アメリア公式ブログ

翻訳者ネットワーク「アメリア」が、
最新情報やアメリア会員の方の
翻訳実績を綴ります♪

みなさん、ひらめき力に自信はある方でしょうか。

私は……残念ながらない方です

ただ、ないからといって諦めるのは少し早いですよね

今日はそんな私にもありがたい、花塚恵さんの最新訳書

『ひらめきトレーニング』のご紹介です。

ひらめきトレーニング
(2012/05/11)
ジョシュ リンクナー
商品詳細を見る

「問いかける」

「準備する」

「発見する」

「火をつける」

「実行に移す」

この5つのステップを踏んで課題に取り組むことで

個人や組織として創造力を使う習慣を身につけ、成長していく

というひらめきトレーニング

驚くような発想力がある人を見ると“ひらめき”はふっと突然、

何もせずにやってくるようにさえ思えることもあるものですが

周りのアドリブに強い人をじっくり見てみると、無数の経験から

発想の元になるアイディアが生まれていることにも気付きます。

意識的にも無意識的にも重ねられた試行錯誤と

自覚的なトレーニングを経て武器として身につけることができる、

と考えると苦手な私も前向きに取り組めそうです

起業家、投資家でもありジャズメンでもある著者による、

哲学と実践的なテクニックに読み応えと手ごたえを感じられるはず。

実は先日、お忙しいなか花塚さんが翻訳会館にお立ち寄りくださいました。

そのときにお聞きしたのですが、今回のお仕事のきっかけとなったのは

数年前のパーティなのだそうです。以来、年に一度のご挨拶を続けていたところ、

今年に入りご依頼があったのだとか。実力はもちろんのこと、コミュニケーションを

大切にされているところもとっても素敵な花塚さん

いつもお話をお聞かせいただきありがとうございます。

これからもスタッフ一同応援しております

アメリア事務局

中川

太平洋に台風2号が来ているのだとか。

今年もそんな季節になったのですね…

さて、今日も2冊の訳書をご紹介します

まず1冊目はロマンスの『淑女からの求婚』

淑女からの求婚 (ラズベリーブックス)
(2012/05/10)
パトリシア・ワデル
商品詳細を見る

多数のロマンス訳書を持つ辻早苗さんの最新翻訳作です

祖父である伯爵の遺言により、1年2ヶ月以内に爵位と財産の

両方を持つ男性との結婚を果たさなければ遺産相続の権利を失ってしまう

クラリッサ。ある秘密のために資金 を必要しているクラリッサは、

前からほのかな恋心を抱いていた誠実な伯爵・サイモンに求婚することに。

結婚と引き換えにサイモンから予想もしない条件を求められ

戸惑うクラリッサだったが……

胸に秘めたもの、相手とのロマンス、二つのどうしようもない想いに翻弄されながらも

歩み寄るヒロインとヒーローの姿に引き込まれてしまうのだそう

辻さん、刊行おめでとうございます

そしてもう1冊は片神貴子さんの子ども向け科学図鑑

音楽 ―音を楽しむ!― (科学キャラクター図鑑)
(2012/05/22)
ダン・グリーン
商品詳細を見る

こちらは本日刊行です~おめでとうございます!

心が躍るタイトルの本書、片神さんからもコメントをいただいたのでご紹介しちゃいます

 本書は小学生にたいへん人気のある

 「科学キャラクター図鑑シリーズ」の最新刊です。

 リズムや音符、ピアノなどが個性豊かなキャラクターとして描かれ、

 それぞれの自己紹介を聞くうちに音楽が学べるようになっています。

「子どもと科学の素敵な出会いを作っていけたら」と仰る片神さん。

こちらのシリーズのような本をきっかけに科学に自然に出会っていく

子どもたちがたくさんいるのだろうなと思います。

長く、広い視野でこうした活動に取り組まれている大人たちの存在が

子どもたちと、子どもたちの未来を育んでいくのでしょうね。

とても素敵だな~と思います これからも応援しております

アメリア事務局

中川

季節逆戻りの冷えこみから一転、夏日です~

テンションあがります

そんな本日は絶賛公開中、誰もが楽しめる

おススメのエンターテイメント作品をご紹介します

『王朝の陰謀-判事ディーと人体発火怪奇事件』

字幕翻訳を手がけられたのは木村佳名子さん。

本作は大掛かりなワイヤーアクションも盛りだくさん、

アジアを代表するエンターテイナーな豪華出演者陣も魅力的な

“中国版シャーロック・ホームズ”

主役はアンディ・ラウ(さま)、リー・ビンビンやカリーナ・ラウの

競演も見逃せない。監督はツイ・ハーク&サモ・ハン(・キンポー)です~

木村さんからはオモシロこぼれエピソードをお伺いしちゃいました

 この作品、本国で公開された時は、

 ガイ・リッチーの『シャーロック・ホームズ』に通じるような

 一部女子の萌え心をくすぐる映画としても観られ、

 サブキャラの白髪司法官「ペイ」については、

 ファン制作の動画や、同人誌も作られました。

 中華女子の萌えのツボにご興味のある方は

 「大理寺少卿」や「Q版裴東來」をキーワードに検索していただくと

 いろいろ出てきます。

こういう妄想系の楽しみ方、共感しちゃいますね……

日本でも「東洋の武闘派ホームズ」との呼び声も高いザッツ・エンターテイメント

香港映画を皮切りに中華映画にどハマリ中の私は興奮しっぱなしでした。

この面白さへの貪欲さは得るものが大きいですよ

ちなみに今年は中華映画の公開が例年より多いのだそうです。

アジアの良質な映画がどんどん公開され、木村さんをはじめとする

中国語翻訳者のみなさんのご活躍の舞台がさらに増えることはまたとても嬉しいです。

木村さん、またのご連絡も楽しみにお待ちしています

アメリア事務局

中川

今朝の金環日食はご覧になられましたか

私は結局見られなかったのですがリングのような環がとてもキレイだったとか…

すっきりした気持ちで一週間がスタートできた方も多いのではないでしょうか

さて、今日も2冊の訳書をご紹介します

まずは人気ゴルフミステリシリーズの第3弾。

順調なペースでの刊行、人気の高さも伺えます

邪悪なグリーン プロゴルファー リーの事件スコア 3 (プロゴルファー リーの事件スコア)
(2012/05/18)
アーロン&シャーロット・エルキンズ
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翻訳を手がけられたのは、いつもの通り寺尾まち子さん

本作は時代が遡り、ある“事故現場”の描写から始まります。

歴史ミステリの雰囲気漂う始まりから一転、

ちょっとした失敗にぼやく庶民的ないつものリーの生活へ。

親友のペグが持ってきた美味しい話に乗ったリーは

新たな事件へ巻き込まれていきます…

恋人や親友と一緒に事件を解決していくリーですが、

3年目のプロゴルファーとしてゴルフに打ち込みながらも

生活に悩む姿もまた親しみやすい存在です

そういったところも人気のもとなのでしょうね。

次巻の刊行も楽しみです

そしてもう1冊は、現地で大絶賛の声がやまないサスペンス

山中朝晶さんの最新訳書です。

尋問請負人 (ハヤカワ文庫 NV)
(2012/05/05)
マーク・アレン・スミス
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主人公のガイガーは拷問のプロフェッショナル。

とはいえむごい拷問で相手を痛めつけるのではなく

巧みなテクニックで心理的に相手を自白に追い込んでいく。

多くの企業や機関などで重宝されるガイガーの

もう一つの特徴は、過去の記憶をなくしていること…

徹底したプロフェッショナルながらミステリアスなこの主人公が、

自らに課したルールを崩し思いがけず子どもを救おうとしたことから

正体不明の敵に執拗に追いかけられることになります

報道番組やドキュメンタリー映画プロデューサー、

また映画の脚本家としても活躍中の著者の小説デビュー作。

キャラクターにも展開にもぐんぐん引っ張られて夢中で読んでしまうはず

読ませる力は折り紙つきです

寺尾さん、山中さん、ご献本ありがとうございました。

どちらもますます多くの読者の方が手に取りますように

アメリア事務局

中川

今日はあま~い 3冊のご紹介です。ベタですが、ほんとです

まずは岩田佳代子さんが翻訳を手がけられたこちら

世界的な人気を誇るオーガニック・チョコブランドの

【グリーン・アンド・ブラックス】による

とびきりのチョコレートレシピ集です

究極のチョコレートレシピ (GAIA BOOKS)
(2012/04/20)
ミカ・カー=ヒル
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ケーキ、クッキー、カップケーキ、タルトやスフレ、パイ…

おやつにぴったりな手軽なものからパーティ向きのデザートなど

至福のスイーツタイムをもっと素晴らしいひとときにするための

驚きのアイディアが詰まった香り漂うレシピがたっぷり

眺めるだけでもなんて幸せな…

そしてもう2冊は、ロマンスの女王ノーラ・ロバーツが贈る

さわやかさと甘さのバランスが絶妙なロマンスです

翻訳を手がけられたのはいずれも村上真帆さん。

村上さんからご紹介コメントもいただきましたのでご一緒にどうぞ~

純白の誓い (扶桑社ロマンス)
(2011/12/23)
ノーラ・ロバーツ
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 ロマンスの女王ノーラ・ロバーツが、

 久々に作家としての原点に戻って贈る

 シリーズの第1作です。

 「結婚式ごっこ」をして遊んだ幼なじみ三人と

 ウェディング・コンサルティング会社を起業した

 写真家マックと、朴訥な高校教師の恋の物語です。

 現代を生きる等身大の女性の姿がさわやかに、

 そして頼もしく描かれています

ひとときの甘い想い (扶桑社ロマンス)
(2012/04/25)
ノーラ・ロバーツ
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 ノーラ・ロバーツが贈るシリーズの第3作です。

 パティシエのローレルが、親友の兄である弁護士のデルを秘かに想い、

 衝動的に行動してしまうところからロマンスが生まれます。

 ガールズトークがとても楽しいシリーズです

身近な愛を育んでいくヒロインの姿に、読んだ後は

うっとりと幸せな気持ちが広がっているはず。

女王の手にかかれば日常の景色も極上のロマンスに…。

たまにはあま~い時間も必要ですよね

岩田さん、村上さん、ご連絡ありがとうございました

これからもご活躍をお祈りしています。

アメリア事務局

中川

『大追跡』

2012-05-18

さっきまで雷がゴロゴロいっておりましたが急に晴れてきました

なんとも気まぐれなお天気続きです。

さて本日は土屋晃さんの訳書をご紹介いたします。

ご献本いただき、ありがとうございました

大追跡 (上) (扶桑社ミステリー)
(2012/04/25)
クライブ・カッスラー
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大追跡 (下) (扶桑社ミステリー)
(2012/04/25)
クライブ・カッスラー
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巨匠クライブ・カッスラーによる久々の単独作とのこと。

新ヒーロー 探偵のアイザック・ベルが20世紀初頭の西部

最強最悪の強盗殺人犯に挑みます。

あらゆる知略をもちいて犯罪を企て、逃亡する犯人

最新のテクノロジーと不屈の闘志で犯人を追い詰めるベル。

息詰まる大追跡劇が繰り広げられる冒険アクション小説です。

本国ではこの「アイザック・ベル・シリーズ」は継続され、既に5巻も刊行されているとのこと。

日本でも続々と刊行されてほしいですね

アメリア事務局・入江

今日は谷間の雨模様で気温が下がっていますが

街中は夏服の方が増えてきましたね~

さて、本日は会員の方が共訳、監訳を手がけたヤングアダルト小説のご紹介です

にげだした王女さま
(2012/04)
ケイト・クームズ
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共訳者のお1人はいけや咲良さん、監訳者は曽我佐保子さんです。

タイトルからもわかるように、本作はお姫さまの冒険物語!

「竜と魔女と盗賊団を倒せば、どこの王子でも

 娘のマーガレット(メグ)と結婚させる」

とお触れを出した父王。

この命に従わないメグは、塔に幽閉されてしまいます

ここで普通のお姫さまなら窮状を救う英雄や白馬の王子様

泣く泣く待っているところですが、メグが違ったのは

いつも自分の目で判断し、頭で考える姿勢が身についていたこと

幼い竜の子どもや悪いことをしない魔女、そして金持ちから

盗んだものを貧しい人々に分け与えようとする盗賊団と

尊敬できない王子や利権を守ろうとする特権者たち、

どちらのために立ち上がるべきなのか…

会話が多く、すっと物語の世界に入っていけるのも特徴なのだそう。

マンガやアニメの方が読みなれている子どもにとっても

読み進めやすい1冊なのではないでしょうか。

前向きな気持ちになれる楽しい物語が読みたい方にはぴったりです

いけやさん、曽我さん、これからもご活躍をお祈りしています

アメリア事務局

中川

今日はぐんぐんぐんと読む手が止まらない、

少女探偵ナンシー・ドルーシリーズ最新作のご紹介です

ナンシーの謎の手紙 (ナンシー・ドルー・ミステリ8) (創元推理文庫)
(2012/04/21)
キャロリン・キーン
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本作は最新刊であると同時に、シリーズ第一期のラストを飾る第8弾

シリーズを通じて翻訳を手がけられているのは渡辺庸子さんです。

ご献本もいただき、ありがとうございます

今回の物語の始まりは、老いた配達夫が

ナンシーとドルー家宛の郵便を届けに

凍えた道を歩いてやってきたところから始ります

彼をいたわり温かいココアを振舞う間に手紙が盗まれ、

名探偵は早速車を走らせます。

犯人につながる手がかりを得たナンシーたちの元に、

続く新たな事件が起こり……

子ども向けの小説の読みやすさと物語とキャラクターたちの

魅力につられ、ページを繰る手が止まりません

解説のはやみねかおるさんも書かれているとおり、

子ども時代に夢中になった読書体験を思い出すような

幸せな時間を味わえる探偵物語です

お子さんもお母さんもどちらも楽しめるとっても貴重なこちらのシリーズは、

読書にはまるきっかけになるかもしれませんね

渡辺さん、ご連絡いただきありがとうございました。

シリーズ第二期の刊行、私も楽しみにお待ちしています

アメリア事務局

中川

みなさん、大型連休はどのように過ごされましたか~

私は帰省と友達との家飲みと…にぎやかなお休みでリフレッシュできました。

爽やかな五月晴れで始まった月曜日、今週も元気にスタートを切りましょう

 

さて、今日は写真集のご紹介です

 

地球のごはん 世界30か国80人の“いただきます!”
(2012/03/16)
ピーター・メンツェル、フェイス・ダルージオ
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本書の共訳を手がけられたのは池田美紀さん。

映像翻訳もされている池田さん、幅広くご活躍されています

 

本書は、アメリカ人ジャーナリスト夫妻ピーター・メンツェル氏と

フェイス・ダルージオ氏による大好評フォトエッセイ「地球家族」シリーズの第4弾

 

前作では世界28ヶ国の家族の「食」がテーマでしたが、

本作では“個人”の「食」にスポットを当てています。

 

一人ひとりの一日分の食事をその人の暮らしやライフスタイルと

ともに写真で紹介しているのですが、そこにある違いには驚くばかり…

写真の雄弁さに目を見張ります。

 

この時間、世界の他の場所では誰がどんな風に何を食べているのか、

誰しも興味をそそられるテーマではないでしょうか

 

面白いだけではなく「食」の現状に迫る貴重なドキュメンタリー、

1人でも多くの方が手に取りますように。

 

池田さん、魅力的な写真集を

お知らせいただきありがとうございました

またのご連絡も楽しみにしております。

 

 

アメリア事務局

中川

年度初めの4月もいよいよ下旬。仕事や学校、環境の変化にも少しずつ

慣れてきて新しい目標に向けて気力が充実している方も多いのでは…

本日はこんな始まりの季節にぴったりの、学びとひらめきにまつわる書籍をご紹介。

北川玲さんが翻訳を手がけられた、『天才科学者のひらめき36』です

天才科学者のひらめき36: 世界を変えた大発見物語
(2012/04/04)
リチャード ゴーガン
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万有引力の法則を発見したニュートン、ワクチンを開発したパスツール。

教科書でならったことのある偉大な学者や発明家たちと並び、

電気を流すことのできるプラスチックを発見したノーベル賞科学者の白川英樹博士、

電子レンジやDNA構造の解析のドラマなど、偶然のひらめきを生み出した

多くの天才科学者たちのエピソードがずらりと盛り込まれています。

(帯には白川博士の推薦文

偶然やひらめきに関する本はたくさんありますが、

本書の特徴は「どうしたらそういう発見ができるかを説いている」点

なのだとか。

北川さんも訳されながら、ひらめきが訪れるには

「準備」「チャンス」「欲求」の三拍子が揃うことが大事で、

「準備とは知識の積み重ね、欲求とは「知りたい」という強い気持ち」であり、

これは科学に限ったことではないという思いを強くされたのだそう。

どの道でも、本当にそうですよね

人類に大きな進歩をもたらした科学者たちのエピソードは

読者の一人ひとりが自分の道でひらめきを招く土台作りの

ガイドにもなるのではないでしょうか

かつて生物学者になりたかったと仰る北川さん。

本書の翻訳を通じて化学の世界に再会し、

今後は新たに科学関連書籍のお仕事も待機中とのことで

そちらもとっても楽しみです

北川さん、またのご連絡も楽しみにお待ちしています。

アメリア事務局

中川

昨晩はすごい雷と雨の地域もあったとニュースで見ましたが

冷たい雨から一転、清々しい青空が広がりました~

ゴールデンウィーク間近、少しずつ初夏に近づいていますね

 

さて、今日はちょっとユニークなハーレクイン・ロマンスをご紹介します。

泉智子さんの最新訳書『ティアラは似合わない』です

 

ティアラは似合わない―取り替えられた運命〈1〉 (ハーレクイン・イマージュ)
(2012/03/30)
ジェシカ ハート
商品詳細を見る

 

泉さんには情報誌『Amelia』4月号でもロマンス翻訳の

描写のヒントをご執筆いただいているのですが、メールでも

手がけた作品にまつわる面白いお話をいつもお寄せいただき

それがまたとっても楽しくてワクワクしてしまいます。役得です…

 

本作の見所も教えていただいたのでちょっとご紹介しちゃいますね

 

 今回は、仕事にも恋愛にも恵まれないヒロインが、

 学校時代からの親友であるプリンセスの身代わりになって、

 王室の生活を経験するお話なのですが、

 ヒロインとプリンセスのメール のやりとりが楽しい、

 ユーモアたっぷりの作品です。

 

 いよいよハーレクインにもメールが登場する時代に

 なったのだなあと、時代の進化を感じながら訳しました。

 

時代や背景が物語にイロドリをそえ、たくさん読んでいる方も

それがまた楽しい、と仰いますよね。

 

今回は太めで不美人で古着好き、というロマンス小説では珍しいタイプの

ヒロインが主人公お料理好きなヒロインならでは、おいしそうな食べ物も

たくさん登場し、訳す折にも楽しみなポイントの一つなのだそうです

 

市場で試食する姿も描かれるなど、表情や振る舞いが

目に浮かびそうなヒロイン像に親近感や愛着を感じてしまいそう。

新しいヒロインのロマンスを味わいながら、明るい気持ちになれる1冊です

 

 

刊行待機中の書籍もまた気になる作品ばかり…

泉さん、またのご連絡も楽しみにお待ちしています

 

 

アメリア事務局

中川

今日は暗闇に閉ざされた社会問題に切り込んだ、衝撃的な1冊のご紹介です。

レッドマーケット 人体部品産業の真実
(2012/04/06)
スコット・カーニー
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翻訳を手がけられたのは二宮千寿子さん。

二宮さん、ご献本のお心遣いありがとうございます

帰らぬ人となった瞬間から、所有権を主張する複数の人々に取り囲まれる遺体。

死者への敬意とはまったく異なる論理に基づき「人体」は分解され、売買の対象となる。

明るみに出ないままに確実に存在する「レッドマーケット」という市場…。

臓器移植、養子縁組、卵子や精子の提供はいまや珍しいものではなく、

私たちは受け取る側の視点のみで何よりの「恩恵」とその状況を

歓迎しているかもしれません。

でもその人間の身体、またその一部はどこからやってくるのでしょうか。

中古車の部品のように人体の一部が売られ、

買われているこの状況には明らかにおかしいことが含まれています。

冒頭から著者がインドで目の当たりにしたショックな

描写が待ち受けており、読みながらも何度も胸がつぶれるような

思いがしました

健康に暮らしていると一生この問題と直接関わることはないかもしれませんが

人として、事実を知り、変えなければならないことなのではないか。

著者の真摯な訴えは、文章からもにじみ出てくるようでした。

この状況を変えたいと願う著者による渾身のルポルタージュです

二宮さん、ご丁寧なお手紙もありがとうございました。

1人でも多くの読者に届きますよう、私も願っています。

アメリア事務局

中川

4月は通勤電車がいつも以上にきゅうきゅうになりますね。

毎年の光景ながら、帰り道に疲れて眠りこけるフレッシャーズを見ると

ほほえましい気持ちも湧いてきたり。私も少しは大人になったのかしら…

さて、今日も2作品のご紹介です

まずは、フレッシャーズ、ベテラン問わず読みたくなるはずのこちら

社員を大切にする会社 ―― 5万人と歩んだ企業変革のストーリー
(2012/02/23)
ヴィニート ナイアー、Vineet Nayar 他
商品詳細を見る

翻訳を手がけられたのは、穂坂かほりさん。

初めての訳書だそうです穂坂さん、おめでとうございます

「顧客を大切にする」精神は言うまでもなく大事ですが、

社員を一番に考えることが一人ひとりが持つ最大限の力を発揮させることになり

顧客に真の価値をもたらすことができる、と説く本書。

ごくシンプルな考えながら、実現されるのはなぜか相当難しい…

CEOの職に就く著者自身が壁にぶつかりながら、同志として社員たちに

伝え続けた一つ一つの事例は、自分と、自分の環境を省みるはず。

何かできることがある、と勇気とモチベーションが湧いてくる1冊です

そしてもう1作品。

こちらはロングシリーズとなったアメリカの異色刑事ドラマです

ナンバーズ 天才数学者の事件ファイル ファイナル・シーズン コンプリートDVD-BOX Part 1
(2012/03/09)
ロブ・モロー、デビッド・クラムホルツ 他
商品詳細を見る

BOX1で4話分の字幕をご担当されたのは今井由美子さん。

FBI捜査官と天才数学者の兄弟が難事件に挑む

本格的な知的サスペンス。兄と弟それぞれの葛藤など

ヒューマンドラマとしても見ごたえありのシリーズです

今井さんから翻訳の時のエピソードもお伺いしましたのでちょぴっとご紹介しちゃいます。

 ロングシリーズなので、これまでのストーリーの流れや

 キャラクターの把握が必要でしたし、理系の専門用語が

 山ほど出てくるお話のため、調べ物に明け暮れました。

ドキュメンタリーや様々な分野の出版翻訳などの

「調べものの経験がとても役に立った」と仰る今井さん。

翻訳者のみなさんからよくお伺いするのですが、

一つ一つの経験が次のお仕事にも生かされるのですね

昨年の春、字幕先行版で作られた本シリーズ。

今井さんにとっても色々な意味で思い出深いシリーズとなったそうです

今井さん、穂坂さん、貴重なお話を

お聞かせいただきありがとうございました。

ますますのご活躍をお祈りしています

アメリア事務局

中川

日曜日は今期最後(?)のお花見をしてきました~

名所といわれる公園に行ってみましたら既に葉桜が多くなっていたものの宴中の方々がびっしり

みなさん、散り際の桜も満喫されているようでした

さて、今日は田辺千幸さんの訳書を2冊ご紹介します。

定期的な刊行が続く田辺さん。まずは今回も人気シリーズの

こちらから…

トゥルーブラッド10 絆の力 (ソフトバンク文庫)
(2012/03/22)
シャーレイン・ハリス、Charlaine Harris 他
商品詳細を見る

トゥルーブラッドもいよいよ10巻目

激しい戦闘シーンもなんのその、今回もヒロインの奮闘ぶりが見ものです

どんどん展開する物語がどうやって終わりを迎えるのか、

田辺さんも訳されながら気になられているようなのですが

終わらないでほしい~っ て思ってしまうファンは少なくないはず。

幅広い読者層をもつトゥルーブラッド、更なる展開に期待大です

もう1冊はRITA賞受賞作のロマンス小説

女神は禁じられた果実を (ライムブックス)
(2012/03/10)
パム ローゼンタール
商品詳細を見る

少し異色なのが、本書は中年の男女が主人公というところ。

年の離れた公爵や上司と恋に落ちる…という展開はロマンスでは

珍しくはありませんが、こちらは経験を積み重ねた大人たちの恋物語。

傷や秘密を抱えた彼らの臆病さや諦めが交じったもどかしくも切ない

関係、並行して進行する若者の勢いのある恋愛模様との対比も

見所の一つかもしれません。しっとりロマンスをお好みの方に

田辺さん、刊行おめでとうございます

またのご連絡も楽しみにお待ちしております

アメリア事務局

中川

桜が散り始めました。この風景を日本的、と感じるのはなぜなんでしょうね。

そして他国の人は何を持って自国を思うのでしょうか…

さて、本日は圧巻の1冊をご紹介します。

半世紀に渡り米国権力の中枢に身を置き、不屈の精神で闘い続けた

元国防長官、ドナルド・ラムズフェルド氏の回想録

真珠湾からバグダッドへ
(2012/03/21)
ドナルド ラムズフェルド
商品詳細を見る

江口泰子さん、島田楓子さんほかによる共訳書です。

島田さん、ご献本のお心遣いまことにありがとうございます。 

ページ数は註、索引を含みおよそ900ページ

やはりまずは厚みに度肝を抜かれてしまいます

原書のタイトルは“Known and Unknown”

ラムズフェルド氏自身の発言により言葉そのものも

多く聞かれるようになっているフレーズですが、

米国の中心で裏も表も知り尽くしたように思われる

氏の言葉となると一層深みのある響きに聞こえるもの。

私もありがたく拝読しているのですが、

読み進めるほどに印象が強まるのは良心、愛国心に

あふれた誠実で真摯な1人の勇敢な人間の姿と

どうしようもなく人々を翻弄する巨大な「国」の存在

ニュースでは語られようもない、生身の人間が

直面した体験の数々が冷静かつ知的な筆致で語られ

どんどん引き込まれてしまいます。

解説者の谷口智彦氏が書かれているように、

アメリカと強い関係がありながら政治的立場や直接の利害からは

離れている日本人の私たちだからこそ、この回想録を自由な立場で

読むことができるのだと思います。

翻訳書の刊行はとても貴重で喜ばしいことなのではないでしょうか

島田さん、江口さん、刊行本当におめでとうございます。

この大作が今、1人でも多くの方に手に取られますよう私も願っております。

アメリア事務局

中川

昨日今日はぐっと暖かく、気持ちのよいお天気ですね。

明日は雨予報が出ているようで、少しずつ緑が混じり始めた桜も今日までが

見ごろでしょうか…楽しい春はあっという間に過ぎてしまい、少し淋しいですね…

さて、今日は4冊(2冊+1シリーズ)のご紹介です

まずは、高橋美江さんと栗原百代さんの共訳書です。

ココ・シャネル 伝説の軌跡 (マーブルブックス)
(2012/03)
ジャスティン・ピカディ
商品詳細を見る

2009年には続いて2作の映画も上映され、時代を超えて

なお人々の敬愛の的であり続けるココ・シャネル

この“ファッションの女王”のすべてを解く史上最も

緻密で重厚なバイオグラフィー、待望の日本語版が刊行されました。

直筆イラストや貴重な写真、図版も多数収録され、注目を集める1冊です

そして2冊目は高橋美江さん、島田楓子さん、菊地由美さんほかの共訳書。

プリンセスケイト―英国王室への道 (マーブルブックス)
(2011/01)
クラウディア ジョセフ
商品詳細を見る

2011年4月に挙式を挙げた英国のウィリアム王子の結婚相手、

ケイト・ミドルトンさんの英国王室への道のりが克明につづられたノンフィクション

挙式当時ロンドンに住んでいた友人に聞くと、ロイヤル・ウェディング当日は

とても盛り上がり2人の初々しい姿を祝福する声がやまない大賑わいだったとか…

そしてもう1シリーズはこちら。

中井はるのさんが続けて手がけていらっしゃる、

「グレッグのダメ日記」シリーズの最新2作のご紹介です

グレッグのダメ日記 どうかしてるよ! (単行本)
(2011/11/18)
ジェフキニー
商品詳細を見る

グレッグ公認 きみだけのダメ日記帳 (単行本)
(2012/03/22)
ジェフキニー
商品詳細を見る

主人公、グレッグのドジっぷりや悪気のない悪ガキっぷり、

そして子どもらしい素直さに愛しい気持ちがかきたてられてしまう

キッズ・コメディ

こうは育ってほしくないなぁ、と思いながらも

自分もこんな感じだったなぁと思ってしまう親御さんも多いようです。

意外と大人の方がハマッてしまうかもしれません

みなさん、これからもご活躍のお話を伺えることを楽しみにしています

アメリア事務局

中川

先週末は肌寒いながらも最高のお花見日和でした

みなさんもご覧になられましたか?

私は友人とプチ旅行で三重県の伊勢・津に遊びに行ったのですが

伊勢神宮周辺は本当に美しい日本の風景で心が洗われました…

付近の駐車場も驚くほど満開の桜。壮観でした

閑話休題。

本日は小林由香利さんの最新訳書、

『2050年の世界地図 迫りくるニュー・ノースの時代』をご紹介します。

2050年の世界地図―迫りくるニュー・ノースの時代
(2012/03/23)
ローレンス・C・スミス
商品詳細を見る

先日、お忙しい合間をぬってできたてほやほやの書籍を

お持ちくださった小林さん。

とても楽しいお話を色々と聞かせていただきました。

(ブログでのご紹介までにお時間をいただいてしまい

 申し訳ありません…

本書で描き出されているのは、北極圏を取り巻く八カ国が台頭するという

“ニュー・ノース時代”の真実味を帯びた未来予想図。

ニュー・ノースとは、アイスランド、グリーンランド(デンマーク)と北欧諸国、

そしてロシア、カナダ、アメリカが現在保有する北緯45度以北の地域のことを指しています

温暖化の影響により、北極海の海底に眠る化石燃料が

掘り出しやすくなっているというニュースは聞いたことがありましたが、

この化石燃料の支配権をめぐる熾烈な「資源の争奪戦」は既に始まり

世界経済に大きなインパクトを与える一方で、民族によっては恵まれない

環境に置かれた人々もでてきているとのこと。

原書が刊行されたのは1年半前なのだそうですが、

最近の気候の変化、突発的な自然災害の強大さ、

また原子力をはじめエネルギーをめぐる議論についても

まるで本書で描がきだされた姿に沿って進んでいるようで

恐ろしくなってしまったり…

日々かわりゆく状況に応じた情報のアップデートや数値の裏取りなど

調べものは最後の最後まで本当に大変だったそうなのですが

地理学や歴史学を正確に踏まえた最新コンピュータによる予測のみならず、

著者自身も実際に各地に足を運び、綿密なリサーチが元になっているため

その地に暮らす方々の声や姿が見える文章もまた大きな魅力です。

「著者のフットワークの軽さや人間性がにじみ出ています」、

と小林さんがお話されていたのが印象的でした。

恐ろしい予測であっても、それを変える可能性は私たち現代の人類に

託されています。知るためにも、多くの方に出会っていただきたい1冊です

小林さん、先日はたくさんお話をお聞かせいただき本当にありがとうございました。

またお目にかかれますことを楽しみにしております

アメリア事務局

中川

桜は見ごろを迎え、この週末はお花見という方も多いのではないでしょうか

肌寒いながらお天気も良さそうですし、楽しい語らいにはもってこいな休日となりそうですね

新年度、元気なスタートダッシュのためにも英気を養いましょう~

 

さて、今日はスペシャルコンテストをきっかけに誕生したこちらの書籍をご紹介します

 

サイクルペディア 自転車事典 (GAIA BOOKS)
(2012/02/20)
マイケル・エンバッハー
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翻訳を手がけられたのは、一杉由美さん。

見事コンテスト(トライアル)で合格され、初めての訳書刊行となったそうです

一杉さん、おめでとうございます~

 

本書は100台の自転車をご紹介する写真図鑑

無類の自転車好きであるデザイナー、マイケル・エンバッハー氏を著者に迎え

氏の膨大なコレクションから厳選された世界の名車、希少な車両ばかりが

たっぷり取り上げられている、という目にも楽しい図鑑なのです

 

コンテストでは同じく自転車マニアのポール・スミス氏の

推薦文が課題となっていましたが、自転車好きの有名人も多いですよね。

そしてここ数年、街中でかっこいい自転車をたーくさん見るようになりました

 

既にお好きな方、これからハマりたい方にも一押しの魅力あふれる事典です。

ぜひ

 

一杉さん、本当におめでとうございます

これからもご活躍をお祈りしています

 

 

アメリア事務局

中川

4月に入りやっと春らしくなりましたね~

先日の「爆弾低気圧」の暴風でせっかくの桜が散ってしまわないか心配でしたが、

翻訳会館前の桜は見事に咲き誇っています

さて、今日も2冊の訳書をご紹介いたします。

まずは野津智子さんが手がけられたビジネス書です

会議のリーダーが知っておくべき10の原則――ホールシステム・アプローチで組織が変わる
(2012/02/07)
マーヴィン ワイスボード、サンドラ ジャノフ 他
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本書のテーマは「会議術」。多くの人が体験するものながら、

切り口としては少し珍しいかもしれません

居心地の悪さや停滞の打破が難しいとき、

退屈でただ時間ばかりとられるような気になってしまう

会議やミーティングは誰しも経験したことがあるはず…

そんな会議をどうやって活性化させることができるのか、

考え方や心理的な要素など深い部分から探り、

読者をコーチしてくれるような書籍です

ビジネス書というカテゴリーに留まらず、「場づくり」に関わるすべての方にとって

興味深い1冊となるはず。とても参考になります

そしてもう1冊は、服部由美さんが手がけられたノンフィクション

僕がパパに育つまで シングルファーザーの涙と再生の1年
(2012/04/06)
マシュー・ロゲリン
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就職が決まらず大人にもなりきれず、泣き虫でダメダメな「僕」は

高校時代から付き合っていた美人で強気で優秀なリズと結婚。

家も買い、赤ちゃんが誕生したその翌日に、リズが突然亡くなってしまいます…。

服部さんからもコメントをいただきました

「第一子誕生の翌日に妻を失った男性がその後の一年を綴った体験記。

 涙の日々と娘の成長がユーモアのある文章で書かれています。

 汚い言葉が頻出し、訳出に苦労しましたが、今ではよい思い出です。

 個人的に一番心に残ったのは、著者がネット上に築いたネットワークによって

 多くの人びとに支えられ、自分も人助けをしていく姿でした。

 インターネットが持つ力を実感できる書籍でもあります。

突然の辛い出来事を体験した「僕」の生の言葉や心の揺れ動きは、

国境を越えて多くの方の心に届くのではないでしょうか

いよいよ明日、発売予定です。ぜひ。

素晴らしいご活躍ぶりの野津さん、服部さん

またのご連絡も楽しみにお待ちしております

アメリア事務局

中川

ぽかぽか暖かな日ですね。

桜も咲きはじめ春の訪れを感じます

本日ご紹介する訳書は絵本『レ・ミゼラブル ―ファンティーヌとコゼット―』。

翻訳はアメリアWebサイトのコラムにも登場してくださったことのある河野万里子さんです。

レ・ミゼラブル―ファンティーヌとコゼット (愛蔵版 世界の名作絵本)
(2012/03)
ヴィクトル ユゴー、リュック ルフォール 他
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本書は「愛蔵版 世界の名作絵本」

美術館にいるかのような気持ちにさせてくれる格調高くどっしりとした挿絵がとても印象的です。

一つ一つの言葉が素敵な世界観を作り上げ、独自の雰囲気をかもし出しています。

登場人物の性格や時代背景も伝わってくるので、すぐに『レ・ミゼラブル』ワールドに惹きこまれちゃいます

河野さんからとても素敵なコメントもお寄せいただきました

ミュージカルなどでもおなじみの感動大作『レ・ミゼラブル』。

これは、その長大な物語の前半部分、薄幸の女性ファンティーヌと娘コゼットに

焦点をあてた、フランスの名作絵本の翻訳です。

司教の神のような心、苦境にある人々を身を投げ出しても救おうとする

ジャン・ヴァルジャンの愛と正義、ファンティーヌのせつなさとコゼットのけなげさ。

そして、刑事ジャヴェールとの手に汗握る対決、運命の不思議なめぐりあわせ――。

物語の躍動感と深さは、美しい本のつくりと重厚な挿絵からも伝わってきます。

訳者としては、子どもでも読みやすい文章の流れとことばの響き、

そして大人でも心を動かされる心理描写や情景描写をめざして、

日本語を綴りました。巻末の解説を読んでいただくと、フランス・ロマン主義の

最高傑作とうたわれているこの作品の全体像も、見えてくる仕組みになっています。

入門編として、また愛蔵版として、おすすめしたい一冊です。

河野さん、ご担当のKさん、ご献本いただきありがとうございました

今後のご活躍も楽しみにしております

アメリア事務局・入江