【アメリア】Flavor of the Month 19 川井田 ひろみさん
読み物
Flavor of the Month
<第19回>  全4ページ


第19回
まだまだ駆け出しの私 さまざまな分野で経験を積んでいます!
  川井田 ひろみさん
Kawaida Hiromi


子育てが一段落して、いざ仕事に復帰!今度は一生できる仕事を選びたい


坂田:今回のお客様は川井田ひろみさんです。川井田さんは映像と出版の両方の分野で、英語とドイツ語の翻訳をなさっているそうです。アメリアの『翻訳情報メルマガ【Biz-Amelia】』も積極的に利用していらっしゃるとのこと。そのあたりの話も後ほど伺いたいと思います。こんにちは。よろしくお願いします。

川井田:こちらこそ、よろしくお願いします。

坂田:川井田さんはドイツ語の翻訳もなさっているということですが。

川井田
:はい。大学ではドイツ文学を専攻していました。できればドイツ語を使って仕事をしたいなと思っていたのですが、就職した会社はまったくドイツ語とは関係ないところで……。それでもドイツ語を続けたくて、フェロー・アカデミーのドイツ語翻訳講座に1年間通ったことがあるんですよ。今から14、5年前のことです。

坂田:フェローにドイツ語の講座があったなんて、知りませんでした!

川井田:その後、転勤などがあって、翻訳からはいったん離れてしまいました。会社は、子どもが生まれることになって辞めたのですが、子どもが大きくなって、また仕事を始めたいと思ったときに、何をすればいいのか悩んでしまって……。そんな時に思い出したのが、以前からやりたいと思っていた映像翻訳だったんです。

坂田:映像翻訳に興味を持たれたのは、なにかきっかけがあったのですか?

川井田:広告代理店でマーケティングの仕事をしていた頃、同じ部署に外国のテレビドラマにとても詳しい方がいらしたんです。その方が本を執筆されることになって、資料集めなどのお手伝いをさせていただきました。その時に『刑事コロンボ』の吹き替え翻訳者、額田やえこさんのエピソードなどを聞く機会があったんです。私、好きだったんですよね、『刑事コロンボ』。それで「あぁ、こういう仕事もあるんだ」って。

坂田:それで、映像翻訳を学んでみようと考えたわけですね。

川井田:はい。その時すぐには始められなかったのですが、子どもの手が放れた今から5、6年前に、初めて翻訳学校に通い始めました。テレビドラマがきっかけですから、最初は吹替翻訳をと思ったのですが、子どもがいない時間、通える時間帯から選ぶと字幕の講座しかなくて。とりあえず、字幕から始めることにしました。

坂田:実際に、翻訳の勉強を始めてみて、仕事としてやっていけるという手応えは得られましたか?

川井田:もう一度仕事をと思ったときに、ともかく何か一生続けられて、できれば自宅でできる仕事がいいなと考えたんです。それには翻訳はぴったりです。実現するかどうかは別にして、映像翻訳を仕事にしたいなと思っていました。ただ、勉強しながらも、「本当に翻訳者になれるのかな?」とずっと思っていました。

坂田:映像の、しかも字幕というとかなり狭き門ですよね。

川井田:そうですね。映画というのは仕事のニーズがある程度決まってしまっていますからね。でも、とりあえず字幕の講座に通って良かったのは、映像に関するさまざまな情報が耳に入るようになったことです。「一番仕事が多いのはCS放送だよ」「ドキュメンタリーはチャンスが多いよ」といったことも初めて知りましたし、そうした仕事を獲得するためには「字幕だけではなく、吹替やボイスオーバーも勉強したほうがいい」「ドキュメンタリーはドラマとは違うから、そのための知識やテクニックも必要だ」といったアドバイスも聞こえてきました。私は、どうしても仕事に繋げたいと思っていたので、可能性があるならチャレンジしてみようと、字幕の次に映像翻訳全般のクラスを受講することにしました。
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