【アメリア】Flavor of the Month 43 尾原美保さん
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Flavor of the Month
<第43回>  全4ページ


育児期間は子どもに合わせたスケジュールで臨機応変に仕事をする

坂田:現在、お子さんが2人いらっしゃるんですよね。

尾原:はい。結局、派遣の仕事は1年間ちょっと続けたのですが、その頃に上の子を妊娠しました。実用書の翻訳を受けていた頃に出産し、その後、ビジュアルブックの翻訳に移行しましたが、その頃に下の子を出産しました。

坂田:では、ここ数年は翻訳の仕事と子育ての両方をこなしていたのですね。

尾原:そうですね。翻訳のお仕事をするようになって5年少々経ちますが、上の子が4歳、下の子がもうすぐ2歳なので、ほぼ毎年、妊娠、出産、育児を繰り返していた感じです。出産の時にも締切をかかえていて、生まれる10日前くらいまで仕事をしていました。もちろん編集者の方にはちゃんと話してあって、締切にも余裕をいただいていました。

坂田:出産を無事に終えて、その後、お仕事と育児の両立はいかがですか。

尾原:上の子は5月生まれなのですが、保育園に入れるのが4月のタイミングなので、ほぼ1年間ずっと家で育児をしていました。その間、書籍の翻訳を2冊したのですが、たまたまよく寝る子だったので、子どもが起きているときに家事、寝ているときに翻訳と決めて、子どもの生活に合わせて動いていました。

坂田:例えば、どんな生活パターンですか?

尾原:子どもが午前中寝ないで起きているときは朝から夕食の準備をしていたり、反対に午前中よく寝ていると朝の片付けを後回しにして翻訳をしていたり、という具合です。結構うまくいっていましたよ。


坂田:そうですか。では、保育園に預けなくても仕事と育児を両立できたのでは?

尾原:でもうまくいっていたのは、実は夫の協力があってこそだったんです。朝、会社に行く前に洗濯や掃除を手伝ってくれたり、土日も私が仕事をするときは子どもの面倒を見てくれたり、家事を手伝ってくれたり。だから1年経った頃には夫が限界だったようです。それに1歳を過ぎると、そうそう寝てはくれないし……。それで、保育園に預けることにしました。

坂田:2人目のお子さんのときも同じようでしたか?

尾原:下の子は9月生まれだったので、半年後の4月から保育園に入ることができたのですが、まだ小さかったので1歳になるまでは午前中だけ預けていました。午前中、保育園で遊んでくると、午後はよく寝てくれたので、仕事をする時間も取れました。

坂田:子どもは突然病気になることもありますよね。

尾原:ありますね。急に熱を出したり、風邪をひいたり……。そんなときはベビーシッターさんにお願いしたこともありました。今は私の両親が近くに引っ越してきてくれたので、いざというときは手伝いに来てもらっています。最近は打ち合わせで家を空けることも多くなりましたが、その時も両親にあらかじめ“予約”を入れておいて、家に来てもらっています。

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