【アメリア】Flavor of the Month 14 柏智子さん
読み物
Flavor of the Month
<第14回>   全4ページ


翻訳学習暦10年。私の実力はどのくらい?選抜試験付のマスターコースで力試しができました

坂田:柏さんの場合、通学講座も通信講座もすでに経験していらっしゃるし、翻訳勉強歴も10年以上ですから、資料を見ると講座の内容がある程度推測できると思うのですが、その柏さんがマスターコースを選んだ理由は?

:しばらく翻訳の勉強から離れていたので、もう一度基礎コースからやり直そうかなとも思い調べてみると、だいたいどこの学校も基礎のコースはあるのですが、基礎のちょっと上のコースというのがあまりないんですよね。まだまだ自分に実力はないと思う反面、すでに勉強した基礎をもう一度というのも面白くないし。そもそも私のレベルは今どのくらいなんだろうって、すごく知りたくなったんです。基礎からやり直さなければならないのか、基礎より少し上のレベルに達しているのか。参考として「この講座はTOEIC×××点、英検○級以上の人を対象にしています」と書いてありますが、それは翻訳とは違うということは今までの経験上わかっていましたので。

坂田:翻訳の勉強が全く初めて方には参考になるかも知れませんが、実際にやってみるとそうした英語の成績と翻訳力というのは決して比例はしませんよね。

:そうやって悩んでいるときに『フェローにはマスターコースがある』ということを知ったんです。マスターコースというのは最初に選抜試験を受けて、それに合格すれば受講できるというシステムになっていました。「これだ!」と思いました。私が訳したものを客観的に判断してくれるわけですから、その時の私の希望にぴったりだったんです。これを受けてみて、ダメなら「私はまだこのレベルじゃないんだな」というのがわかるし、合格すれば自信をもって勉強が始められる。これは面白いと思いました。

坂田:自分がこのレベルの勉強を始めてもいいかどうか、プロの先生からお墨付きがもらえるというわけですね。

:しかも、ちょうどタイミング良くミステリーの講座の募集があって、以前からミステリーは好きでよく読んでいたので、挑戦してみようと思ったんです。そしたらうれしいことに合格して、昨年の1月から6月まで、ミステリーの講座を受講しました。

坂田:受講してみていかがでしたか? 期待通りでしたか?

:以前受講していた通信講座とは全く違って、いい意味で期待を裏切られた感じです。講座に定員があって、人数を区切っているからだと思うのですが、とにかく添削の内容が細かいんです。翻訳の勉強を始めた頃、日本語の難しさを痛感したのですが、添削では文章のつながりがおかしいとか、単語の係りがおかしいとか、逆説じゃないのに「〜だが」と書いてあるとか、日本語がおかしいところは必ず注意して下さるので、とても勉強になります。

坂田:日本語のミスは、自分ではなかなか気づかないですからね。

:それからもうひとつ、通信講座でこういうことは初めてだったのですが、添削された自分の訳文といっしょに、他に受講されている方の訳を掲載したまとめのシートのようなものが送られてきたのです。日本語の表現が自分とは全く異なる訳文などがあって、こういうアプローチの仕方があったのかと、非常に参考になりました。通学じゃないんだけど、通学と同じように勉強になる。

坂田:通学のメリットのひとつは、人の訳文が聞けることで、それがとても勉強になるとみなさんおっしゃいます。通信だと一対一の細かさはあるけれども人の訳文は聞けないから、どうしても独りよがりになってしまう。他の受講者の訳文をまとめたシートは、その問題を解決してくれたわけですね。

:そうなんです。それに通学だと週に1回、決まった時間に必ず行かなければなりません。その点、通信だと自分のペースで勉強ができます。でも月に1度、締め切りがあるから、それは絶対に守らなければならないという厳しさもある。その頃から、塾の講師の仕事を始めていたのですが、塾は期末や入試など試験前はものすごく忙しくなるので、自分のペースでできる通信を選んでおいてよかったと思いました。私には合っていると思います。

坂田:ではマスターコースのミステリーは挫折することなく終了できたのですね?

:はい。すごく忙しくて、「もうだめかな。今回は出せないんじゃないかな」と思ったこともあったのですが、なんとか時間のやりくりができました。私にとっては、課題の提出がウェブからできるようになったことが大きいですね。いつも、締め切りぎりぎりの時間に提出しているんです(笑)。

坂田:郵便で出すのと、ほんのちょっとの違いなんだけど、自宅からいつでも簡単に出せるというのはいいですよね。


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