アメリア公式ブログ

翻訳者ネットワーク「アメリア」が、
最新情報やアメリア会員の方の
翻訳実績を綴ります♪

本日は名誉会員の土屋晃さんよりご献本いただきました訳書をご紹介いたします

土屋さん、ありがとうございました

 

ショパンの手稿譜 (ヴィレッジブックス)
(2010/12/20)
ジェフリー ・ディーヴァー他
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ジェフリー・ディーヴァーほか総勢15名の著者が綴るリレー・ミステリー

ショパン生誕200周年を記念して「幻のショパンの楽譜をめぐる謎と陰謀」をえがいた作品

 

翻訳者もリレー形式というのがこの作品の興味深いところ

土屋氏を含む7名の方が翻訳を手がけられています。

 

他の方の翻訳を引き継いで翻訳するのは「なかなか不思議な体験」だったとか。

豪華作家陣の競演、そして豪華翻訳家たちの競演をお楽しみください

 

 

今日はアメリア事務局の仕事納めの日。午後からは大掃除タイムに突入です。

あっという間の一年で時が経つのが早すぎて…ビックリ

 

アメリア事務局の年末年始のお休みは12月28日~1月4日までです。

みなさん、どうぞ良いお年をお迎えください

そして素敵な2011年となりますよう願っております

 

アメリア事務局

入江

本日もマグノリアロマンス2冊をご紹介

 

翻訳を手がけられたのはいずれも会員の芦原夕貴さんです。

芦原さんからもご紹介コメントをいただきましたので

ぜひご注目ください

 

まずはこちら。

 

絹の波間に見る夢は (マグノリアロマンス DG-)
(2010/09/09)
ダイアナ・グロウ、芦原 夕貴 他
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「こちらは中世初期の東ローマ帝国が舞台で、主人公たちが

 スカンジナビア出身というめずらしいロマンスです。

 作家が元オペラ歌手だった方であるせいか、

 とてもドラマチックなお話です。

 拙訳書のなかで、一、二を争うほど好きな作品です。」

 

元オペラ歌手のロマンス作家の作品と聞くだけで

濃厚な世界観なのでは…と期待が膨らみます

そしてロマンス翻訳を多数手がけられている芦原さんが

お好きとのコメント、すごく気になっちゃいます

 

そして2作目はこちら

 

すり替えられた花嫁 (マグノリアロマンス)
(2010/12/09)
シャーナ・ガレン
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「舞台は19世紀のイギリスで、タイトルから想像がつくように、

 少しドタバタ劇風の作品です。」

 

とのこと。あらすじはこんな感じです

 

男性を恐れるあまり、「結婚しない」と心に決めたヒロイン、

キャサリンが主人公。妹に縁談話が持ち上がったのをきっかけに、

姉である自分が自力で結婚相手を見つけざるをえなくなる。

結婚したくないキャサリンは彼女は家を逃げ出すまでの

時間稼ぎで妹の結婚を阻止しようとするが…

 

どんなロマンスが待っているのでしょう

 

今年も皆さんから嬉しいご連絡を沢山いただきました

みなさんありがとうございます。来年もどしどしお話をお聞かせくださいね。

今から楽しみにお待ちしています

 

アメリア事務局

中川

本日はマグノリア・ロマンスデーです。

 

まずは今月発売のこちら…

 

魔女が愛した王子 (マグノリアロマンス)
(2010/12/09)
トレイシー・マクニッシュ
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翻訳を手がけられたのは、ロマンス分野で多数の訳書をお持ちの

会員の多田桃子さん。

 

父親からは召使同然にこき使われ、村人には魔女という理由で

忌み嫌われ…辛い日々を送りながら“わたしの王子さま”を

夢見るヒロインの前に突然現れた美しい男性の遺体…。

 

グリム童話さながら、どこかミステリアスな雰囲気も感じてしまいます

 

多田さんからは

 

「“おとぎ話”への憧れがキーワードの作品で

 訳していても素直にロマンティックな気持ちになれる

 温かい物語でした。」

 

というコメントをいただきました。

すーっと物語に入っていける小説なのでしょうね

 

そして同じくマグノリアロマンスで来年1月8日発売の

『大富豪と結婚しない理由』も待機中です。

 

こちらは矢野真弓さんの初めての訳書とのこと

刊行が今から楽しみですまた後日画像つきでご紹介いたします

 

アメリア事務局

中川

本日は関岡孝平さんの初訳書、

『投資家のヨットはどこにある?-プロにだまされないための知恵』

をご紹介します。

 

投資家のヨットはどこにある? (ウィザードブックシリーズ)
(2010/12/10)
フレッド・シュエッド・ジュニア
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アメリアの「JOB」経由でパンローリングさんにて採用後、

見事初めての訳書を刊行されたとのこと。

なんて嬉しいことでしょう

本当におめでとうございます

 

著者であるフレッド・シュエッド・ジュニアは

1901(2)年生まれで1927年から約10年にわたり

米ニューヨーク・ウォール街で証券業務に携わった人物。

 

初版が刊行された1940年からなんと70年の時を経て

初めて日本語に訳されたのだそうです。

今本書が日本に紹介されることの意義を深く考えます。

 

自助努力としての「資産運用」の必要性が口々に叫ばれる今、

運用における実践的な知識はもちろん、泳がされるのではなく

個人投資家として自立するためのリテラシーを身につけられるはず。

 

闇雲に嘆く前にまずは自分で学べることをしっかりと

身につけることが大切ですよね

気になる1冊、私も早速読んでみたいと思います。

 

アメリア事務局

中川

先日のミステリ忘年会でお会いできた田辺千幸さん。

とっても素敵なお姉さまでお会いできて本当に嬉しかったです~

そして、なんとその場で直接ご献本いただいちゃいました。

本当にありがとうございます

 

アンティーク鑑定士は疑う (RHブックス・プラス)
(2010/12/11)
エミール ジェンキンス
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著者は現役のアンティーク鑑定士。珍しいですよね

 

前作も専門家ならではのアンティーク知識や判りやすく説明されていて

そちらもとっても興味深いとの意見が多数寄せられているようです。

 

本作も読み進めるうちにアンティークに関するQ&Aが

自然と蓄えられること間違いなし

もちろん、ミステリ要素にもご注目ください

 

ミステリやロマンスなど、幅広くご活躍中の田辺さん。

これからもお話をお聞かせいただけるのをお待ちしています

 

アメリア事務局

中川

こんにちは~

先週末までは温かい青空だったのが一転、

昨日・今日は本格的な冬モードに突入ですね…

 

さて、本日は寒さを忘れて没頭しちゃいそうな

ロマンス2作をご紹介します

 

まず1作目は会員の木村浩美さんが共訳されたこちら。

 

魅せて誘って愛されて (イソラ文庫)
(2010/12/09)
ベラ アンドル、Bella Andre 他
商品詳細を見る

 

舞台はカリフォルニアのワインカントリー

キャリアウーマンの女友達3人組がそれぞれ真実の愛を

見つけていくホットなセクシー・ロマンス

 

「旅に出たいし恋もしたい……というときはぴったりですよ。」

 

と木村さん。冬の女子一人旅のお供にもぴったりかも

(ご家族での帰省時にはこっそり読まなければいけないかもしれませんが…

 

そしてもう1冊は会員の上京恵さんが翻訳された、

優雅な19世紀英国ヒストリカルです

 

 

公爵令嬢の恋愛入門 (ライムブックス) 公爵令嬢の恋愛入門 (ライムブックス)

(2010/11/10)

キャロライン・リンデン

 

商品詳細を見る

 

社交界の華、麗しき公爵令嬢

波乱万丈の人生の先に待ち受けている運命の人とは…

 

本作はヒストリカルの名手、

キャロライン・リンデン著のシリーズ3作目。

 

1作目、2作目は別の方が訳されているそうですが

先行刊行作との関連や調整など、単独訳とはまた違った

大変さがあるのだそうです。

 

上京さんも、

 

「シリーズで読んでくださっている読者の方々に

 違和感なく受け入れていただけることを願っています。」

 

と仰っていました。

 

ますますファンが増えることを願っています

 

アメリア事務局

中川

『ROADSIDE USA』

2010-12-10

先日のミステリ忘年会で久しぶりにお目にかかれた編集者Mさんより

ユーモアたっぷりの本をご紹介いただきました。

Mさん、ありがとうございます

 

ROADSIDE USA 珍世界紀行 アメリカ編
(2010/11/26)
都築 響一
商品詳細を見る

 

かなりインパクトのある表紙

 

本書ではディープでリアルなアメリカの全495物件が収録されています。

 

目次はこんな感じ

 

巨大なるもの

信じるもの

振りかえるもの

収集するもの

満腹するもの

生きとし生けるもの

創造するもの

観光するもの

死に向かうもの

わかりやすいもの

 

著者が7年の歳月をかけてアメリカの田舎を巡り、写真におさめた

「珍」物件には目を奪われます。

 

アメリカといえば滞在していたシアトルか、いつか訪れたいニューヨークしか頭に浮かばない私。

何点か拝見させていただきましたが驚きのアメリカが満載です。

 

興味のある方はこちらのサイトにぜひアクセスを

面白いですよ~

 

http://www.aspect.co.jp/roadside/

 

アメリア事務局

入江

この夏はTVにかじりつきだった皆様、朗報です。

(私も漏れなくその一人なわけですが…)

 

2010 FIFA ワールドカップ 南アフリカ オフィシャル・フィルム IN 3D [Blu-ray]
(2010/12/22)
スポーツ
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こちらの吹替えをご担当されたのが、会員の町田敦夫さん。

町田さんお得意のサッカー分野

しかもブルーレイ&3D

 

実は私、3Dは映画もTVも見たことがありません。

あのスーパーゴールの瞬間、いったいどんな臨場感なんでしょう…

 

あの熱戦、熱狂の1ヶ月が3Dで今、あなたの元へ

発売は待ち遠しい12月22日

サッカー好きなあの人へ、今年のクリスマスプレゼントにもおススメです

 

 

アメリア事務局

中川

昨日はミステリ翻訳忘年会に参加してきました~

ミステリをはじめフィクション翻訳を手がけられている翻訳者の方々、編集者の方々…

またしても沢山の方にお会いできて幸せでした

乾杯のご挨拶をされた武田ランダムハウスジャパンの染田屋氏

対談Cafeにもご登場いただきました)、

また翻訳ミステリー大賞・一次選考通過者の翻訳者さん&編集者さんのご挨拶も印象的でした

 

(それにしても、ああいった場に参加しながらもアガリ症で

 うまくお話できなかったときもしばしば…次回からもっと積極的に行かねば

 

さて、気を取り直して。

 

今日は魅惑のテキスタイルの世界をご紹介。

会員の桑平幸子さんが手がけられた『テキスタイルパターンの謎を知る』です。

 

テキスタイルパターンの謎を知る (GAIA BOOKS)
(2010/06/15)
クライブ・エドワーズ
商品詳細を見る

 

模様別に収録された美しいカラー図版はなんと580点

素材や国名、年代の詳細はもちろん、テキスタイルパターンを

見るときの手がかりや技法・用途から探る模様の働きも解説されているのだそう。

 

服飾・手芸に携わる方やデザイナーの方々の実践的な入門書として、

また目の保養として眺めているだけでも楽しめる1冊です。

 

主にその道の方が手に取ることが多いのだろうと思いますが、

衝動買いした!」という方のブログも見つけました~

 

専門書も色々なアプローチがあって興味が尽きませんね

 

そして、ちょうど昨日より、同書と同じ出版社である産調出版さん協賛による

スペシャルコンテストが始まりました!

今回の書籍はなんと「ファッション」!(←会員専用ページです

 

一足先に原書をパラパラと見させていただいたのですが

掲載されているスタイルが本当にかっこいい。

もちろん実際にはなかなか着ることはできないわけですが、

見るだけで刺激を受けます。憧れます

 

ファッション好きな方々、ぜひぜひ奮ってご参加ください

 

アメリア事務局

中川

こんにちは~

今朝は雨だと思ったらいつの間にやら青空が…

冬らしいきりっとした晴れ間が気持ちいいですね

さて

今日は大盛況のうちに幕を閉じたシネマアフリカ2010

公式カタログプレゼントのお知らせです。

(シネマアフリカさん、ありがとうございます

今回日本で上映された全32作の作品解説はもちろん、

監督のプロフィールやコメントも日本語・英語併記で

紹介されています

また、シネマアフリカディレクターの吉田美穂さんを始め

海外・日本映画界の製作者・関係者の方々のコメントもたくさん掲載されていて、

アフリカ映画の現状を知るための資料としても本当に読み応えたっぷり。

映画祭に足を運ばれた方はもちろん、

行けなかったけど雰囲気だけでも…という方も大歓迎です

抽選で5名様にお送りいたしますので気になる方はぜひ。

ご連絡は bizsupport@amelia.co.jp まで(←@が全角になっていますのでご確認ください!)

お待ちしています

アメリア事務局

中川

昨日は入江とノンフィクション翻訳忘年会に参加させていただきました

関西在住の方々や海外在住の方々までも…想像していた以上に

たくさんの会員の方々や編集者の方々にお会いできて、

本当に本当に嬉しい機会となりました

みなさん、お声かけくださってありがとうございます。

そしてサンマーク出版のSさん、本当にありがとうございます

 

明日はミステリー翻訳忘年会…

こちらもたくさんの方にお目にかかれるかな…と今から楽しみです~

事務局からも室田、入江、中川が参加する予定ですので、

見かけたらぜひぜひお声かけいただければ嬉しいです

 

さて!

本日はハーレクインロマンスのご紹介です。

 

嘘はロマンスの始まり―空翔る一族〈3〉 (ハーレクイン・ディザイア)
(2010/11)
エミリー ローズ
商品詳細を見る

 

翻訳を手がけられたのは会員の松元冴子さん。

 

ロマンス分野をはじめ、多数の訳書を出されている松元さんですが

「やはりハーレクインはロマンスの原点で、翻訳できたことは大きな喜び」

と仰っていました。

 

ボリュームたっぷりのロマンスも多い中、

本書は156ページの中にうっとりするほど濃密な世界が…。

どきどきどき…

ぜひ、ご堪能ください。

 

 

アメリア事務局

中川

今朝の雨は凄かったですねーまるで滝のようでした

今はすっかりお天気で今朝の雨が嘘のようですが……

 

 

アメリア名誉会員の土屋晃さんより訳書をご献本いただきました。

土屋さん、いつもありがとうございます

 

カサンドラの紳士養成講座 (ヴィレッジブックス)
(2010/11/20)
エリック・ガルシア
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ロサンゼルスを舞台に二十代後半の独身女性が理想の相手との出会いを求め

ランチやショッピング、デートなどめくるめく日常を描いた小説。

訳者あとがきにも書いてありましたが、まるで私の好きなドラマ『Sex and the City』のようです。

 

翻訳を手がけた土屋氏によると「ロマンチックブラックコメディ」だとか。

「ブラック」の意味するところは……

(もちろん内緒です

 

ガールズトーク満載のブラックコメディをどうぞお楽しみください

 

アメリア事務局

入江

 

さっきまではぽかぽか青空でしたが、少しずつ雲が広がり始めたようです

これから雨になるのでしょうか…。

みなさん温かくしてお過ごしくださいね

さてさて、本日はチェコ語・ドイツ語の3作品をご紹介します。

まずは、会員の平野清美さんが共訳されたこちら。

二つの伝説 (東欧の想像力)
(2010/11/10)
ヨゼフ シュクヴォレツキー
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本書は現代チェコの作家、ヨゼフ・シュクヴォレツキーの

ジャズにまつわる中編小説とエッセイです

ミラン・クンデラ、ボフミル・フラバルとともに二十世紀後半の

チェコ文学を代表するシュクヴォレツキー。

彼は「プラハの春」以降、カナダに亡命するもチェコ語で書き続け、

本国で出版できないチェコ語の本を刊行する「68年出版」という出版社を設立し、

そこで数百冊もチェコ語の書籍を刊行したのだそうです。

クンデラはとても好きなのですが、恥ずかしいことに

他の二人はお名前も初めて知りました

書籍を通じた新しい出会いに感謝しつつ、私も楽しみに読ませていただきます

そしてドイツ語の翻訳を手がけている川岸史さんの少し珍しい、翻訳協力のお仕事です。

本屋の森のあかり(7) (講談社コミックスキス)
(2010/06/11)
磯谷 友紀
商品詳細を見る

本屋の森のあかり(8) (講談社コミックスキス)
(2010/11/12)
磯谷 友紀
商品詳細を見る

コミック中で引用されている文学作品について、

川岸さんがドイツ語⇒日本語の翻訳をご担当されたとのこと。

こういうご活躍の舞台もあるのですね~

どんな風に登場するのか、気になります…

3冊目は、福原美穂子さんが手がけられたドイツ語エッセイの訳書です。

ドイツ語エッセイ Eine kleine Kaffeepause
(2010/12/16)
Martin B.Stanzeleit
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(残念ながらまだ画像がないようです

福原さんから詳しい書籍ご紹介のコメントもお寄せいただきました

「やさしく読める対訳・語注付きのドイツ語エッセイです。

 日本在住のドイツ人チェリストが、日本に住んでみて気がついたことや

 音楽に囲まれた子ども時代のことなどを、ユーモアを交えて易しいドイツ語で綴ります。

 対訳つきですので、原文と照らし合わせながら読み進めることができます。」

NHKラジオドイツ語講座のテキストに連載されたエッセイに書き下ろしエッセイを加えて

単行本化したとのこと。楽しみながらドイツ語に親しめるエッセイ、

教材としてもとっても魅力的ですね

翻訳って、新しい世界への扉を開いてくれるものだなぁと改めて実感します。

みなさん、これからもぜひご活躍くださいね。

応援しています

アメリア事務局

中川

会員の渡辺順子さんより刊行訳書をご献本いただきました。

渡辺さん、ありがとうございます

健太、斧を取れ!
(2010/11)
クリストファー ベルトン
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著者のクリストファー・ベルトン氏は「ハリー・ポッター」を研究し尽くした英国人作家。

そのベルトン氏が日本を舞台に書いたファンタジー小説です。

長年にわたりイギリス文学を研究してきたベルトン氏。

本書は大好きなイギリス文学と大好きな日本の文化を組み合わせて作られたそう。

訳者の渡辺さんは今回の作品以外にもベルトン氏の『「ハリー・ポッター」が

英語で楽しく読める』シリーズや『ハリー・ポッターと不思議の国イギリス』、

『英語は多読が一番!』など多数の本の翻訳を手がけられています。

不思議な謎を解きながら、奇想天外な健太の冒険」ぜひお楽しみにください

アメリア事務局

入江

アメリア会員の吉井知代子さんより訳書をご献本いただきました。

吉井さん、温かいお心遣いありがとうございます

終戦10年後、アメリカ人ジャーナリストによってつづられた

広島、長崎での二度の被爆を生きのびた方々の実体験。

キノコ雲に追われて―二重被爆者9人の証言
(2010/07)
ロバート トランブル
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取材は1955年、長崎で行われアメリカでの刊行はその2年後の1957年。

50年の時を経て、今回初めて邦訳書の刊行に至ったそうです。

約50年前と現在とでは手に入るデータや検証結果など異なっている部分は

もちろんあるとはいえ、そのときに語られた言葉の重みには変わりはありません。

被爆者の方々にとってはその体験を語ること自体

また新たな痛みや悲しみを伴う行為であるにも関わらず、

貴重な声を届けてくださった方々。

そしてその声を届けるため、真摯に取材を重ねた著者。

そしてこの本を今の読者に届けなければと立ち上がった方々…。

携わったすべての方々の、

今を生きる戦争を知らない大人と子どもたち、

そしてこれから生まれてくる人々へ「バトンを渡そう」

という想い。

ひしひしとかみしめ、大切な想いを受け取る気持ちで読みました。

これからも、

一人また一人と、受け取り、そして手渡す方々が増えることを願って。

アメリア事務局

中川

本日はアメリアのスペシャルコンテストをきっかけに、

その後も良いお付き合いが続いているお二方から

嬉しい訳書刊行のお知らせをいただきました。

こういうお話は本当に嬉しいですね~

 

いずれも話題・注目のノンフィクション

早速ご紹介します。

 

まずは藤沢祥子さんが手がけた、ACクリエイト刊のこちら。

 

レディー・ガガ エッセンシャル・フォトバイオグラフィー
(2010/11/19)
ジョニー・モーガン
商品詳細を見る

 

最近本当に毎日どこかで耳に、目にしますよね。

 

そのパフォーマンスはもちろん、ファッションや

スタイルも常に注目を集めるレディー・ガガ

本邦初のフォトバイオグラフィーです

 

ブリトニー・スピアーズに憧れる小さな女の子から、

あの、レディー・ガガになるまでの軌跡を完全網羅した

ファン必見の1冊

 

 

そして立木勝さんが翻訳を手がけた、明石書店刊の

『貧困からの自由』。

 

貧困からの自由―世界最大のNGO-BRACとアベッド総裁の軌跡―
(2010/10/13)
イアン スマイリー
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バングラデシュの貧困撲滅活動といえば、

ノーベル平和賞を受賞したグラミン銀行が有名です。

 

そのグラミン銀行と並ぶ存在で今や世界最大のNGOでもある

BRAC(バングラデシュ農村向上委員会)のファザル・アベッド総裁の

苦闘と成功の軌跡が記された貴重な1冊。

 

印象に残ったエピソードを一つ

 

非常に優秀な新人がBRACに入り、

天才がごろごろしているのを期待していたところ

あらゆることが平凡だったことに驚いたそうです。

 

どの部分も平凡で、すべてが当たり前の常識に基づいている。

でも、とてつもなく困難な状況下で平凡なことを積み重ね、

全体として非凡なものをつくり上げている。

そしてもちろん、人として大切なことは決して忘れない。

 

…誰かだけが良い状態にあるのではなく、

誰もが良い状態になることを、真摯に、誠実に求め続ける姿。

 

多くの方に手にとってほしいと思います。

 

アメリア事務局

中川

第2回が公開された「田口俊樹の対談Cafe」。

今回のお相手は武田ランダムハウスジャパンの編集者さんです。

田口氏とは学生時代からのお付き合いということもあり

終始、和やかな雰囲気での対談でした。

30年前の翻訳界電子書籍にまつわるお話これかから翻訳者を

目指す方へのアドバイス等、対談Cafeならではの情報が満載です。

ぜひご覧くださいね。

対談当日に編集者さんにご献本いただいた翻訳者もご紹介しちゃいます

まず1冊目。

古書の来歴
(2010/01/21)
ジェラルディン ブルックス
商品詳細を見る

実在する稀覯本と、その本を手にした人々の数奇な運命

古書をきっかけに封印してきた歴史をひも解く歴史ミステリ。映画化権も取得されているとか。

歴史が絡む小説にはロマンを感じます。

続いて2冊目。

マーチ家の父 もうひとつの若草物語
(2010/05/20)
ジェラルディン ブルックス
商品詳細を見る

『古書の来歴』の著者ジェラルディン・ブルックスのピューリッツァー受賞作

「もう一つの若草物語」です。

私自身、4人姉妹ということもあって子どもの頃から若草物語は大好きでした。

父親の視点で描かれる歴史フィクション、気になります

そして3冊目。

黒竜江から来た警部 (RHブックス・プラス)
(2010/07/09)
サイモン ルイス
商品詳細を見る

「意固地で、横暴で、野暮で、タフな」中国人警部が主人公の犯罪小説。

英語が話せないのに英国に単身乗り込み凶悪な犯罪組織に挑みます。

スピーディーかつスリリングな展開に一気読みしちゃいました

アメリア事務局

入江

今朝は冷え込みますね~

でも日中は小春日和になるようです…この季節の晴れ間はすっきりして爽やかな気分になります

さて、本日はロマンス訳書2冊をご紹介します

まずは会員の市ノ瀬美麗さんの最新ロマンス

征服者の瞳に魅せられて (マグノリアロマンス)
(2010/11/09)
カーリン・タブキ
商品詳細を見る

征服者の瞳に魅せられて…。引きの強いタイトルですね~

これまで、ヴァンパイアものを多数手がけていらっしゃっる市ノ瀬さん。

今回は初めてのヒストリカルだったとのことです。

「初めてのヒストリカルだったので、最初は少し不安だったのですが…

 舞台が中世ということで激しい戦闘シーンもあり、

 濃厚なロマンスもありで、とても楽しく訳すことができました。

 シリーズものなので、続きも気になるところです。」

今後の展開が気になります

そしてもう1作もシリーズものです。

最近は特にロマンス訳書も多数刊行されている、

草鹿佐恵子さんが手がけたこちら。

魔法がくれたハイランダー (マグノリアロマンス)
(2010/11/09)
メリッサ・メイヒュー
商品詳細を見る

以前ご紹介した『ハイランドの守護者』『真実の愛は時の彼方に』に続く

ハイランダーを主人公としたパラノーマルシリーズの3作目だそうです

「ロマンスを読み始めて以来スコットランドのハイランドに憧れるようになった

 私にとって、今回のシリーズはとても楽しいお仕事でした。」

と草鹿さん。

大好きな世界を自分の手で翻訳する喜び…訳者の方ならではの

素敵な体験ですよね

お二方とも、ぜひぜひこれからも素敵なロマンスを届けてください

これからもお待ちしています

アメリア事務局

中川

少し時間が経ってしまいましたが…

11月12日(土)にシネマアフリカ2010のオープニングプレパーティーに

ご招待いただきました。

シネマアフリカさんのご好意により、アメリア会員さん、

そして私もプレイベントに参加させていただいたのですが、

会場に着くなり圧倒されるほど多数のご招待客や報道陣、そして上映作の監督の方々…。

多くの方々の期待感で高揚した雰囲気の、本当に盛大なイベントでした

当日はシネマアフリカ代表の方の胸に迫るスピーチ、

笑顔が素敵な監督の方々のご紹介の後にはオープニング作品として

アフリカ・ユナイテッド』が上映されました。

こちら、南アフリカで開催されるワールドカップに行きたい

と、少年たちがなんとアフリカ大陸を縦断してしまう、というお話。

明るい面だけではなく、エイズ、少年兵、銃、盗み…アフリカが現実として

直面している厳しい世界の中で、子どもたちはまっすぐな眼差し、

笑顔とユーモア、そして希望を持っています

会場全体は何度も笑い声に包まれ、温かい雰囲気でいっぱい。

とても素敵なひとときでした。

シネマアフリカのみなさん、本当にありがとうございました

そんなシネマアフリカ2010は今週の25日まで、

京橋のフィルムセンターにて開催中です!

『アフリカ・ユナイテッド』も23日に上映です。

もちろんその他にも見逃せない作品が多数上映されます。

まだまだ間に合いますので、ご興味のある方はぜひ

アメリア事務局

中川

『エンダル』

2010-11-22

会員の片山奈緒美さんより刊行訳書をご献本いただきました。

片山さん、ありがとうございます

エンダル
(2010/11/02)
アレン&サンドラ=パートン
商品詳細を見る

エンダルはイギリスで有名な介助犬

そのエンダルとの日々を綴ったノンフィクションです。

片山さんより簡単なストーリのご紹介とエンダルの魅力をお知らせ

いただきましたので、そのままご紹介させていただきます

武器システムの設計をまかされるような有能な海軍兵士だった男性が、

不慮の事故で車いす生活となり、そのうえ脳の記憶を司る部分に

重い障害を負ってしまいました。一時は自殺をも考えた彼と、

壊れていく家庭を救ったのが介助犬エンダル――というお話

このエンダル、驚くことにATMでお金を引き出せるんですよ。

もちろん暗証番号は人間が打ちこむんですが、カードをスロットに

入れたり、お札を回収することができます。

そのほかにもふつうの介助犬では考えられない仕事をこなすので、

イギリスでは早くもドキュメンタリーがTV放送され、いま映画を

制作中とのこと。

エンダル、凄いですね。

障害を負って生きる希望をなくしていた著者にとって

エンダルの献身的な愛情は何よりも心強い支えだったのだと思います

日本でもドキュメンタリーや映画が見れるといいな

アメリア事務局

入江