【アメリア】Flavor of the Month 15 木下真裕子さん
読み物
Flavor of the Month
<第15回>   全3ページ


苦心して作り上げた訳文を評価してもらえることが楽しくて・・・・・

坂田:ふたつの通信講座を終えられて、今はどうなさっているのですか?

木下:今はとにかくアメリアの"定例トライアル"が楽しいんです。フィクションでも、ノンフィクションでも、<出版>のトライアルには必ずチャレンジしています。あと、"翻訳お料理番"も必ず出していますし、夏の"トライアスロン"にも参加しています。自分が訳して、調べては書き直して、何度も読んでまた書き直して、すごく時間をかけて作り上げた訳文に対して評価していただけるので、結果を受け取るのが楽しみなんです。もう、一生、通信教育でもいいかなって。これだけで満足してもいいんじゃないかというぐらいはまってます(笑)。

坂田:ふたつの通信講座で、1年間みっちり基礎を勉強した結果受けた"定例トライアル"の結果はいかがでしたか?

木下:この間、初めてAをいただきました! 3回目のチャレンジの時でした。ビックリしてしまって……。娘たちにも「やったよー!」って報告しました。まだ5歳の下の娘も「ママよかったねぇ」って言ってくれました。だから1年以内にもう一度Aを取らないとと、今頑張っているところなんです。

坂田:1回目、2回目は手探りの状態で、3回目ぐらいになるとちょうど慣れてきたところだったんでしょうか。「これはいけるかな?」っていう手応えはありましたか?

木下:そうですねぇ、どうでしょうか。フィクション、ノンフィクションや、課題の内容によって、"手応え"はかなり違います。夏の"トライアスロン"の<出版>は物理系の内容だったので、何冊も本を読んで調べましたが、訳すところまではたどり着けませんでした。評価Aをいただいたのはノンフィクションで雑誌の記事だったと思うのですが、調べ物が比較的やりやすかったんです。納得いくまで調べることができたので、それが良かったのかもしれません。

坂田:どちらかというとフィクションが好きだということでしたが、まずはノンフィクションでの評価が良かったわけですね。


木下:ええ、確かにフィクションが好きではありますが、実を言うとあまり区分けはしていません。"トライアスロン"の時は、初めてチャレンジした字幕が、ずっと勉強してきた出版よりも成績がよかったんですよ。違う分野の翻訳であっても勉強したことはマイナスにはならないと思いますから、時間ができたら今度は映像の勉強もしてみたいです。翻訳をはじめたら、やりたいことがいっぱい出てきました。

坂田:最後に、木下さんの今後の計画や夢を教えてください。

木下:本当に夢ですけど、死ぬまでに一冊訳書を出せればいいなと思っています。さしあたって今年は、できるだけたくさん原書を読むつもりです。いずれはフェロー・アカデミーの通信講座『マスターコース』を受講したいのですが、それにはまだまだ読書量が足りないと自分で思うので、しばらくはトライアルに挑戦しながら、いっぱい原書を読んで、『マスターコース』に備えたいと思います。

坂田:今日はどうもありがとうございました。



 通信講座を十分に活用して翻訳力をつけてきた木下さん。「実は私、通信講座が大好きなんです」と最後にこんなことをおっしゃっていました。「根がケチなんです。だから、途中で挫折することはあり得ない。絶対に締切までに提出します(笑)」とのこと。このケチ(!?)な性格をうまく生かして、これからも通信講座で頑張ってください!

 さてさて、実は『ダレン・シャン』の講演会を受講した娘さんが、後日メールで感想を寄せてくれました。講演会の様子がよく伝わってくる感想文です。どうもありがとうございました!


今日の講演会は、翻訳を勉強していないわたしでも楽しめてよかったです。橋本さんが『ダレン・シャン』という本に出会うまで、とても苦労をしたということを知りました。著者のダレン・シャンさんが話の先を教えてくれないということにはびっくりしました。でもダレンさんはすごく速く物語を書いているので、きっと頭の中には20巻までのストーリーができ上がっているんだと思いました。『ダレン・シャン』シリーズ20巻までの間には、今までダレンを支えてくれていた人たちがいなくなっているかもしれません。この物語は予想どおりには進まないので、主人公のダレンですら生きていけるかどうかわかりません。こう思うと、早く20巻まで読みたくてたまりません。わたしはアイルランドに生まれたほうがよかったかもしれません。『ダレン・シャン』の翻訳をするとき、橋本さんは、「ダレンが日本語で書くとしたら、こう書く、と思って訳しています」と言っていました。だから、原本には書いていないことが書いてあるのかもしれません。でもそのおかげで、日本の『ダレン・シャン』はおもしろいのですから、いいと思います。わたしは日本語しか読めないので、日本の『ダレン・シャン』しか読んでいませんが、勉強していろいろな国の『ダレン・シャン』も読みたいです。これから20巻まで、すべて日本で発売してほしいです。今回は、『ダレン・シャン』のことがいろいろわかってよかったです。
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