【アメリア】Flavor of the Month 90 平岡 孝さん
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Flavor of the Month
<第90回>  全5ページ


仕事で多忙な中、通信講座や定例トライアルで翻訳のスキルも磨く

室田 :海外の企業との共同開発では、書類などは全て英語になりますよね。

平岡 :はい。実はそのおかげで、この時期は非常に大変な思いをしました。部下の英語力が低くて、部下が書いた英語の文書を手直ししたり、場合によっては全部書き直したりという日々が続きまして。そのせいで当時は土日も返上、何か月も休みなしという状態でした。

仕事で訪れたボストン ボストン茶会事件の舞台となった船の前で

室田 :それは大変でしたね。

平岡 :あまりに辛くて、会社を辞めたいとまで思ったこともあります。それで、自分は会社を辞めて何ができるんだ、と考えたときに翻訳の仕事が頭に浮かびました。

室田 :そうでしたか。そこで初めて翻訳という仕事を意識なさったわけですね。

平岡 :そうですね。そして同時に、若手社員の英語力の低さに危機感を感じまして、部内の週報に「怠け者のための英語力強化講座」というコラムを書き始めました。今になって見返してみると、結構スパルタな内容で、決して怠け者向けではないんですが(笑)。

室田 :会社を辞めたいとまで思いつめながら、とても前向きに問題解決をしようとしていらっしゃいますよね。

平岡 :そうでしょうか。そうこうしているうちに技術畑を離れてスタッフ部門に異動になって「経営変革運動」というのに携わるようになりました。その仕事の重要な任務のひとつに社内教育・啓蒙というのがあって、もともと人に何かを教えるのが好きな性格ですから、それもあって仕事は俄然楽しくなりました。その頃、フェロー・アカデミーの通信講座「STEP24」を受講したりもしました。

室田 :いよいよ、仕事と並行して翻訳の学習も始めたわけですね。会社では、引き続き「経営変革運動」に携わっていらしたのですか?

平岡 :それが、その後まもなく本社の経営監査部に異動になりまして、英語ができるということで海外子会社の監査を主に担当することになりました。現地人を相手に英語で監査をしなければならないという非常事態を受けて(笑)、もう一度英語も猛勉強です。監査の書類なども英語で書かなければならないので、英文ライティングもずいぶん勉強しました。

室田 :英文ライティングのスキルは、日英翻訳に通じるところが多いですよね。

平岡 :それと、その頃はもう50歳代になっていましたから、自然と定年後の事を考えることも多くなって、今のうちに何かできることはないかと探していて、アメリアを見つけたんです。

室田 :ご入会いただいて、どんな風にアメリアを活用されましたか。

平岡 :いちばん利用もしたし、役に立ったのは定例トライアルですね。苦手な映像分野を除いて、ほとんど毎月応募していました。

室田 :お仕事をしながらも毎月応募されていたとは、素晴らしいですね。

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