婿探しをするため

彼女を淑女へ導くのですが…

まるで『マイ・フェア・レディ』や『プリティ・ウーマン』。

大人で包容力のある魅力的な男性がはつらつとした女性に

惹かれる姿、自信を無くして不安を募らせていく可憐な気持ち。キュンキュンです

 

 

そしてもう1冊は堀江博子さんが翻訳を手がけられた『ホビット 思いがけない冒険』。

 

ホビット〜思いがけない物語〜
(2012/11/10)
J.R.R. トールキン
商品詳細を見る

 

『ロード・オブ・ザ・リング』の物語から遡ること60年。

きらびやかなドワーフ王の館があったエレボール山は巨大な竜にのっとられ、

ドワーフ王とその民たちは辺境の地に追いやられてしまいます

 

ドワーフ王が戻る日を待ちのぞみながらも、竜と戦う勇者が現れずにいました。

そんなある日、ホビットのビルボを冒険につれだそうと誘う魔法使い

ガンダルフが現れ、いつの間にかビルボは冒険に旅立つことになりますが…

 

実写映画の印象的なシーンで構成された大型絵本の本作

まだ映画を見るのは難しい小さな子どもでも要所要所が

おさえられすんなりと世界に入っていけそうです。

ちなみに映画版は12月14日より全国ロードショーだそうです

 

村山さん、堀江さん、ご献本のお心遣いありがとうございます。

ファンの方々にはたまらない世界観の作品のご紹介でした。

ますます多くの方が手に取られますように

 

 

アメリア事務局

中川

本日はユニバーサル・チャンネルにて放映中の

ミステリアスなSFドラマシリーズ『ヘイブン』、シーズン3のご紹介です

本作品の字幕翻訳を手がけられたのは有尾さゆりさんと渡部美貴さんです。

「ヘイヴン -謎の潜む町-」シーズン3

FBI捜査官、オードリーが事件の調査で訪れた町

ヘイブンで数々の超自然現象や不思議なパワーを持つ人々に遭遇。

謎に満ちた“災い”や“秘密”が徐々に明かされる中、

捜査に当たりながらオードリー自身の存在もまた“災い”や“謎”と化していく…

日本では単独刊行されていないスティーヴン・キングの小説、

「コロラド・キッド」をベースとした事件捜査物語。

謎が解けないまま終わってしまうという前代未聞の

傑作ミステリをドラマに移し、物語は迷宮の深みへ

シーズン3ではメインキャラクターたちの真実が

明かされるだけではなく、新キャラクターも登場するのだとか。

不思議な3角関係に留まらず人間関係はさらに複雑に交錯してゆきます

SF感たっぷりの話題作『ヘイブン』、本国では

シーズン4の制作・放送されることが明らかにされたとのこと

今後の展開も目が放せません

今後も有尾さん、渡部さんの翻訳で日本にご紹介されますように…

ますますのご活躍をお祈りしています

アメリア事務局

中川

明日からは3連休、勤労感謝の日は色々サボってゆっくり休みたいですね~

皆さまも良い週末となりますように

 

今日も訳書2冊をご紹介します

まずはパッチワークやキルトにとても造詣の深い大田亜侑さんが

英訳を手がけられた魅惑のキルトの世界

 

Foundation-Pieced Double Wedding Ring Quilts
(2012/09/12)
Sumiko Minei
商品詳細を見る

 

アメリカのキルト専門出版社より刊行された本書、大田さんにとっても

日英翻訳の書籍としては初めての訳書となるのだそうです。おめでとうございます

 

タイトルにもなっているダブルウェディングリングキルト、とは

結婚指輪を象徴するリングが重なり合い永遠の愛を表すパターン

ブライダルキルトとしてよく作られる憧れのキルトなのだそう

 

本書の中にも写真とプロセスがたくさん紹介されていますが、

様々な組み合わせの妙と細やかな手仕事にほぉ~っとため息が

出てしまいます。こうやって作っていくものなのですね~

ちょっと興味がある方は絶対やってみたい欲がむくむくと湧き上がっちゃいますよ。

 

大田さんは長編小説の翻訳にもご興味があるそう。

そちらの分野でもご活躍をお祈りしています

 

そしてもう1冊は辻早苗さんの手がけられたヒストリカル・ロマンス

『偽りのあなたに真実の誓いを』。

 

偽りのあなたに真実の誓いを (ラズベリーブックス)
(2012/11/09)
サラ・マクリーン
商品詳細を見る

 

アマゾンでは早速大満足の読後感をつづったレビューも

ぐぐぐっと引き込まれてしまうのだそうですよ~

 

かつて結婚式直前に婚約破棄された苦い思い出を持つ

28歳の侯爵令嬢ペネロペ。愛ある結婚を夢見る彼女の心の中には

かつて幼なじみで10年前に姿を消した侯爵マイケルがいた。

それぞれにとっての思い出の土地で偶然の再会に喜ぶペネロペだったが…

 

それぞれに過ごした月日で重ねた悲しみや痛みは

二人にどんな変化をもたらしたのでしょうか

忘れられない初恋の人を思い続ける甘酸っぱい恋の展開は…

 

ハッピーエンドがわかっていても、読ませる小説は素直に読んでしまうのですよね~。

作品や作者の魅力が感じられるのは翻訳者さんのお力ですね

 

大田さん、辻さん、またのご連絡も楽しみにお待ちしています

 

 

アメリア事務局

中川

本日は2冊の訳書をご紹介します~

まず1冊目は中世ハイランダー・ロマンスシリーズ三部作の第2作目です

 

ハイランダーの天使 (マグノリアロマンス)
(2012/11/09)
マヤ・バンクス
商品詳細を見る

 

翻訳を手がけられたのは出水純さん。

 

「面白かった~!」のレビューがたくさん見つかる前作、

『ハイランドの美しい花嫁』にも登場した次男アラリックが本作の主人公。

決められた相手に正式に結婚を申込に行く途中で襲撃に会い、

まるで天使のように美しいヒロインに出会ってしまって……

というストーリーです。

 

とにかく男らしいハイランドもののヒーローが、

それぞれのヒロインとの関係にメロメロになる姿にキュンとくる

大人女子が多いのですって

ロマンスって理想の男性像もわかっちゃいますね

 

 

そしてもう1作は贋作にまつわるドタバタコージーミステリシリーズ・第3弾

 

暗くなるまで贋作を (創元推理文庫)
(2012/11/10)
ヘイリー・リンド
商品詳細を見る

 

気になるあらすじはこちらです

 

納骨堂での壁画の修復中に墓場泥棒に遭遇したアニー。

追跡した大学院生から、納骨堂内にラファエロの真作がある

可能性を告げられる。

 

天才贋作師の祖父がかつて贋造した名画だが、

真作はイタリアの国宝で国立古典絵画館所蔵のはず。

調査を始めたアニーは訪問先で死体を発見。

一方贋作師の祖父のもとには贋作撲滅師の手がのびる…

(参考:Amazon.co.jpより)

 

行きつ戻りつするフランクとのロマンス、

贋作撲滅師に追われる天才贋作師のおじいちゃんはドーナル?

今後の展開も気になります

 

読書の秋、本屋めぐりが特に楽しい季節です。

続きが待ち遠しくなるお気に入りを見つけてくださいね

 

出水さん、岩田さん、次回作刊行のご連絡も楽しみにお待ちしています

 

 

アメリア事務局

中川

毎週が明けるごとに冷え込みが厳しくなりますね…

今週は冬物コート&ロングブーツも登場させてしまいました

みなさんは冬支度、お済みでしょうか?

 

さてさて、本日はどちらも本国で話題を読んだ大作DVDのご紹介です

いずれも吹替翻訳を手がけられたのは今井純子さんです!

 

まずは「ミレニアム」シリーズ製作陣が贈るこちら

 

ヘッドハンター [DVD]
(2013/01/25)
アクセル・へニー、ニコライ・コスター=ワルドウ 他
商品詳細を見る

 

背の低さを除く全てを手に入れたヘッドハンター・ロジャーの裏家業は

芸術品を盗むこと。ロジャーはある日、高価な絵画を所有する軍隊出身の

成功者クラスに出会う。最後の裏家業と心に決めてクラスの家に忍び込んだ

ロジャーを待ち構えていたのは、人生最大の危機だった……!

 

超・超話題作の北欧系傑作サスペンススリラー『ヘッドハンター』。

いったいどう話題かといいますと

本国ノルウェーでは興行収入4週連続第1位を飾り、

世界50か国以上での公開、またハリウッドでのリメイクも決定し

さらに話題が話題を呼び10月にアンコール上映まで行われたほど

 

映画館で見た方の大興奮レビューもたくさん見つかります。

見逃してしまった方はぜひDVDで

 

そしてもう1作は『アウェイクニング』。

 

『それでも恋するバルセロナ』や『ザ・タウン』など

話題作への出演が続く実力派女優レベッカ・ホール主演作です

う~ん、不気味なたたずまい。ホラー感たっぷりです

 

アウェイクニング [DVD]
(2013/01/25)
レベッカ・ホール、イメルダ・スタウントン 他
商品詳細を見る

 

第一次大戦後のイギリス。婚約者の死を忘れられないヒロインは

理論的に超自然現象の嘘を暴くことを生きがいとしていた。

ある日彼女の元に寄宿学校で目撃される少年の幽霊を調査してほしいと

依頼が舞い込む。ただのいたずらと判明し学校を去ろうとしたそのとき、

理屈では説明できない身も凍るような出来事に遭遇する

徹底的な調査で亡霊に向き合ううち、ヒロイン自身の心に眠るある記憶に辿りつくが……

 

怖いだけじゃない、見ごたえのあるサスペンススリラー&スーパーナチュラルホラー。

2作ともDVD発売は1月25日です。お楽しみに

 

今井さん、これからもご活躍をお祈りしています

 

 

アメリア事務局

中川

本日は、中華映画のDVD&ブルーレイのご紹介です

いずれも木村佳名子さんが手がけられた作品です。

王朝の陰謀 判事ディーと人体発火怪奇事件 [DVD]
(2012/10/12)
アンディ・ラウ、リー・ビンビン 他
商品詳細を見る

こちらは以前ご紹介した劇場公開作品のDVD版。

中華圏の大スター、アンディ・ラウが大活躍。

ダイナミックなアクションと展開で映画を見る興奮と

楽しさがストレートに味わえる痛快作です

捜査官X [DVD]
(2012/11/02)
ドニー・イェン、金城武 他
商品詳細を見る

山奥ののどかな村で指名手配中の凶悪犯と遭遇した職人が

正当防衛で彼を殺してしまう。悪人を退治したことで英雄扱いされるが、

事件の捜査官は職人の隠された過去にたどり着く……

こちらはハリウッド映画にも出演するドニー・イェンと

金城武さんのダブル主演です。濃い、豪華

『王朝の陰謀 判事ディーと人体発火怪奇事件』では

字幕翻訳をご担当、『捜査官X』では吹替翻訳をご担当されました

ちょうど先日、学生時代に足繁く通った早稲田松竹さんでも

こちらの2作が上映されていました~

残念ながらこのタイミングを逃してしまった私……

DVDで堪能します。

昨日は中国共産党の総書記交代のニュースが新聞の一面を飾りましたね

何かが大きく変わろうとしているのでしょうか。

連日報じられる日中間の政治・社会面の影響は

生活の様々な場面で少なからずあるものの、

文化の交流は脈々と続いているのだと励まされます。

木村さん、これからも中華圏の作品の魅力を教えてください

またのご連絡も楽しみにお待ちしています。

アメリア事務局

中川

北海道では例年雪が降る時期なのにまだ降っていないという

ニュースを見ましたが、今年は暖冬傾向にあるようですね。

と思いきや、今日から冷え込むという噂も。今年も冬が近づいているのでしょうか

さて、今日は書籍を2冊ご紹介します

まずは安齋奈津子さん、笹森みわこさんほか数名の方で共訳を手がけられたこちら。

エリック・クラプトン全記録
(2012/09/27)
クリス・ウェルチ
商品詳細を見る

その昔、ロンドンでギターの神と落書きされたというクラプトン

音楽に疎い私は“Tears in heaven”を知ってから

聴き始めたのですが、あまり詳しくない方でもクラプトンの曲を

一曲も聴いたことない! という方は少ないかもしれませんよね~

本書は全記録と銘打つだけあり、クラプトンの音楽、

人生の今と昔がぎゅっと詰まったとーっても豪華な1冊。

ファンの方、必読です

そしてもう1冊は大友香奈子さんが手がけられた『マッドアップル』

マッドアップル (創元推理文庫)
(2012/09/27)
クリスティーナ・メルドラム
商品詳細を見る

大友さんからはご献本もいただいたのですが、

手にしてすぐに何層もの意味を感じてしまう

とっても印象的なタイトルと表紙にぐっと惹きつけられます

全米図書館協会ベストブックにも選ばれた本書は著者のデビュー作。

大友さんのあとがきを拝見すると、著者自身が信じ、大切だと

信じている主題、“自然と科学と宗教と神話の相関関係”について

書きたかったといいます。事実、「人間の本質と神の介在」や

「人間の魂の最も暗い部分」を探求した作品として様々な場所で

高く評価されているのだそう

処女懐胎を想起させる序章に誘われ、ミステリアスな雰囲気に

呑み込まれていく感覚にさらなる期待をかきたてられ、ページを繰る手がとまりません

どちらもぜひ多くの方が手に取られますように。

安齋さん、笹森さん、大友さん、これからもご活躍をお祈りしています

アメリア事務局

中川

今日は幅広い層からアツイ支持をうけるDVD・2作のご紹介です。

今井由美子さんほか複数名の方が字幕翻訳を手がけられた人気シリーズ

明日11/9リリースとのことです

ビバリーヒルズ青春白書 シーズン9 コンプリートBOX Vol.1 [DVD]
(2012/11/09)
ジェニー・ガース、ルーク・ペリー 他
商品詳細を見る

ビバリーヒルズ青春白書 シーズン9 コンプリートBOX Vol.2 [DVD]
(2012/11/09)
ジェニー・ガース、ルーク・ペリー 他
商品詳細を見る

今井さんは26話中、8話をご担当されたのだそう。

メンバーの入れ替わりや事件の発覚など新たな展開に

見始めると止まらないシリーズですよね

本国でも90年より10年間にわたり放映されていましたが

当時見ていた方もDVDで新たに出会う方も釘付けにしてしまう愛され続けるビバヒル

翌週の放映を待たずに続けて見られるDVDはなんだかお得な気分です

そして映画公開時にも話題を呼んだこちら

映画「フラメンコ・フラメンコ」 [DVD]
(2012/10/17)
ドキュメンタリー映画
商品詳細を見る

字幕翻訳を手がけられたのはもちろん渡部美貴さん。

DVDの真っ赤なパッケージも鮮烈な印象を残しますね。

「背景に大きな絵画が使われているのですが、

その前で踊るバイラオール(男性舞踊家)や

バイラオーラ(女性舞踏家)が絵画の一部になるような

演出はすばらしく、見ごたえがあります。」

と渡部さん。まさに目の愉悦です。

映画館で見逃してしまった方も、ヴィットリオ・ストラーロの映像美を

とくとご堪能あれ

今井さん、渡部さん、またのご連絡も楽しみにお待ちしています

アメリア事務局

中川

今年も残すところあと、2ヶ月。妙に焦り始める季節になりましたが

みなさん、今年やりたかったことは全部実現できましたか

あれもやってない、これもできてない…となんだかモヤモヤしてしまった方に

ぴったりのノンフィクションをご紹介します

スタンフォードの自分を変える教室
(2012/10/20)
ケリー・マクゴニガル
商品詳細を見る

スタンフォード大学で大評判を呼んだ「意志力」の講座を完全書籍化した

アメリカのベストセラーである本書。翻訳を手がけられたのは神崎朗子さんです

私もじっくりと読ませていただいているのですが、

ぐさぐさと思い当たることばかり…例えば

・しようと考えただけで、した気になってしまう

・人は「まちがった衝動」を信用する

・エコ活動が罪悪感を鈍らせる

・「あとで取り返せる」と思っていないか

・つねに「将来の自分」を過大評価している

…どうでしょう?

私は学生の頃(いまも…)倫理観から、また理性的に「正しい」

ことへの反発(「ダメ」も人間らしさでしょ!という具合に)から

自堕落をずるずると許し続けた記憶があります

ただ、それは本当に自分が望んでいることなのかなと問い始めるとすごくドキっとして……

本書は自分自身の意志の弱さに向き合い、科学的な観点から

「意志力」を磨き、なりたい自分になるための実用的なノンフィクション。

といっても堅苦しくはなく、「シンプルでわかりやすい説明や、

親しみやすくウィットに富んだ語り口に、ひとの痛みや悩みに寄り添う

著者の姿勢を感じました」と神崎さんが仰るように

教育者としての素敵な著者の姿やなりたい自分に変われた受講生たちの

喜びの姿、熱気あふれる講義も想像できる、誠実でアツイ本です

自分に厳しいこと=意志力が強いということではないのですね。

冷静に行動を選択する自分を育てることで、これからの自分がより楽しみになってくるはず

神崎さん、ご献本と詳しいお話もお寄せいただきありがとうございました。

とても評判を呼んでいて早くも増刷がかかっているという本書、

さらに多くの方が手に取られますよう願っております

アメリア事務局

中川

今日はこの秋一番の冷え込みだそうです…風が身にしみます

温かいお鍋が恋しくなりますね

さてさて、本日は人気シリーズ2作をご紹介

まずは田辺千幸さんの手がけられている『トゥルーブラッド』。

トゥルーブラッド11 遺された秘宝 (ソフトバンク文庫)
(2012/10/19)
シャーレイン・ハリス、Charlaine Harris 他
商品詳細を見る

数々の困難、友情や恋模様にもハラハラが止まらない

パラノーマルロマンス、『トゥルーブラッド』。

不穏な殺伐とした雰囲気に包まれた11巻、物語も大きく動き出します

長く愛されているこちらのシリーズも、いよいよ結末が近づいてきているのでしょうか

早く先が知りたいような、芯の強いスーキーをまだまだ見ていたいような…

とにもかくにも続きが待ち遠しいです~

そしてもう1冊、ミステリ作家、エージェントが集う

パーティ会場での上質な犯人探しミステリ

ミステリ作家の嵐の一夜 (創元推理文庫)
(2012/10/30)
G・M・マリエット
商品詳細を見る

翻訳を手がけられたのは吉澤康子さん。

吉澤さんからはご献本もいただきました。ありがとうございます

超売れっ子ながら鼻持ちならない性格の若手作家。

その成功を祝うパーティで起きた密室の惨劇にセント・ジャスト警部が挑みます

「嘘をついて生計を立てている」作家たちは誰もが

怪しすぎる容疑者。巧みな伏線と人間味たっぷりの

会話に欧米の出版事情が織り交ぜられた上質なミステリは

読み応えたっぷり。夢中で読みふけってしまいます

田辺さん、吉澤さん、続刊のご連絡も心よりお待ちしています

アメリア事務局

中川

すっかり秋ですね

事務局はパソコンとスタッフの熱気で半袖でもいいくらいのあたたかさを感じますが

一歩外に出ると冷えますね

さて本日は木村佳名子さんの字幕作品をご紹介いたします

ただいま開催中の東京国際映画祭「アジアの風」部門で

明日25日と27日に上映される予定とのこと。

『老人ホームを飛び出して』

上映予定

10月25日 14:20~

10月27日 16:40~

作品の詳細はコチラをご覧ください。

木村さんからこんなコメントをお寄せいただきました

平均年齢80歳、合計年齢3000歳越えともいう、

往年の名優が大集結したヒューマン・コメディ。

笑えるだけでは終わらない“老人版・青春ロードムービー”です。

「老い」についてだけでなく、

「限られた命の生き方」についても、受け取るものの大きい映画でした。

多くの方に、ティッシュ持参で

(ハンカチだと、とめどない鼻水を持て余します。私だけ?)

ぜひご覧頂きたいです。

主演は『古井戸』の監督でもある呉天明(ウー・ティエンミン)。

個人的には、モンゴル族の名女優、斯琴高娃(スーチンカオワー)が

歌声とともに顔を見せてくれたのが嬉しかったです。

作品への愛情が伝わってきますね

私の大好きな作品『初恋のきた道』のおばあさん役のリー・ビンも本作品に

登場しているようです。

ハートフルな雰囲気あふれる本作品、気になります

木村さん、お知らせいただきありがとうございました。

今後のご活躍も楽しみにしております

アメリア事務局・入江

ちょうど今月、ノーベル賞受賞者が発表されていましたね。

山中教授の受賞に沸き、村上春樹さんの受賞を願い…

とても身近な話題に感じるようになってきました

本日ご紹介する書籍は、昨年のノーベル平和賞受賞者

リーマ・ボウイーさんの自伝です。

祈りよ力となれ――リーマ・ボウイー自伝
(2012/09/18)
リーマ・ボウイー、キャロル・ミザーズ 他
商品詳細を見る

翻訳を手がけられたのは、東方雅美さん。

東方さんからはご献本とともにコメントもいただきました。

ありがとうございます

翻訳者の方ならではのお言葉、こちらでもご紹介させていただきます。

 昨年ノーベル平和賞を受賞したリーマ・ボウイーさんの自伝です。

 普通の女性が平和運動のリーダーとなり、14年も続いた内戦の終結に

 大きな役割を果たす、という物語です。

 自伝とはいえ決してきれいごとが書かれているのではなく、

 プライベートな面での葛藤も素直に描かれており、

 筆者がどんな思いで平和運動を進めてきたのかがよく分かります。

 また、「内戦下で生きる」とはどういうことなのか、

 平和な日本では想像し得ない具体的な様子がよく伝わってきます。

 平和問題を考える上でももちろん参考になりますし、

 一人の女性のストーリーとしても興味深く読んでもらえるのではないかと思います。

本書のAmazonレビューでも、偉業を成し遂げたのみならず、

日常を闘う1人の女性の姿が読者の方の心に響いたというメッセージがありました

東方さんよりお知らせいただいた前後にちょうどボウイー氏のお名前を

ニュースで見かけたばかりだなと思っていましたら、

つい先日リベリアの大統領の収賄や縁故採用の横行を批判し政府の役職を

辞任されたのだそうです。

平和は必ず訪れる。

そのための不断の努力を続ける強い意志をもった女性の言葉は

きっと多くの方にとって力強いエールとして響くはず

ぜひ手にとってご一読ください。

アメリア事務局

中川

朝は晴れていましたが、しとしと雨模様となりました

たまーに空振の日もありますが今日は傘とレインブーツが役に立ってちょっと嬉しいです

 

さて、今日は2冊の実用書のご紹介です。

まず1冊目は亀田佐知子さんが手がけられた専門書

 

心理療法ガイドブック
(2012/09/20)
G.アマダ
商品詳細を見る

 

スペシャルコンテストで見事採用となり、この度刊行の運びとなったそうです

とても嬉しいご連絡です。おめでとうございます

 

亀田さんからはコメントもいただきましたのでご紹介させていただきます

 

 「心理療法とはなにか」から「心理療法はいつ終わるのか」まで、

 心理療法に関する素朴な質問に丁寧に答える文字通りのガイドブック。

 

 これから心理療法を受けたいと思っている人にとっては

 優れた心理療法家に出会うための道しるべとなろうし、

 心理療法の専門家にとっては、心理療法についての考えを改めて

 整理する上で格好のガイドとなっている。

 

定形があるようでもあり、ないようでもある「心理療法」。

自分自身や身近な人が心理療法の助けを借りたいときに

どのような心積もりでいればよいのかも教えてくれそうなガイドブックです

 

そしてもう1冊は面白い切り口のこちら

 

橋の形を読み解く (GAIA BOOKS)
(2012/09/10)
エドワード・デニソン、イアン・スチュアート 他
商品詳細を見る

 

翻訳を手がけられたのは桑平幸子さん。

 

2年前に桑平さんが翻訳を手がけられた『テキスタイルパターンの謎を知る』に続く

「How to read」シリーズの1冊なのだそうです。

 

普段はなかなか意識しない橋。

通るときには全体像が見えないものですが、よくよく

考えるとある場所と場所を結ぶ重要な建築物ですよね

 

紹介される世界中の橋は美しい形ばかりで、

桑平さんも写真を眺めながらゆったり楽しく翻訳を

手がけられたのだとか。旅気分も味わえるビジュアルブックです~

 

目的があって初めて手にすることが多い実用書。

こうして皆さんからお知らせいただいて、書店で手にとると

1冊1冊の密度や情報の豊富さに思わず引き込まれてしまうことも

少なくありません。本てすごいなーと、じわーっと感動してしまいます

 

亀田さん、桑平さん、ご連絡ありがとうございました

これからもご活躍をお祈りしています

 

アメリア事務局

中川